兵庫特集 魅力的なコレクション展

2023年2月1日号

白鳥正夫

自前のコレクションで、魅力的な企画展が仕立てられます。兵庫県下の3美術館が開催している展覧会を取り上げます。神戸の横尾忠則現代美術館では開館10周年を記念して、これまでに開催した企画展をダイジェストで振り返る「横尾忠則展 満満腹腹満腹」を5月7日まで催しています、兵庫県立美術館でも、2023年コレクション展Ⅰとして近現代の収蔵作品の中から特に〈リアル〉と〈フィクション〉の間に位置する作品を展示する「特集1 虚実のあわい」と、書家・篆刻家である梅舒適が収集した文物の中から中国明・清時代の作品をご紹介する「特集2 中国明清の書画篆刻―梅舒適コレクションの精華―」の2本立てで7月23日まで(特集1 は4月9日まで)。姫路市立美術館では、西洋美術コレクションの中から、象徴主義、表現主義、シュルレアリスムの作品で「西洋美術に見る心の中の世界」を3月5日まで開催しています。いずれもテーマに沿った作品展示で、新鮮な印象を受けました。


横尾忠則現代美術館の開館10周年記念「横尾忠則展 満満腹腹満腹」
過去に開催の約30企画展をダイジェストで回顧

横尾忠則現代美術館は2012年の開館以来、様々な角度から横尾の芸術に光を当ててきました。そのタイトルも「自我自損」「救急病院」や「在庫一掃」「学芸員危機一髪」「恐怖の館」など奇想天外なタイトルの企画展を実施してきました。そして今回は、10年前の開館記念展「反反復復反復」のセルフ・パロディーでもあります。

展示内容は、これまで開催された約30本の展覧会を凝縮し、限られた展示空間に限界まで詰め込むことを試みています。年代順にダイジェストで紹介し、約260点の作品と共に振り返っています。


過去の展覧会をダイジェストで回顧した会場風景


横尾忠則と言えば、様々な手法と様式を駆使して森羅万象に及ぶ多様なテーマを描く国際的な美術家で、パリのカルティエ現代美術財団(2006年)をはじめ海外展でも注目。2021年には東京都現代美術館で最大規模の個展「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」が開催されました。今秋には東京国立博物館で「横尾忠則 寒山百得」展が開催されます。

そのホームグラウンドの企画展は、まさに手を変え品を替えてで、筆者も驚き、魅了されてきました。それは絶えざる変貌を求める作家の精神を反映した、一種の実験場のようでもあります。そこに立ち現れるカオス的な空間は、86歳を過ぎてもなお精力的に制作し続ける横尾の、尽きることのないエネルギーを象徴するかのようです。

今回の企画展を、プレスリリースをもとに紹介します。会場では、これまでの展覧会を年代順にダイジェストで構成していますが、「技法・造形」はじめ「モチーフ・シリーズ」、「アーカイブ」、「美術館コスプレ」、といった傾向ごとに分類することができます。

「技法・造形」のジャンルでは、まず記念すべき開館記念展「反反復復反復」(2012年)は、実は作家自身の発案によるもので、同じモチーフを何度も繰り返し再生産するという、横尾さんならではの手法に着目したものでした。「枠と水平線と… グラフィック・ワークを超えて」(2014年)は、様々な造形的な切り口からポスターを分析し、極めて絵画的な思考に裏付けられていることを示す試みでした。また「横尾さんのパレット」(2022年)は、他の要素を一切度外視し、作品を「色彩」のみを基準に分類するといった趣旨でした。


開館記念展「反反復復反復」(2012年)の展示


「モチーフ・シリーズ」では、「肖像図鑑」(2014年)がありました。代表的なポートレート・シリーズである『奇縁まんだら』『文豪シリーズ』を中心に約 600 点もの作品により、人物表現の妙を展示。「HANGA JUNGLE」(2018年)は全版画約 260 点を紹介。さらに「寒山拾得への道」(2022年)は、寒山拾得シリーズと、その朦朧とした筆触の前触れと考えられる旧作とを対比的に展示するというものでした。


「肖像図鑑」(2014年)の展示



「寒山拾得への道」(2022年)


「アーカイブ」では、「記憶の遠近術」は、写真家の篠山紀信が 60~70 年代に横尾と、横尾にとってのアイドル的な人物とのツーショットを撮影したシリーズ写真を中心に展示。「大公開制作劇場」(2019年)は横尾が頻繁に行ってきたライブ・ペインティングで描かれた作品を、その記録映像とともにご紹介。「ヨコオ・マニアリスムVol.1」(2016年)は、展示室内で学芸員が公開資料整理を行うという、前代未聞の展覧会でした。

