お正月を彩る3展覧会

2023年1月1日号

白鳥正夫

凶事変事に明け暮れた1年でした。コロナ禍やウクライナ戦争も、なお年越しとなっていますが、新年明けましておめでとうございます。今年も関西で繰り広げられる美術展を随時お届けできればと思います。今年最初の寄稿は、お正月を彩る古都の3展覧会です。奈良国立博物館では式年造替記念特別展「春日大社 若宮国宝展 ―祈りの王朝文化― 」が22日まで開催中です。京都国立博物館では毎年恒例の新春特集展示「卯づくし─干支を愛でる─」が29日まで、京都市京セラ美術館本館でも日本最大規模の総合公募展「日展」の「第9回日展京都展」が20日まで、それぞれ開かれています。いずれも新しい年にふさわしい展示内容です。初詣を兼ねて鑑賞をお勧めします。


奈良国立博物館の式年造替記念特別展「春日大社 若宮国宝展―祈りの王朝文化 ―」
「平安の正倉院」に伝わる国宝25件含む89件

昨秋、春日大社の摂社、若宮神社の本殿(重要文化財)の御造替(ごぞうたい)が完了したのを記念しての特別展で、春日大社に伝わる国宝25件、重要文化財10件を含む89件が展示(前・後期で一部入れ替え)されています。

春日大社本社本殿に祀られる四神の御子神(みこがみ)として、春日若宮神は、水徳の神、五穀豊穣の神、そして学問の神として信仰されてきました。本殿の100メートル南にあり、社殿は平安後期に造られていますが、20年に一度、社殿を造り替え、神宝や調度品などを新調する御造替(ごぞうたい)」を行われていて、昨年10月28日に43回目を終えています。

毎年12月に行われる「春日若宮おん祭」は、大和一国を挙げた盛大な祭礼として全国にも知られ、保延2年(1136)の開始以来、およそ900年近い伝統を誇るものです。また春日大社は、「平安の正倉院」とも称されています。藤原摂関家をはじめとする平安貴族が奉納した、当時最高峰の美と技の太刀や工芸品などが今に伝わります。

特別展には、「平安の正倉院」とも称される春日大社に伝わる平安貴族が若宮神に奉納した太刀や弓、飾り物など、壮麗な王朝文化を感じられる工芸品、古来の祭礼や神事芸能、過去・現在の御造替に関連する器物や歴史資料といった数々の宝物・資料が紹介されるとともに、それらを支えた人々の熱意と努力の軌跡をたどっています。

展示は4章で構成されており、各章の内容と主な展示品(いずれも通期)を取り上げます。第1章は「春日若宮神の誕生」です。春日若宮神は、長保5年(1003)3月3日巳刻(午前10時頃)に春日大社本社本殿の第四殿に蛇の姿で顕現したと古記は伝えています。国宝の《春日権現験記絵》は、春日権現の霊験を示す説話をまとめた全20巻からなる絵巻物で、鎌倉時代を代表するやまと絵の傑作です。

《文殊菩薩立像》(鎌倉時代 13世紀、東京国立博物館)は、立像形式では珍しく頭上に5つの髻(もとどり)を結っています。春日社の祭神を仏の姿であらわした本地仏として元来一具をなしていたとされています。


《文殊菩薩立像》
(鎌倉時代 13世紀、東京国立博物館)



第2章は「若宮御料古神宝の世界-王朝文化の粋-」で、若宮神を篤く信仰した藤原摂関家などからの奉納品を含む「若宮御料古神宝類」のうち、蒔絵、螺鈿、ガラス細工など平安時代の最高峰の技術と贅を尽くした逸品が出品されています。

「若宮御料古神宝類」は一括で国宝に指定されています。《金鶴及銀樹枝・銀樹枝》(平安時代 12世紀、春日大社)は、王朝文化の美意識を今に伝える逸品。鶴は孤高の神仙、長寿の象徴であり、若宮神社の創建に伴い、若宮神の成長と発展を祈って摂関家から奉納されたものと思われます。


国宝《若宮御料古神宝類 金鶴及銀樹枝・銀樹枝》
(平安時代 12世紀、春日大社)


《金鶴洲浜(すはま)台》(令和4年・2022年、春日大社)は、《金鶴及銀樹枝》の材質や制作技法を調査研究し、復元新調されたもの。制作は重要無形文化財(彫金)保持者の桂盛仁氏。今回の造替事業に伴い2組が制作されており、1組は若宮神社に奉納、1組は本展で初公開されました。


