三重県南部の南紀州の中央に位置する尾鷲市、その南東は太平洋に面し、背後の三方は山地という地勢。そのため気候は年間を通じて温暖多雨だが、雨天が多いというわけではない。雨粒が大きく、一度に激しく大量に降るからで、年間日照時間は東京と大差はない。当然、朝日も立派に見える。

「尾鷲よいとこ 朝日を受けて 浦で五丈の網を曳く」と民謡尾鷲節に歌われているように、沖合の佐波留(さばる)島と桃頭島(とがしま)の間に昇る朝日は尾鷲の自慢の一つである。また、「魚付け林」の役割を担ってきた原生林のある九木崎(くきざき)はブリ定置網の張られている所。早朝、漁に出る船を導くように昇る朝日は大漁を祈っているよう。尾鷲から見る朝日はより強いエネルギーを感じるのはなぜだろう。私達に元気印光線を放射しているからだろうか。

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