春3月、京都・奈良・神戸の展覧会4題

2024年3月1日号

白鳥正夫

春3月、この時期ならではの展覧会が催されています。京都国立博物館の特集展示「雛まつりと人形―古今雛の東西―」(~3月24日)と、奈良国立博物館の特別陳列「お水取り」(~3月17日)です。京都の嵯峨嵐山文華館ではNHK大河ドラマ「光る君へ」の主人公、紫式部にちなんだ企画展「よきかな源氏物語」(~4月7日)が、新装の神戸市立博物館では企画展「コレクション大航海 蝦夷(えぞ)発→異国(いこく)経由→兵庫(ひょうご)行」(~3月17日)が開かれています。いずれも開催地ゆかりの行事や歴史を見直す企画展でもあります。

京都国立博物館の特集展示「雛まつりと人形―古今雛の東西―」
豪華な御殿飾り雛など雛人形の変遷

毎年3月3日の「ひな祭り」に雛人形を飾り女子の成長を祈る風習は、江戸時代に始まりました。「ひな祭り」は五節句の一つで別名「桃の節句」と呼ばれ、雛人形とともに桃の花を飾りました。桃には魔除けや邪気払いの力があると伝えられ、無病息災を願う由来もあります。

この日は本来、日常生活で生じた穢れを人形(ひとがた)に移して祓う禊を行う日でしたが、この人形がやがて子どもの人形遊びと結びつき、座敷に飾る雛人形へ発展したと考えられています。

今回の展覧会では、豪華な御殿飾り雛へと至る雛人形の変遷を紹介しています。さらに今年は、「古今雛」の大成者として知られる江戸の人形師・二代原舟月(はらしゅうげつ)作の古今雛飾り一式を特別に展示。京都国立博物館所蔵の京風古今雛とともに、江戸と上方、それぞれの特徴を見比べることが出来ます。


《古今雛飾り 二代原舟月作》
(江戸時代・19世紀)


古今雛とは、安永年間(1772~81)に江戸十軒店の人形師・初代原舟月が創始し、二代原舟月が完成させた江戸生まれの雛人形です。その特徴は、瞳に玉眼を入れた写実的な表情と、女雛の袖口から単(ひとえ)を大きく見せ豪華な天冠を添えるなどの華麗な仕立てにあるとされています。


《古今雛飾り 二代原舟月作のうち女雛》
(江戸時代・19世紀)


江戸での流行を受け、京都を中心とする上方においても古今雛を参照した品が制作されたと考えられていますが、上方では瞳にガラスを入れる玉眼ではなく、筆で描く描き目が主流で、江戸の古今雛の特色は必ずしも反映されていません。同館がこれまで古今雛として展示してきた雛人形も多くは描き目であることから、近年は「京風古今雛」として展示しています。


《京風古今雛》
(江戸時代・19世紀、京都国立博物館蔵)



《京風古今雛のうち女雛》
(江戸時代・19世紀、京都国立博物館蔵)


主な展示品は、近年新たに発見された二代原舟月作とみなされている《古今雛飾り 二代原舟月作》(江戸時代・19世紀)や、《京風古今雛》(江戸時代・19世紀、京都国立博物館蔵)に加え、《御所人形 水引手》(江戸時代・18~19世紀、京都国立博物館蔵)などで、展示数は約50件です。


豪華な御殿飾りの展示


奈良国立博物館の特別陳列「お水取り」
《二月堂縁起 上巻》など重文19件含む65件

お水取りは東大寺二月堂で行われる仏教法会で、正しくは修二会(しゅにえ)と言われ、春を告げる風物詩です。3月1日から14日間にわたる本行では、心身を清めた僧(練行衆)が本尊の十一面観音の前で宝号を唱え、荒行によって罪過を懺悔し、天下安穏などを祈願します。

天平勝宝4年(752年)に東大寺の実忠和尚(じっちゅうかしょう)が初めて執行して以来、平氏による南都炎上、戦国時代の争乱、先の大戦における空襲の危機など、数々の困難を乗り越え、「不退の行法」として、一度も絶えることなく1272年にわたって実施されてきました。まさに我が国を代表する生きた文化遺産といえます。

この年中行事に連動する奈良国立博物館の特別陳列「お水取り」には、実際に法会で用いられた法具や、歴史と伝統を伝える絵画、古文書、出土品などが出陳されています。今年は《二月堂本尊光背 頭光》(奈良時代、8世紀)や《十一面観音像》(鎌倉時代、13世紀、いずれも東大寺蔵)など、重要文化財19件を含む65件が出陳展示されています。

