美術の秋、京阪神で3つの記念展
2025年11月1日号
白鳥正夫
深まる秋は美術鑑賞にとっても好シーズンです。京阪神で開催中の3つの記念展を取り上げます。大阪・関西万博が閉幕したばかりですが、ちょうど100年前の1925年、フランス・パリでは、芸術史上極めて重要な「現代装飾美術・産業美術国際博覧会」、通称アール・デコ博が開催されました。この博覧会開催から100周年を記念して、「新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展」が大阪中之島美術館で新年1月4日まで開催されています。京都の福田美術館と嵯峨嵐山文華館では、上村松園(1875–1949)の生誕 150 周年を記念して、福田美術館の「上村松園と美人画の軌跡」を、嵯峨嵐山文華館の「浮世絵と美人画 の軌跡」を、ともに新年1月18日まで開催。さらに西宮市大谷記念美術館では、西宮市100周年を記念して「めでたい松展 祝いましょう。松の絵さまざま」を11月30日まで開いています。
大阪中之島美術館の「新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展」
BMW社のクラシックカーやジュエリーの展示
今回の記念展では、女性が描かれたフランスを中心とするヨーロッパのグラフィックデザイン作品と共に、女性と関わりの深いジュエリー、香水瓶、ドレス、車など、100年前のこの時代を象徴する数々の貴重な作品や資料を展示しています。

「新時代のヴィーナス!アール・デコ100年展」
メインビジュアル.j
|
見どころの第一は、ブシュロンのアーカイブジュエリーを、第二にBMW社のクラシックカーを展示しています。第三は100年前のアール・デコ博会場に建っていた噴⽔塔の⼀部、ルネ・ラリックの彫像《泉の精、ガラテ》を展⽰、第四に当時の新しい女性像を示すポスター約100点が一挙に出品されています。
展示は6章で構成されています。各章の内容と主な展示品を、プレスリリースを参考に取り上げます。
第1章は「アール・デコ博とアール・デコ・スタイル」。幾何学的な形態を組み合わせたアール・デコ時代の装飾・デザインは、この時代以降の機械時代のデザインを予見すると共に、メキシコやアフリカなど非ヨーロッパ圏の装飾文様も取り入れた国際的な影響がみられるものでした。ここでは1925年パリのアール・デコ博覧会関連作品や資料、ジュエリー等からアール・デコ様式の多面性を紐解いています。
ブシュロンの《アール・デコ ブローチ》(1927年)や、ジョルジュ・バルビエの《クロチルド・サカロフとアレクサンドル・サカロフ》(1921年、サントリーポスターコレクション[大阪中之島美術館寄託])、ルネ・ラリックの香水瓶《ヴェール・ル・ジュール(夜明け前に)》ウォルト社(1926年、箱根ラリック美術館)が展示されています。

ルネ・ラリック 香水瓶
《ヴェール・ル・ジュール(夜明け前に)》
ウォルト社(1926年、箱根ラリック美術館)
|
第2章は「スピードの時代と女性」で、自動車、飛行機、鉄道、船舶など、新しい時代の交通手段は、遠く離れた場所同士を結びつけました。また、電話やラジオなど通信手段の発達も情報を遠くにいち早く伝える手段として普及していきます。こうした時代に女性は、自動車に乗り、飛行機で旅行する新たな時代の担い手となり、宣伝広告には最先端の女性像がレイアウトされました。当時のグラフィックデザインをBMW社クラシックカーとともに出品されています。
ヒストリックカー BMW 315/1 《ロードスター》(1935年、堺市・堺市ヒストリックカー・コレクション)に加え、《ハロー!いつブリドリントンにくるの》(1930年、サントリーポスターコレクション[ [大阪中之島美術館寄託])も。

ヒストリックカー
BMW 315/1 《ロードスター》
(1935年、堺市・堺市ヒストリックカー・コレクション)の
展示風景
|
第3章は「ヴィーナスたちのファッション」。アール・デコ時代の女性のファッションはそれまでと大きく変わりました。アール・ヌーヴォーの女性のスカート丈は長く、ヘアスタイルも長髪であるのに対して、アール・デコ時代のスカート丈は短く、髪もショートヘアが流行します。ここでは、同時代のグラフィックデザイン、ドレス、ジュエリー、香水瓶等を展示し、アール・デコ時代の理想的な女性像“ヴィーナス”たちの特徴が紹介されています。
