仁尾(にお)海岸緑地
仁尾町の南西部海岸にあった巨大な塩田が昭和47年に廃止、跡地は堤防沿いの緑地公園に姿を変えた。海の青さや広い空はもちろん、防風林も高潮対策の階段状護岸も、ゆったりと人々を迎え入れる空気を醸し出す。太陽が夕陽に変わる頃、波の音までがBGMに聞こえ、自分までもがこの夕景の一部であるような快い錯覚に陥っていた。

父母ケ浜(ちちぶがはま)海岸
 この名には由来がある。昔、いなくなった子供を捜していた夫婦が峠で賊に襲われた。その時、身代わりに首を落とされたのは捜していた子供であったが、地蔵になっていたという。その地蔵は今も父母ケ峠に祀られており、その地蔵に見守られているかのように西側の麓の父母ケ浜では無心に戯れる親子の姿が……。ここから見る夕陽までが微笑ましく、その柔らかな輝きはほのぼのとした安心感を与えてくれる。





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