「美術館コスプレ」には、動物をモチーフにした「どうぶつ図鑑」(2013年)や、美術館が温泉施設や銭湯に化けるという「横尾温泉郷」(2016年)がありました。また「恐怖の館」(2021年)は、美術館をお化け屋敷化したもので、「救急病院展」(2020年)は、病気と入院が趣味という作家の生き方を通じて、そのアートの秘密に迫る試みでした。

さらに企画の舞台裏では、横尾がキュレーションを申し出ながら間に合わず、学芸員が大慌てで企画したのが「在庫一掃大放出展」(2018年)です。先述の「Genkyo 横尾忠則」に 200 点もの作品を貸し出したため、収蔵庫がスカスカになり、この状況を自虐的に主題化したのが「学芸員危機一髪」(2021年)でした。


横尾の制作する映像も。
右側の壁面に「在庫一掃大放出展」(2018年)も



「在庫一掃大放出展」(2018年)の時には、
チンドン屋も登場(写真提供:横尾忠則現代美術館)


この10年の歩みを通し、横尾は「年ごとに変化する私の作品の変わり方を見てほしい」とコメントを寄せ、学芸員は、「天才」と「天災」に翻弄され続けた、と総括しています。

 

兵庫県立美術館の2023年コレクション展Ⅰ「特集1 虚実のあわい」虚実のあわいに位置する作品を多面的に展開

兵庫県立美術館は阪神・淡路大震災からの「文化の復興」のシンボルとして2002年に開館しました。世界的建築家の安藤忠雄が設計を手がけ、延床面積約2万7500平方メートルという西日本最大級の規模を誇ります。前身の近代美術館時代から数えて約50年にわたり収集活動を続け、現在1万点を超える作品を収蔵しています。

日本近代の絵画をはじめ、国内外の近代彫刻と版画、兵庫県ゆかりの作品、関西の現代美術に大別されます。その幅広いコレクションを、2023年も、1年をⅢ期に分け、それぞれテーマを設けて紹介することになっています。

今回のテーマの趣旨は、「ギリシャ神話のピュグマリオン伝説では、自ら彫刻した女性像に恋をしたピュグマリオンが女神アフロディテに祈り、像が生きた女性になったという物語が伝えられています」との伝説にヒントを得て、美術作品は虚構と現実のあわいをゆれ動く側面にスポットを当てています。

展示は4章で構成されています。プレスリリースを参考に章ごとの内容と主な出品作を掲載します。

1章は「リアルの追求/リアルの脱臼」。絵画や彫刻で写実性を追求する時、フィクションの世界である作品に現実を写し取ろうとしているのだといえます。しかし、いつしか現実の似姿であることを超えて、描かれたモデルの生き様と存在そのものが立ち現れてくるような作品があります。東影智裕の《浸食Ⅰ》(2013年、令和3年度 大和卓司氏遺贈記念収蔵)ほか、木下晋、木下佳通代、井田照一らの作品が展示されています。


東影智裕《浸食》
(2013年、令和3年度 大和卓司氏遺贈記念収蔵)


2章は「虚実の混交①-現実へのまなざし」で、〈リアル〉と〈フィクション〉がないまぜになった作品を展示しています。 少女文化を前面に出した立体作品で知られる西山美なコの《ハ~イ わたしエリカ♡ 》(1992 年、令和3年度 大和卓司氏遺贈記念収蔵)や、髙橋耕平、森村泰昌らの作品が並んでいます。


西山美なコ《ハ~イ わたしエリカ♡ 》
(1992 年、令和3年度 大和卓司氏遺贈記念収蔵)
(C)Minako Nishiyama


3章は「現実と改めて『出会う』-『もの派』の作家たち」。「もの派」は、石や木片などの自然素材、或いは縄やパイプといった何気ない「もの」を、ほぼ手を加えない状態で空間に提示し、「もの」と「もの」、「もの」と空間や、それを見る人との関係を問い直すことによって、あるがままの世界を開示することを目指しました。李禹煥の《関係項》(1983 年、山村コレクション 昭和61年度山村節子氏寄贈)や菅木志雄の作品も出品されています。


李禹煥の《関係項》
(1983 年、山村コレクション 昭和61年度山村節子氏寄贈)
(C)Lee Ufan



最後の4章は 「 虚実の混交②-次元を超えて」です。ここでは 横山裕一の《ふれてみよ①〈花園〉》(2014 年、令和3年度 大和卓司氏遺贈記念収蔵、4月9日まで展示)や、ジム・ダインの《植物が扇風機になる》、さらに ジョアン・ミロや、林勇気ほかの多様な作品が展示されています。(横山裕一、ジム・ダイン、ジョアン・ミロ、林勇気ほか)といった虚実のあわいに位置する作品を展示して、その多様な表現をご紹介します。