カール・モース の《フィルンのアイスクリーム》(1922年)、ユップ・ヴィールツ の《ヴォーグ、今年の冬の香水はこれだ》(1925年、ともにサントリーポスターコレクション[大阪中之島美術館寄託])などです。

カール・モース 《フィルンのアイスクリーム》
(1922年、サントリーポスターコレクション
[大阪中之島美術館寄託])
|

ユップ・ヴィールツ
《ヴォーグ、今年の冬の香水はこれだ》
(1925年、サントリーポスターコレクション
[大阪中之島美術館寄託])
|
第4章は「ヴィーナスたちの仕事とレジャー」で、アール・デコの時代、女性は新たな仕事の担い手として社会進出を果たすようになります。同時に経済的な自立を果たした女性たちは、新たなレジャー、ゴルフ、スキー、海水浴、乗馬、テニス、スケートなどを楽しむ主役となりました。この時代に登場したレジャーとレジャーを楽しむファッショナブルなアール・デコのヴィーナスたちの姿を、主にグラフィックデザインによって検証しています。
この章では、マリー・ローランサン の《パリの夜会》(1924年)や、ロジェ・ブロデール の《温泉地ヴィシー、スポーツ、旅行、劇場(PLM鉄道)》(1928年、いずれもサントリーポスターコレクション[大阪中之島美術館寄託])などが並んでいます。

ロジェ・ブロデール
《温泉地ヴィシー、スポーツ、旅行、劇場(PLM鉄道)》
(1928年、サントリーポスターコレクション
[大阪中之島美術館寄託])
|
第5章は「最高のヴィーナス、それは私」。アール・デコの時代、モンマルトルのカフェ・コンセール、ムーラン・ルージュの人気女優はミスタンゲットでした。長いまつげと大きな目が特徴で、瞳を上下に動かしながらダンスを踊り高らかに歌う彼女は、この時代のスーパースター。ここでは、ミスタンゲットをモデルにした大型グラフィック作品を展示し、大人気女優の姿、さらに同時代の他の人気女優の姿も合わせて見ることができます。
G・K・ベンダの《ミスタンゲット》(1930年)や、シャルル・ジェスマール の《ミスタンゲット》(1928年、ともにサントリーポスターコレクション[大阪中之島美術館寄託])などです。
最後の第6章は「ヴィーナスたちの憧れ!ジュエリーと摩天楼」です。パリのアール・デコ博覧会にアメリカは参加しませんでしたが、アメリカで同時代に建設された摩天楼(スカイスクレーパー)は、アール・デコ様式を体現するものでした。幾何学的・直線的でありながら様々な装飾的源泉をも感じさせるその建築様式は、同時代のジュエリーのデザインと様式的に近しいことが指摘されています。ここでは、同時代のジュエリーとアメリカの摩天楼の写真や映像を合わせて展示し、国境やジャンルを超えたアール・デコ様式の拡がりが鑑賞できます。
福田美術館の「上村松園と美人画の軌跡」
松園と清方、東西で競い合った美人画の系譜
上村松園生誕150年を記念して、館蔵品から、松園をはじめとする作家たちの美しく麗しい美人画コレクションの数々を展示し、松園が生み出した、近代の美人画というジャンルがたどってきた軌跡を振り返っています。
第1章は「美人画の軌跡と上村松園たち」です。群像の中の一人としてではなく、美しく装った女性のすがたを独立した主題として描き、楽しむという形式は、江戸時代初期に始まりました。日本の「美人画」の誕生です。まず寛文年間(1661~1673年)に描かれるようになった「寛文美人図」から、その流れを引き継いで浮世絵師たちが描く肉筆浮世絵の数々が展示されています。
近世までの「絵師」が基本的に依頼者の意向を受けて描いていたのに対し、近代に入ると、画家は公募展に出品するため、自ら描きたい題材に全力を注ぎ、技術を磨くようになりました。展覧会に出品した作品が一貫して美人画であった上村松園(1875~1949)は、最も典型的な近代の画家だと言えます。彼女は江戸時代以来の美人画の蓄積を自身の芸術の土壌とし、たゆみない努力でその可能性と理想の美を生涯かけて追い求めました。
松園作品に続き、彼女の活躍に惹かれて同じ道に進んだ女性画家たち――池田蕉園(1886~1917)はじめ、島成園(1892~1970)、伊藤小坡(1877~1968)らの作品も一堂に展示し、その華やかで麗しい芸術世界へ誘います。
第2章は「軌跡は続く―東京と京都で」。上村松園が京都で活躍していた同じ時期、東京でも鏑木清方(1878~1972)は、江戸の浮世絵の流れを汲み、東京の粋や艶から生まれる美を追求していました。清方は優れた画家であると同時に、秀でた師匠でもありました。彼の画塾には、伊東深水(1898~1972)、大林千萬樹(1887~1959)、門井掬水(1886~1976)など、実に多彩な面々が集いました。清方の指導のもと、それぞれが自らの芸術を開花させています。
