真玉(またま)海岸
仏教遺跡の宝庫といわれる国東(くにさき)半島の一角にあって、有名な寺や札所が数多く残る真玉町。キャッチフレーズにあるように、温泉を楽しむ施設も町の随所にある。町の西は周防灘に面し、遠浅海岸と岩礁断崖の多いリアス式海岸を形成する海岸線である。
その中で老松に囲まれた真玉海岸は、海水浴客や潮干狩りで賑わうところ。空の色が海の色になるという言葉を実感できる海原、そして荒々しい景観美。断崖の先端に建てられた朱塗りの粟島神社というバラエティーに富んだ風景の真玉海岸から見る夕景は、たいへん個性的。夕陽が干潟を染めると、金色と黒のストライプ模様が生まれるのである。まさに絵に描いたような美しさに魅了され、自然の不思議な力に感動!
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