饗宴!「恐竜博2023」と「化石ハンター」展

2023年9月1日号

白鳥正夫

暑い夏休み、海や山へ出かけた子どもたちも多いことでしょう。9月から学校の授業も始まりますが、親子で楽しめる展覧会が開催中ですので、見逃している方にお勧めです。世界初公開のティラノサウルス「タイソン」の全身骨格が展示されている特別展「恐竜博2023」が大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)で開かれています。こちらも世界初公開というチベットケサイの全身骨格復元標本などが展示のロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年記念特別展「化石ハンター~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」が大阪南港ATC Galleryで、ともに9月24日まで開催されています。

大阪市立自然史博物館 ネイチャーホールの特別展「恐竜博2023」
全長11メートルを超すティラノサウルスや
鎧竜屈指の完全度を誇るズールの全身実物化石

“究極”の防御のために胴体に板状・トゲ状の突起や鎧を進化させた装盾(そうじゅん)類(剣竜類・鎧竜類)など植物食恐竜たちに対抗するなかで、身体を大型化したり歯や爪を進化させたりしたティラノサウルス類やメガラプトル類などの肉食恐竜。本展では、「攻・守」をキーワードに、両者を対比しながら恐竜たちの進化を読み解いています。今春の国立科学博物館に続いての巡回展です。

まず「タイソン」と名付けられたティラノサウルス・レックスは、米モンタナ州で2018年に発見されました。全長11.2メートルもあり、全身約300もある骨のうち、半分以上の177個が実物化石で発見されました。その個体の全身骨格が世界で初公開されています。上腕骨には、背後からかまれたと思われる痕跡も生々しく、叉骨(さこつ)は、ブーメランのように左右がつながっています。


ティラノサウルス「タイソン」全身骨格
(C)Tyson T.rex,2023


見どころから。第一に「攻・守」が恐竜を進化させていることです。「守り」を代表する恐竜は、装盾類の鎧竜、ズール・クルリヴァスタトルです。推定全長は6メートルで、肉食恐竜から身を守る備えに注目です。トゲトゲした骨質のウロコで身を被い、尻尾に強力な棍棒(こんぼう)を持っています。種小名の「クルリ」はラテン語で脛、「ヴァスタトル」は破壊者を意味しています。


ズール・クルリヴァスタトルの復元画
(C)Royal Ontario Museum



ズール・クルリヴァスタトルの胴体部分(実物化石)
(C)Royal Ontario Museum Royal Ontario Museum
photographed by Paul Eekhoff


「攻め」の代表は、ティラノサウルスの仲間のゴルゴサウルス。植物食恐竜を捕食する肉食恐竜で約7600万年前に生存していました。ゴルゴサウルスのすねには、ズールの棍棒によって反撃されたと考えられる傷も見受けられます。会場には、ズールとゴルゴサウルスが対峙した全身復元骨格も展示されています。


ズール(左)とゴルゴサウルス(右)の
対峙シーンを再現した全身復元骨格
(東京会場 撮影:山本倫子)


ティラノサウルス類を北半球の「攻め」の王者とするならば、南半球の王者は、メガラプトル類がいた可能性が高くなっています。中でもマイプ・マクロソラックスは、本展監修者の真鍋真・国立科学博物館副館長らの調査隊によって、2020年にアルゼンチンで発掘され、2022年に新種として命名された肉食恐竜です。推定全長10メートルはメガラプトル類の中で最大級であり、白亜紀最末期の種だと考えられます。


マイプ・マクロソラックスの復元画
(画:Agustin Ozain)



マイプ・マクロソラックスの実物化石[一部複製を含む]
(東京会場 撮影:山本倫子)


第二の見どころとしては、ティラノサウルスやマイプのような大きな恐竜たちは、約6600万年の隕石衝突後の世界に生き残れませんでした。恐竜の一部である鳥類も、森林の減少によって多くが絶滅してしまいました。明暗を分けたほんの少しの違いなど、最新研究もパネルなどによって紹介しています。

展示は5つの章で構成されています。第1章は「装盾類の進化」です。肉食から植物食へ多様性を広げた恐竜たちの変化の様子を探っています。とりわけ、とげやプレートなどを進化させた装盾類に迫っています。

第2章は「恐竜ズールのすべて」で、日本初上陸となったズールの全身実物化石などを出品しています。ゴルゴサウルスと対峙したズールの全身復元骨格は迫力満点です。

第3章は「北半球における獣脚類の進化」。白亜紀最末期の北半球では、大型化したティラノサウルスが君臨していた。一方、第4章ではマイプ・マクロソラックスなどの「南半球における獣脚類の進化」を取り上げています。

