時代とともに変化し、多様化した美術表現

2023年6月1日号

白鳥正夫

一言で美術といっても、その表現世界は時代とともに変化し、多様化してきました。とりわけ20世紀以降の近代においては顕著です。そんな表現世界の妙を実感できる企画展が京阪神の美術館で展開中です。京都国立近代美術館では開館60周年記念「Re:スタートライン 1963-1970/2023 現代美術の動向展シリーズにみる美術館とアーティストの共感関係」が7月2日まで開催されています。大阪中之島美術館では開館1周年記念展「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」が6月18日まで開かれています。さらに神戸のBBプラザ美術館の「新収蔵品を核に 東西作家のコンチェルト 特集展示-誕生100年 網谷義郎」も併せて取り上げます。近年、兵庫県立美術館の「関西の80年代」や西宮市大谷記念美術館の「Back to 1972 50年前の現代美術へ」、そして国立国際美術館と大阪中之島美術館の「具体展」など、過去を振り返る同じような企画展が続いていますが、コロナ禍の終息傾向と相俟って、ポスト・コロナへの新展開を期待して、懐かしく鑑賞しました。

京都国立近代美術館の開館60周年記念「Re:スタートライン 1963-1970/2023 現代美術の動向展シリーズにみる美術館とアーティストの共感関係」
具体や「もの派」など時代を拓いた意欲作

「現代美術の動向」展は、京都国立近代美術館が開館した1963 年から 1970 年まで毎年開催されていました。展覧会名は1963年のみ「現代絵画の動向」でしたが、それ以降「現代美術の動向」展となりましたが、定点観測的なグループ展シリーズでした。国公立の美術館がまだ少なかった1960年代当時、日本の現代美術の中堅・若手作家を紹介する展覧会として大きな注目を集めました。

高度経済成長期を迎えた1960年代は、社会や人々の生活の変化を背景に、絵画や彫刻といった既成の区分の逸脱と、形式・素材の多様化が進み、美術の概念そのものを刷新する動きが活発化した時代でもありました。抽象絵画、ネオ・ダダ、ポップ、キネティック、コンセプチュアル、ハプニング、もの派など、今日の「現代美術」の表現言語の多くは、まさにこの時期に生み出されたと言えます。

「動向」展は、美術館がこうした目まぐるしく変貌する美術の状況と向き合い、若い世代のアーティストや鑑賞者との共感にもとづく実験場となるべく創始されました。美術館の建物を用いたその場限りのインスタレーションやハプニングなど、関係者の記憶や記録写真だけが頼りの作品も少なくありません。

今回の展覧会では、293組の出品作家の中から、66組による主な出品作もしくは関連作、記録写真、展覧会に関するアーカイヴ資料を紹介しながら、1960 年代当時の美術館とアーティストが切り結んだ美術の現場のスタートラインを検証しています。

主な展示作品と画像を、作家の活動歴とともに掲載します。

《Work '63》(1963年、京都国立近代美術館蔵)の田中敦子は、1932年大阪生まれ(2005年没)。京都市立美術大学を中退し、54年以来、具体美術協会の吉原治郎に師事し、具体展を中心にします。音、光、電気や空気といった非物質的要素を自らの作品に取り入れた先駆的な活動を続けました。昨年末、国立国際と大阪中之島の両美術館で開催の「具体展」に《電気服》(1956/86年)が出品されていました。


田中敦子《Work '63》
(1963年、京都国立近代美術館蔵)
ⒸKanayama Akira and Tanaka Atsuko Association


《作品》(1961年、東京国立近代美術館蔵)の元永定正は、三重県生まれ(2011年没)。55年に具体美術協会に参加し、16年間中心メンバーとして活動します。制作初期はコミカルで遊び心あふれる抽象絵画を追求し、70年代からは絵本も数多く手がけています。昨年秋、生誕100年を記念した企画展「生誕100年 元永定正のドキュメンテーションー」が、宝塚市立文化芸術センターで開催されました。


元永定正《作品》
(1961年、東京国立近代美術館蔵)



《位相No.5》(1968年、国立国際美術館蔵)の関根伸夫は、1942年埼玉県生まれ(2019年没)。多摩美術大学油画研究科修了し、68年から70年にかけて、もの派をリードする作品を次々に発表します。その後、「公共空間を活性化させるアート」に関心を移し、1973年、環境美術研究所を設立。東京都庁舎シティーホール前の《水の神殿》をはじめ、さまざまなモニュメントやプロジェクトを実現しています。