横山裕一《ふれてみよ①〈花園〉》
(2014 年、令和3年度 大和卓司氏遺贈記念収蔵、
4月9日まで展示)



 

兵庫県立美術館の2023年コレクション展Ⅰ「特集2 中国明清の書画篆刻―梅舒適コレクションの精華―」
中国明・清時代の書・画・篆刻約90件を精選

戦後日本を代表する書家・篆刻家である梅舒適(1916~2008、本名:稲田文一)が長年にわたって収集した文物のなかから、中国明・清時代の優品約90件を精選して紹介しています。 独自の金石研究に立脚した慧眼で選りすぐられた作品群は、明代中期に活躍した文人・文徴明(1470~1559)にはじまり、清代中期に揚州を舞台に活躍した書画家たち・揚州八怪、中国最後の文人と称される呉昌碩(1844~1927)にまでおよび、書・画・篆刻を網羅している点に特徴があります。

羅聘の《墨梅図》(清・乾隆 48 年 1783年、梅舒適コレクション、2月28日から展示)や、蒲華の《富貴図》(清時代 19~20世紀、梅舒適コレクション)などが出品されます。


羅聘《墨梅図》
(清・乾隆 48 年 1783年、梅舒適コレクション、
2月28日から展示)




蒲華《富貴図》
(清時代 19~20世紀、梅舒適コレクション)


姫路市立美術館の「西洋美術に見る心の中の世界」
象徴主義、表現主義、シュルレアリスムの作品

西洋の美術は、神話や宗教、歴史を可視化するものとして、発展してきました。これは主に作品を注文する人たちが王侯貴族やキリスト教会に限られたことも一つの原因です。やがて市民階級の台頭によって、一般の人々に親しみやすい静物画や風景画、風俗画などに移り、19世紀にはありのままの現実を描く写実主義や、目に映ずる風景をそのまま描こうとした印象派などが普及します。

一方、19世紀後半には写真が発明され、目に見えるものをそっくりに写し取ることになったのです。それまで絵画が担ってきた役割の一部を奪うことになりました。その反面、絵画でしか表せないものを追求する動きも出てきます。

印象派と同じころに登場した象徴主義は、目に見えない精神的な世界を、象徴的に表すという方法で可視化しようとするものです。また、見えている世界をそのままに表すのではなく、色や形を使って内面世界を表そうとする表現主義や、フォーヴィスムなどの動きも登場します。20世紀に注目された、無意識の世界を表現しようとするシュルレアリスムなどもこうした動きの一つです。

今回の企画展は、姫路市立美術館が所蔵する西洋美術コレクションの中から、象徴主義、表現主義、シュルレアリスムの作品を展示しています。人間の心理に潜む悪魔性を抉り出したフェリシアン・ロップス、死への恐れや嫉妬など負の感情を画面に表したエドヴァルト・ムンク、キリスト教的精神世界を描いたデルヴィル、白昼夢のような世界を描いたデルヴォーとマグリットなど、近代西洋美術に表現された心の中の世界を垣間見ることができます。

主な展示作品に、エドヴァルト・ムンクの《森へ》(1897年)や、 ジャン・デルヴィルの《レテ河の水を飲むダンテ》(1919年)、フェリシアン・ロップスの《古い物語》(1867年)などがあります。


エドヴァルト・ムンク
《森へ》
(1897年)




ジャン・デルヴィル
《レテ河の水を飲むダンテ》
(1919年)



フェリシアン・ロップス
《古い物語》
(1867年)


 



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

新刊
「シルクロードを界遺産に」と、提唱したのは故平山郁夫さんだ。シルクロードの作品を数多く遺し、ユネスコ親善大使として文化財保存活動に邁進した。

社長業を投げ捨て僧侶になった小島康誉さんは、新疆ウイグル自治区の遺跡の修復や調査支援を30年も続けている。

シベリアに抑留された体験を持つ加藤九祚さんは90歳を超えて、仏教遺跡の発掘ロマンを持続する。

玄奘の意志に導かれアフガン往還半世紀になる前田耕作さんは、悲劇のバーミヤンの再生に情熱を燃やす。
シルクロードの現代日本人列伝
―彼らはなぜ、文化財保護に懸けるのか?

世界文化遺産登録記念出版
発売日:2014年10月25日
定価:1,620円(税込)
発行:三五館
「反戦」と「老い」と「性」を描いた新藤監督への鎮魂のオマージュ

第一章 戦争を許さず人間愛の映画魂
第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ-ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

◆本の購入に関するお問い合わせ先
三五館(03-3226-0035) http://www.sangokan.com/
東方出版(06-6257-3921)http://www.tohoshuppan.co.jp/
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