主な出陳品の中で、《二月堂縁起 上巻》(室町時代・天文14年 1545年、東大寺蔵)は、修二会の創始や二月堂観音の利益にかかわる説話を表した絵巻です。図版は本尊に供える香水(こうずい)が湧き出た場面です。画面下の岩から白黒2羽の鵜(う)が飛び出し、そこから香水が湧き出しました。現在の閼伽井屋(あかいや)はその場所で、この香水を汲むことから修二会は「お水取り」とも呼ばれています。


《二月堂縁起 上巻》
(室町時代・天文14年 1545年、東大寺蔵)


また《二月堂曼荼羅》(室町時代・16世紀、東大寺蔵)は、修二会の本尊である十一面観音(小観音)が、雲に乗って二月堂の上空に現れています。右下の閼伽井屋付近には黒・白二羽の鵜が描かれ、鵜に続いて香水が湧き出たというお水取りの由来にかかわる説話を表しています。説話では、二月堂の本尊は閼伽器の上に乗って海の彼方から現れたとされますが、この絵では雲に乗って現れる「来迎(らいごう)」の姿で表されるのが印象的です。


《二月堂曼荼羅》
(室町時代・16世紀、東大寺蔵)


このほか、重要文化財の《香水杓》2枝(鎌倉時代・建長5年 1253年と建長7年1255年、東大寺蔵)は、二月堂本尊に香水を供えた後、堂内の参詣者に水を分ける際に柄杓(ひしゃく)として用いたもので、注口のついた形はお水取り独特のものです。壺の側面に線刻銘があり、制作年代と施入者が分ります。


重要文化財《香水杓》2枝
(鎌倉時代・建長5年 1253年と建長7年 1255年、東大寺蔵)


嵯峨嵐山文華館の企画展「よきかな源氏物語」
鎌倉時代から昭和にかけて描かれた作品33点

嵯峨嵐山は、平安時代中期に成立した最古の長編小説『源氏物語』にゆかりが深い日本有数の観光地です。同館の周辺には、主人公・光源氏の側室である明石の御方と、二人の間に生まれた明石の姫君が居住したとされています。また徒歩圏内には、光源氏のモデルになったとされる源融(みなもとのとおる)の山荘跡「清凉寺」や、光源氏がお忍びで六条御息所を訪ねた「野宮神社」、光源氏が建てた御堂の北側にあったという「大覚寺」などが存在しています。

展覧会では前期(~3月4日)と後期(3月6日~)の会期中に、千年の時を超え、今もなお愛され続ける『源氏物語』を題材にした鎌倉時代から昭和にかけて描かれた33点の作品を、各場面の解説とともに紹介しています。

展示は2章で構成され、第1章が「雅な世界へようこそ」です。10 世紀後半、藤原為時の末娘として生まれた紫式部は、幼い頃から文学の才能を発揮し、当時の女性としては異例だった学問に励み、儒教、歴史、漢詩など、様々な書物を読破しました。さらに歌人の家柄で歌の才能に恵まれていただけでなく、琴や琵琶の演奏などにも長けていたといいます。

しかし紫式部は結婚後に子宝に恵まれましたが、わずか 3 年で夫と死別します。その後、太政大臣だった藤原道長の娘・中宮彰子のもとで宮仕えながら『源氏物語』を執筆します。『源氏物語』には、70年にわたる光源氏と取り巻く人々の出来事が描かれ、和歌795首を詠み込む典型的な王朝物語とされます。

この章では、まず紫式部を描いた中村大三郎の《紫式部》(20世紀、京都市学校歴史博物館蔵、通期)が目に留まります。『源氏物語』の写本を比較・校訂した藤原定家の作品、直筆による百人一首の歌《小倉色紙 朝ほらけ》(13世紀、福田美術館蔵、後期)などの作品を展示しています。江戸時代初期に狩野山楽が描いた晩年の秀作《源氏物語押絵貼屏風》(16~17世紀、福田美術館蔵、前期)は、光源氏の半生が12の場面で描かれ圧巻です。


中村大三郎《紫式部》
(20世紀、京都市学校歴史博物館蔵、通期)



藤原定家《小倉色紙 朝ほらけ》
(13世紀、福田美術館蔵、後期)