関根伸夫《位相No.5》
(1968年、国立国際美術館蔵)
ⒸNobuo Sekine Estate



《現象と知覚A 改題 関係項》の李禹煥(1969/2022年、国立新美術館での展示風景 2022年) は、1936年韓国生まれで、現在も活躍中。日本大学で哲学を学び東洋と西洋の思想や文学を貪欲に吸収。国際展にも数多く出品し、日本の現代美術の大きな動向である、もの派を理論的に主導します。年末から年初に兵庫県立美術館で大規模回顧展が開催されました。2010年に香川県直島李禹煥美術館が開館しています。


李禹煥《現象と知覚A 改題 関係項》
(1969/2022年、国立新美術館での展示風景 2022年)
撮影:中川周



《1967年 「現代美術の動向」展ポスター》(1967年、京都国立近代美術館蔵)の井田照一は、1941年京人氏生まれ(2006年没)。京都市立美術大学洋画科を卒業し、多くの個展に出品します。「表面は間である」というコンセプトを掲げ、版画を中心に油彩、ペーパーワーク、陶、ブロンズなど様々なメディアへと作品を制作しています。2012年に京都国立近代美術館で回顧展が開かれています。


井田照一《1967年 「現代美術の動向」展ポスター》
(1967年、京都国立近代美術館蔵)



《Work-64-I》(1964年、京都国立近代美術館蔵)の三島喜美代は、1932年大阪生まれで、現在も制作を続けています。高校生の時に油彩を始め独立美術協会の画家に師事、以降は独立展に出品。当初、静物画など具象を描いていましたが、徐々に抽象に移行し、自分の作品を「情報の化石」と呼んでいます。近作は新聞紙や図版、写真などをコラージュして彩色を施した作品を制作しています。


三島喜美代《Work-64-I》
(1964年、京都国立近代美術館蔵)




大阪中之島美術館では開館1周年記念展「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」
出品作家は総勢70名超え、約110点を展示

何とも粋なタイトル名ですが、アートとデザインは、開館1周年を迎えた大阪中之島美術館の活動の両輪となっています。この2つを併せて並行的にご紹介する初めての展覧会です。戦後の1950年代から2010年代までの多彩なデザイナーやアーティストの成果を追いながら、デザインとアートの関係に焦点を当てています。

戦後、一般的にはまだ馴染みのなかったデザインという言葉が私たちの身近なものとなって半世紀以上が経ち、デザインは今やその領域を大きく広げています。また、美術からアートへと言葉の変化とともに、アートはその従来の世界を超えた表現を展開しています。従来の美術作品に加え、デザインが話題となった携帯電話や家具、様々なジャンルの作品を展示。出品作家は総勢70名超え、約110点が並んでいます。

この展覧会は、美術館が準備したストーリーに来館者を誘うのではなく、来館者の視点が作り上げていくというコンセプトに仕立てている点にも着目です。担当学芸員は、「観覧者一人一人が主役になれる展覧会にするため、作品と純粋に対話してもらうように作品解説は会場内から省きました。みなさん一人ひとりが、これはデザイン?、あれはアート?と問いかけ、楽しんでください」と強調しています。

出品作家は、会田誠、イサム・ノグチ、亀倉雄策、河原温、草間彌生、倉俣史朗、剣持勇、佐藤可士和、田中一光、永井一正、藪内佐斗司、奈良美智、名和晃平、早川良雄、日比野克彦、三宅一生、宮島達男、村上隆、元永定正、森村泰昌、柳宗理、ヤノベケンジ、横尾忠則ら多士済々です。

主な出品作家の作品を画像で紹介します。森村泰昌《肖像 (ファン・ゴッホ)》(1985年、大阪中之島美術館蔵)はじめ、ヤノベケンジ《アトムカー (黒)》(1998年、国立国際美術館蔵)、奈良美智《どんまいQちゃん》(1993年、和歌山県立近代美術館蔵)、小川信治《恋文》(2006年、高松市美術館蔵)、深澤直人《INFOBAR》(2003年、KDDI株式会社蔵)などです。


森村泰昌
《肖像 (ファン・ゴッホ)》
(1985年、大阪中之島美術館蔵)
ⒸYasumasa Morimura



ヤノベケンジ《アトムカー (黒)》
(1998年、国立国際美術館蔵)
ⒸCopyright KENJI YANOBE




奈良美智《どんまいQちゃん》
(1993年、和歌山県立近代美術館蔵)
ⒸYoshitomo Nara




小川信治《恋文》
(2006年、高松市美術館蔵)



