夕日と風が見えるん台 御前崎町のシンボル、御前埼(おまえざき)灯台。御前崎遠州灘(えんしゅうなだ)県立自然公園に指定された灯台周辺は、「海と台地の調和」をテーマにした公園で、ケープパークと呼ばれている。灯台と海岸を結ぶ灯台遊歩道には、実際をその名で表現した『地球が丸く見えるん台』という展望台もある。 そこから徒歩で約10分、展望台「夕日と風が見えるん台」に着く。県立自然公園指定を記念して建てられた『潮騒(しおさい)の像』、海に向かって右手をさしのべ左手に鳥が止まっている女性像が、清々しく目に映る。この女性像の右手を目指すかのように近づいてくる夕陽。優しく、しかも人恋しくなるような夕暮れの情景だ。