鳥取砂丘
東西16km、南北2kmの鳥取砂丘は国立公園で、最高92mにも及ぶその起伏量は日本最大。目の前に広がる砂丘は四季により表情を変える。なかでも風がその時々によって造るさざ波のような『風紋(ふうもん)』をはじめ『砂簾(されん)』『すりばち』など、時の経過とともに変化する『動く作品』が訪れる人を迎える。
この作品越しに見る夕陽は外国のよう。砂の色をキラキラ光らせながら、夕陽がだんだんと砂山の向こうへ帰っていくと、やがて星が空を飾る……鳥取砂丘ならではの光景。
砂丘の西端は、『いなばの白兎(しろうさぎ)』で知られる神話の地、白兎(はくと)海岸。天然記念物のハマナスが自生する、この海岸から見る日本海の夕陽も雄大だ。
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