深澤直人《INFOBAR》
(2003年、KDDI株式会社蔵)
ⒸKDDI CORPORATION




BBプラザ美術館の「新収蔵品を核に 東西作家のコンチェルト 特集展示-生誕100年 網谷義郎」
自らのスタイルを追求しつづけた東西の作品

BBプラザ美術館は2009年に、約100点の収蔵品をもとにスタートしました。その後、購入・寄贈を通じて、現在ではフランスや日本の近・現代作家をはじめ1900点を超える作品を収蔵しています。今回の展覧会では初公開となる作品を中心に「人」「風景/自然」「静物/花鳥画」の3つのテーマごとに、既収蔵作品と合わせて東西の作家の作品を比較展示しています。

屋外で自然や日常を前に描き”バルビゾンの七星”と呼ばれたカミーユ・コロー(1796-1875)やジュール・デュプレ(1811-1889)。彼らの影響を受け生まれた印象派を代表する作家として、オーギュスト・ルノワール(1841-1919)はじめ、フォーヴィスム(野獣派)のアルベール・マルケ(1875-1947)やモーリス・ド・ヴラマンク(1876-1958)、アンドレ・ドラン(1880-1954)らを輩出します。

主な展示品に、カミーユ・コローの《風景》や、エドガー・ドガの《靴下をはく踊り子》(ともに制作年不詳)、アルベール・マルケ《雪の中のノートルダム》(1925-26 年頃)、ジュール・パスキン《少女の肖像》(1924-25年頃)などがあります。


カミーユ・コロー《風景》
(制作年不詳、BBプラザ美術館蔵)



エドガー・ドガ《靴下をはく踊り子》
(制作年不詳、BBプラザ美術館蔵)



こうしたフランスで次々と生まれる新しい芸術に憧憬し、明治時代以降多くの日本人作家も渡仏しました。その一人に30歳で夭折した佐伯祐三(1898-1928)がいます。短い生涯の中描いた作品は、ヴラマンクやモーリス・ユトリロ(1883-1955)に触発され、その比類なき独自の作品を生み出します。

展示されている新収蔵品の佐伯祐三の《レ・ジュ・ド・ノエル》(1925年頃)は、パリに渡った佐伯が通りに画架を立て、街並みを描きはじめ自己の作風を確立した時代の作品です。大阪中之島美術館の「佐伯祐三―自画像としての風景」展(~6月25日)でも、同じ作品名で、ほぼ同じ構図で描かれた大阪中之島美術館と和歌山県立近代美術館所蔵の2作品が出品されています。


佐伯祐三《レ・ジュ・ド・ノエル》
(1925年頃、BBプラザ美術館蔵)


今回の展覧会名は、東西の作家たちが互いに影響され響き合うといった”コンチェルト(協奏曲/演奏会)”に例えたそうです。主催者は「西洋・東洋の壁を超え、芸術の海に挑戦し、自らのスタイルを追求しつづけた東西の作家たちの作品が奏でる心象の一音一音をどうぞお楽しみください」とPRしています。

また併催で特集展示の網谷義郎(1923‐1982)は神戸ゆかりの作家で、今年2023年生誕100年にあたります。2012年にも「受贈記念・没後30年 人間をデッサンしつづけた網谷義郎」展を開催しています。現在約500点の網谷作品が収蔵されており、その数は収蔵品の4分の1を占めており、《二人》(1960年)など生涯にわたって人の姿を見つめた網谷の画業を辿っています。


網谷義郎《二人》
(1960年、BBプラザ美術館蔵)


 



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

新刊
「シルクロードを界遺産に」と、提唱したのは故平山郁夫さんだ。シルクロードの作品を数多く遺し、ユネスコ親善大使として文化財保存活動に邁進した。

社長業を投げ捨て僧侶になった小島康誉さんは、新疆ウイグル自治区の遺跡の修復や調査支援を30年も続けている。

シベリアに抑留された体験を持つ加藤九祚さんは90歳を超えて、仏教遺跡の発掘ロマンを持続する。

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シルクロードの現代日本人列伝
―彼らはなぜ、文化財保護に懸けるのか?

世界文化遺産登録記念出版
発売日:2014年10月25日
定価:1,620円(税込)
発行:三五館
「反戦」と「老い」と「性」を描いた新藤監督への鎮魂のオマージュ

第一章 戦争を許さず人間愛の映画魂
第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ-ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

◆本の購入に関するお問い合わせ先
三五館(03-3226-0035) http://www.sangokan.com/
東方出版(06-6257-3921)http://www.tohoshuppan.co.jp/
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