狩野山楽《源氏物語押絵貼屏風》
(16~17世紀、福田美術館蔵、前期)


第2章では「よきかな、源氏物語」。『源氏物語』の様々な場面をモチーフにした日本画を解説付きで紹介しています。

中でも江戸中期の狩野派の画家・山本素軒の《源氏物語図屏風》(17~18世紀、福田美術館蔵、通期)は、主人公・光源氏が側室だった明石の方との間に生まれた姫君に会いにきた様子が描かれています。明石の方と姫君は嵯峨嵐山文華館の周辺に居住したとされています。


山本素軒《源氏物語図屏風》
(17~18世紀、福田美術館蔵、通期)


このほか、神坂雪佳の《舟遊祭之図》(19~20世紀、福田美術館蔵、通期)や、土佐光信の《源氏物語絵合巻図》(16~17世紀、個人蔵、通期)、歌川広重の《美人と猫図》(1856年、福田美術館蔵、後期)なども出品されます。

 

神戸市立博物館の企画展「コレクション大航海 蝦夷発→異国経由→兵庫行」
古地図、美術、考古・歴史の分野ごとに展示

昨年9月からの改修工事を終え、再開の展覧会は港町KOBEから航海の旅へ誘う内容です。海の向こうにある国や文化、海を越えて行き来する人や物。島国である日本において、海は人や文化がつながり、まじわる場所です。この企画展では、古地図、美術、考古・歴史の分野ごとに「海」を共通テーマとしたコレクション展示の特別仕立てです。

展示品は総数112件もあり、学芸員による展示解説(毎週土曜日11時~11時30分)を聞き、鑑賞してはいかがでしょう。展示は、分野ごとに三つのコーナーに分かれています。

古地図分野からは、長い間その全貌が謎に包まれていた「蝦夷地へのまなざし」です。大航海時代以降、多くの探検家の航海により、世界の全貌が明らかになりますが、ヨーロッパから遠く離れ、寒さの厳しい日本北辺は未知の土地だったのです。多くの謎に包まれ、変形していた古地図が現在の様な形で知られるようになったのは、19世紀になってからのことです。

蝦夷地の古地図を多数展示し、大航海時代以降、世界各地の探検家が挑んだ日本北辺測量の軌跡を辿っています。伊能忠敬の「伊能小図 北海道」(文政4年 1821年頃、南波松太郎コレクション)などが注目です。


伊能忠敬「伊能小図 北海道」
(文政4年 1821年頃、
神戸市立博物館蔵[南波松太郎コレクション])


美術分野では、「江戸時代の異国趣味」を取り上げています。江戸時代、外国からやってくる人、流入するモノや伝聞は限られていました。しかし、その情報の少なさゆえに、まだ見ぬ「異国」へのイマジネーションは膨らみ、憧れの地として人々の好奇心を大いにかき立てたのです。当時の人々の異国趣味が反映された絵画や工芸品が展示されています。

谷文晁の「ファン・ロイエン筆花鳥図摸写」(江戸時代・19世紀前期、池長孟コレクション)は、徳川吉宗の命により船で運ばれてきた油彩画を、石川大浪・孟高が模写し、さらにそれを谷文晁が模写したもので、西洋画を日本画の技法で写し描いた作品です。


谷文晁「ファン・ロイエン筆花鳥図摸写」
(江戸時代・19世紀前期、
神戸市立博物館蔵[池長孟コレクション])


そして考古・歴史分野からは、「読みなおす、兵庫津」です。神戸市兵庫区に位置した兵庫津は、港湾都市神戸の歴史を語るうえで重要なトピックです。奈良時代に整備された大輪田泊に始まり、平安時代末には平清盛による日宋貿易、室町時代には日明貿易の拠点として隆盛。さらに江戸時代には海道と街道の交差点として栄えました。平成16年(2004)の特別展「よみがえる兵庫津」以後に収集された資料も取り上げながら、兵庫津の歴史を見直しています。若林秀岳の「(神戸港及兵庫津旧図)」部分『神戸覧古』(明治29年 1896年5月)など多数の資料や作品が展示されています。


若林秀岳「(神戸港及兵庫津旧図)」部分『神戸覧古』
(明治29年 1896年5月、神戸市立博物館蔵)


 

この展覧会招待券を5組10枚プレゼント。希望者は、mahaktyo.s@gmail.com へ。



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

新刊
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発売日:2013年5月29日
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第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ-ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

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