大正時代には、同世代の京都の画家、甲斐荘楠音(1894~1978)や岡本神草(1894~1933)たちも自分だけの表現を模索していました。その中には清楚な美人画を描きながら、晩年には「霊彩」に挑み、大胆な抽象化を試みた谷角日沙春(1893~1971)も含まれており、多様性に富む美人画の世界が広がっていきます。
第3章は「軌跡に連なる画家たち」で、「美人をどう描くか?」という問いに挑んだのは、日本画家だけではありません。洋画の世界でも、多くの画家たちがこのテーマに真摯に向き合いました。パノラマギャラリーには、そうした彼らの作品が一堂に会しています。村娘の素朴な姿や、成熟した女性の美しい肢体、洋服をまとった女性など、岸田劉生(1891~1929)、岡田三郎助(1869~1939)、小磯良平(1903~1988)、東郷青児(1897~1978)ら明治・大正・昭和を代表する洋画家たちも競演しています。
嵯峨嵐山文華館の「浮世絵と美人画 の軌跡」
肉筆浮世絵や京都の風俗画にも焦点当てる
前記展とコンセプトの異なる美人画展です。近代美人画を完成に導いた上村松園と鏑木清方(1878-1972)。京都と東京、それぞれの地で異なる美意識を追求し、美人画の発展を支えました。第二会場では、江戸の出版文化への注目が高まる中、福田コレクションの肉筆浮世絵や京都の風俗画、そして近代美人画を展示。歌舞音曲など江戸文化の魅力を、「心浮き立つ」浮世の世界とともに紹介しています。
第1章は「べらぼうな浮世に美人咲き誇る」では、浮世絵や出版に注目が集まっている近年、福田コレクション所蔵の肉筆浮世絵を一挙に公開しています。江戸時代特有の、民衆が娯楽を追求し、その浮き浮きとした気分を共有しようとする感覚の中で生まれてきたのが浮世絵です。版画が有名ですが、より高級で特別な注文品であった肉筆の浮世絵は数が少ないだけに貴重なものでした。
第2章は「浮世の美人 技芸乃夢姿」です。浮世絵のテーマは様々ですが、肉筆も版画も売れなければいけません。絵師だけでなく、版元も彫師も摺師も食べていけなくなってしまうからです。それを前提として選ばれた「売れ筋」のテーマはなんといっても芝居絵。歌舞伎や浄瑠璃など芝居の物語の名場面を描いた浮世絵は稼ぎ頭でした。
もう一つの売れ筋は、吉原をはじめとする郭の花魁たち。容易には会うことが出来ない彼女たちも浮世絵の好題材でした。そして、彼女たちが得意とした芸事も注目されて、三味線を爪弾いたり、舞い踊ったり……巧みな芸の姿を浮世絵に取り込むことも積極的に行われていました。その流れを引き継いで描かれた近代の日本画には、物語のヒロインや遊女や芸舞妓、日本舞踊をテーマにしたものが数多くあります。ここではそれぞれを分野ごとに展示して、その魅力に迫ります。
西宮市大谷記念美術館の「めでたい松展 祝いましょう。松の絵さまざま」
繁栄や長寿を祝う吉祥として題材に
「松」は雪中にも青々として徳を示すとともに、めでたい画題として、親しまれてきました。本展では市制100周年をともに祝い、様々な「松」が描かれた江戸時代の作品を展示しています。
松は日本に自生しており、古くから親しまれてきた樹木です。しかし、造形や文芸の題材として取り上げられるにあたっては、中国の大きな影響を受けています。中国では紀元前16世紀以前の夏王朝の時代から、松に特別な意味を持たせており、春秋時代(前8世紀〜前5世紀)に生きた孔子は『論語』の中で、厳しい寒さに耐える松を、逆境に屈することのない喩(たと)えとしています。唐時代(7世紀〜10世紀)には松そのものが絵画の主題となり、繁栄や長寿を祝う吉祥としても造形されるようになりました。
このような意味を持つ松が奈良時代、平安時代の日本に伝わり、絵画や文様に取り入れられることになります。北宋時代(10世紀〜12世紀)に水墨山水画が盛んになると、日本でも松に様々な精神性を託す文人画が描かれるようになります。中国の影響を色濃く受けた松が描かれる一方で、松に対する日本独自の信仰や物語に由来する造形も生み出され、発展していきます。室町時代から江戸時代にかけてつくられた、さまざまな松の絵画と工芸品を鑑賞できます。