最後の第5章「絶滅の最新研究」で、大型化した恐竜も隕石の衝突によって絶滅します。こうした生態系の変化を近未来の研究も含め展望しています。

なおズールなどを所蔵するロイヤル・オンタリオ博物館は、カナダのトロントに1914年に開館した、カナダ最大規模の博物館です。1955年まではトロント大学により運営され、現在は独立の機関として運営されています。


ロイヤル・オンタリオ博物館外観
(C)Royal Ontario Museum


博物館は、恐竜の化石、中近東の美術、アフリカ美術、東アジアの美術、ヨーロッパ史、カナダの歴史と文化、生物の種の多様性、考古学などの収集品で知られています。古生物学の野外調査は100年以上続けられ、世界的に重要な恐竜やそのたの化石コレクションを所蔵しています。

今回の展覧会を監修した真鍋真・国立科学博物館副館長は、「恐竜の研究は19世紀に始まったばかりの学問で、いまも日進月歩です。過去の研究が覆って、正反対になることはほとんどないですが、過去に発行の図鑑も、年代によって恐竜の描かれ方から全く違います。たとえばティラノサウルスなどの恐竜の表面は、昔は100パーセントうろこだと思われていましたが、1996年に最初の羽毛恐竜が見つかりました。恐竜が鳥に進化した過程は1970年代からわかっていましたが、鳥になってからではなく、恐竜の段階で羽毛があって、翼があったことがわかりました。色や模様についても、2010年ぐらいから、良い状態の化石から色の組織が化石化したものが見つかって判明するなど、いくつか大きな節目があります。恐竜博2023で、恐竜の見方がこれだけ変わったと再確認してほしい」と話しています。


ズールの展示の前で解説する監修者の
真鍋真・国立科学博物館副館長



大阪南港ATCギャラリーのロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年記念特別展「化石ハンター~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」

恐竜や史上最大の大型哺乳類などの標本資料
チベットケサイの全身骨格復元標本は世界初公開

アメリカ自然史博物館のロイ・チャップマン・アンドリュース(1884-1960)が、1922年に大規模な調査隊を編成してゴビ砂漠へ探検を開始してからちょうど100年になります。本展では、これを記念し、古生物学史上重要な、「中央アジア探検隊」の成果を展示しています。また、アンドリュースに大きな影響を与えた古生物学者たちの研究により明らかになった氷河時代における哺乳類の進化に関する「アウト・オブ・チベット」説を紹介しています。その説を導き出す証拠となったチベットケサイの全身骨格復元標本を世界初公開しています。同展は2022年夏、上野・国立科学博物館で開催し、大阪展終了後、名古屋市科学館に巡回予定です。


ロイ・チャップマン・アンドリュース
©American Museum of Natural
History – Research Library


タイトルの「化石ハンター」とは、探究心に富み、抜群の行動力で地層の中に眠っている化石を探し発掘・研究する挑戦者のことです。今回の展覧会の主役であるロイ・チャップマン・アンドリュースをはじめ、アンドリュースに続きゴビ砂漠で化石発掘を行った古生物学者たち、さらにはアンドリュースが発見しその後不明となっていた発掘地を再発見し、チベット高原における哺乳類の新たな進化史解明に挑む研究者らが取り上げられています。

1900年代~ 2000 年代の 100 年の間に、彼ら化石ハンターが「中央アジア」で発見した最新の研究成果について、恐竜や史上最大の大型哺乳類などの標本を含めた貴重な資料を交え、出品されています。

見どころの第一は、氷河時代の大型哺乳類の放散・進化を示す「アウト・オブ・チベット」説を、世界初公開となるチベットケサイの全身骨格復元標本と生体復元モデルの展示です。チベットケサイのほか、チベットユキヒョウ、プロトオービスなどの哺乳類が、北極圏よりも先に寒冷環境となったチベット高原で寒冷気候に適応し、氷河時代に各地に放散したとする「アウト・オブ・チベット」説を詳しく解説しています。


チベットケサイ 全身骨格復元標本
(国立科学博物館蔵)




チベットケサイ 生体復元モデル
(国立科学博物館蔵)


また第二に、化石ハンターの草分けであるロイ・チャップマン・アンドリュースがゴビ砂漠で発見した恐竜や哺乳類の研究成果を、標本や映像とともに詳しく分析しています。恐竜の卵や、史上最大の陸生哺乳類「パラケラテリウム」、史上最大の陸生肉食哺乳類「アンドリューサルクス」の貴重な標本などが目を引きます。