主な展示品に、酒井抱一の《円相に寿老図》、尾形乾山の《松燕子花図》、森徹山の《松図》、中村芳中の《高砂図》(いずれも個人蔵)などが出品されています。
 |
しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。 |
新刊
 |
「シルクロードを界遺産に」と、提唱したのは故平山郁夫さんだ。シルクロードの作品を数多く遺し、ユネスコ親善大使として文化財保存活動に邁進した。
社長業を投げ捨て僧侶になった小島康誉さんは、新疆ウイグル自治区の遺跡の修復や調査支援を30年も続けている。
シベリアに抑留された体験を持つ加藤九祚さんは90歳を超えて、仏教遺跡の発掘ロマンを持続する。
玄奘の意志に導かれアフガン往還半世紀になる前田耕作さんは、悲劇のバーミヤンの再生に情熱を燃やす。 |
シルクロードの現代日本人列伝
―彼らはなぜ、文化財保護に懸けるのか?
世界文化遺産登録記念出版
発売日:2014年10月25日
定価:1,620円(税込)
発行:三五館 |
|
|
「反戦」と「老い」と「性」を描いた新藤監督への鎮魂のオマージュ
第一章 戦争を許さず人間愛の映画魂
第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい
人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。 |
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」
発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館 |
|
|
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開
新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ-ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する |
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱
発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院 |
|
|
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり
「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。 |
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語
発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館 |
|
|
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
広がる「共生」の輪
私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。 |
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館 |
|
|
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。 |
|
|
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より) |
|
|
|
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。 |
|
|
|
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。 |
|
|
|
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。 |
|
|
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。 |
|
| |
|
◆本の購入に関するお問い合わせ先
三五館(03-3226-0035) http://www.sangokan.com/
東方出版(06-6257-3921)http://www.tohoshuppan.co.jp/
「ぶんかなびで知った」といえば送料無料に!! |