さらに第三の見どころとして、本展監修者の「研究者になろうと思ったきっかけ」などを紹介、次代の化石ハンターを目指す子どもたちに向けてのメッセージを発信しています。

6章構成で、第1章は「伝説の化石ハンター、誕生」。数々の貴重な化石を発掘し、後世の化石ハンターたちに多大な影響を及ぼしたアンドリュースは歴史に名を残すこととなります。アメリカ自然史博物館で剥製担当助手として働いていた若き日のアンドリュースや、恩師であるヘンリー・F・オズボーン氏との出会いなどを紹介。彼が、次第にゴビ砂漠へ着目し大規模な発掘調査に旅立つようになるまでを辿ります。

鯨類研究の専門家としてキャリアを積んだアンドリュースは、東アジアでの鯨類調査で、数カ月にわたり日本に滞在していたこともあるそうです。アンドリュースも研究したツチクジラの頭骨が展示されています。

第2章「アンドリュース、ゴビ砂漠を探検!」では、アンドリュースが率いた「中央アジア探検隊」(1922〜1930年にかけて計5回の探検調査)の成果を展示しています。「角のない」角竜類のプロトケラトプスや、アンドリュースが世界で初めて発見したとされる「恐竜の卵」、獣脚類のべロキラプトルなどです。

この章では、バクトロサウルスの全身骨格(福井県立恐竜博物館蔵)はじめ、プロトケラトプスの全身骨格(国立科学博物館蔵)、恐竜の卵(群馬県立自然史博物館蔵)なども出品されています。


バクトロサウルス 全身骨格
(福井県立恐竜博物館蔵)



プロトケラトプス 全身骨格
(国立科学博物館蔵)



恐竜の卵
(群馬県立自然史博物館蔵)


第3章は「アンドリュースに続け!世界の化石ハンター」。アンドリュースの探検からしばらくの時を経て、各国の調査隊が彼の後を追うようにゴビ砂漠へと向かい、現在に至るまで多くの化石ハンターがゴビ砂漠に乗り出します。

ここでは、アジア最大級の肉食恐竜タルボサウルスなど、各国の化石ハンターによる成果のほか、日本のモンゴル隊が発見したネメグトマイアも展示されます。さらに

タルボサウルスの全身骨格(国立科学博物館蔵)や、ネメグトマイアの全身骨格(福井県立恐竜博物館蔵)も注目です。

第4章は「アンドリュースが追い求めた哺乳類の起源」で、本来の目的は「人類の起源につながる哺乳類化石の発見」でした。この章では、史上最大の陸生肉食哺乳類であるアンドリューサルクスの頭骨(国立科学博物館蔵や、プラティベロドンの下顎(群馬県立自然史博物館蔵)なども展示されています。


アンドリューサルクス 頭骨
(国立科学博物館蔵)


第5章は「挑戦の地、チベット高原へ」。アンドリュースに大きな影響を受けた古生物学者たちによって明らかになった、氷河時代における哺乳類の放散・進化に関する「アウト・オブ・チベット」説の舞台となる、5000万年〜1000万年前までの中央アジアの環境変化を解説しています。

最後の第6章「第三極圏の超大型獣に迫る」で、世界初公開となるチベットケサイの全身骨格復元標本と生体復元モデル(いずれも国立科学博物館蔵)が登場します。氷河時代以前、北極よりも寒かったチベット高原で寒さに適応した哺乳理が、氷河時代に入りユーラシア各地に放散したという「アウト・オブ・チベット」説を大型の哺乳類の標本とともに解説しています。またヒマラヤ山岳地帯に現生する動物の剥製標本も展示し、厳しい環境に適応した進化の仕組みにも迫っています。

 



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

新刊
「シルクロードを界遺産に」と、提唱したのは故平山郁夫さんだ。シルクロードの作品を数多く遺し、ユネスコ親善大使として文化財保存活動に邁進した。

社長業を投げ捨て僧侶になった小島康誉さんは、新疆ウイグル自治区の遺跡の修復や調査支援を30年も続けている。

シベリアに抑留された体験を持つ加藤九祚さんは90歳を超えて、仏教遺跡の発掘ロマンを持続する。

玄奘の意志に導かれアフガン往還半世紀になる前田耕作さんは、悲劇のバーミヤンの再生に情熱を燃やす。
シルクロードの現代日本人列伝
―彼らはなぜ、文化財保護に懸けるのか?

世界文化遺産登録記念出版
発売日:2014年10月25日
定価:1,620円(税込)
発行:三五館
「反戦」と「老い」と「性」を描いた新藤監督への鎮魂のオマージュ

第一章 戦争を許さず人間愛の映画魂
第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ-ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

◆本の購入に関するお問い合わせ先
三五館(03-3226-0035) http://www.sangokan.com/
東方出版(06-6257-3921)http://www.tohoshuppan.co.jp/
「ぶんかなびで知った」といえば送料無料に!!
 

 

もどる