《金鶴洲浜(すはま)台》
(現代 令和4年・2022年、春日大社)


《毛抜形太刀》(平安時代 保延元年・1135年、 春日大社)は、外装の美しい装飾が見事で、鞘は紫檀の地に宝相華や蝶の螺鈿文様を施し、中央に銀地に鳥や岩の文様が黒く表れた樋を作り、柄の部分に精緻な彫金文様が施されています。


国宝《若宮御料古神宝類 毛抜形太刀》
(平安時代 保延元年・1135年、 春日大社)



第3章は「御造替の伝統」。御造替に関わる記録類や、過去の御造替で撤下(神前に供えた品を下げること)された品々を集めて展示しています。なかでも、春日若宮撤下品の《獅子・狛犬》(鎌倉時代 13 世紀、 春日大社)は、一対で社殿を守る獅子と狛犬の像で若宮神社の本殿に安置されていました。初めての公開です。


《獅子・狛犬(春日若宮撤下品)》
(鎌倉時代 13世紀、 春日大社)



最後の第4章は「若宮信仰の発展とおん祭」です。「おん祭」は1136年に関白藤原忠通によって始められたと伝えられています。春日大社と興福寺の間に設けられた御旅所に仮の宮を建て、若宮神を招き、古式の神事と神楽、舞楽や猿楽などの芸能が奉納されます。

この章では《春日若宮御祭礼絵巻 上・中・下巻》(江戸時代 17世紀、春日大社、巻替えあり)は、3巻からなる長大な絵巻で、おん祭の華であるお渡り式(風流行列)のみでなく、後の神事を含めて丁寧に記録し、江戸時代の様相を伝える貴重な作品です。


《春日若宮御祭礼絵巻 上・中・下巻》
(江戸時代 17世紀、春日大社、巻替えあり)



国宝の《赤糸威大鎧(竹虎雀飾)》(鎌倉~南北朝時代 13~14 世紀、春日大社)は、大袖に配された竹と虎、全体を飛び回る雀の意匠から、「竹虎雀飾」と通称されています。赤色が鮮やかな 威毛(おどしげ)は当初の色彩をとどめており、 茜で染められたものとみられます。金物を多用する点から儀式や奉納を目的として制作されたものと考えられます。社伝では 源義経所用とされています。


国宝《赤糸威大鎧(竹虎雀飾)》
(鎌倉~南北朝時代 13~14世紀、春日大社)



京都国立博物館の新春特集展示「卯づくし─干支を愛でる─」
日本や中国の美術の中に表された多様な兎

新春恒例の干支がテーマの特集展示です。京都国立博物館は干支にちなんだ作品を紹介する特集展示を2016年から再スタートし、第8弾になります。同館では1901年の丑年より10年間、干支にちなんだ展示が行われ、丑→寅→卯→辰→巳→午→未→申→酉→戌と続きました。

2023年の干支は卯(兎)です。ウサギと言えば、「月には兎がすんでいる」というお話が中国に古くからあり、夜空に浮かぶ月の模様に兎の姿を思い浮かべ、月が特に美しい「秋」に連想し、よく一緒に描かれています。美術の中には、どんな兎たちがいるのでしょう。


《月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工》

ふわふわの毛並みを持つ兎は、とてもかわいい動物です。でも昔の美術の中には、目つきの鋭い、あまり「かわいくない」兎もたくさん登場します。どうやら、昔の人と今の私たちでは、兎のイメージは少し違うようです。

この展示では、日本や中国の美術の中に表わされた、いろいろな兎を紹介しています。ファミリー向け企画として、やさしい解説文(小学校高学年~)と、作品を見るのが楽しくなるワークシート(小学校低学年~)も用意されています。

月にウサギがいると言うのは、「捨身月兎」の仏教説話が伝えられたようです。その主旨は「猿、狐、兎の3匹が、山の中で力尽きて倒れている老人に出逢った。3匹は老人を助けようと考えた。猿は木の実を集め、狐は川から魚を捕り、それぞれ老人に食料として与えた。何も採ってくることができなかった兎は、自らの身を食料として捧げるべく、火の中へ飛び込んだ。その姿を見た老人は、帝釈天としての正体を現し、兎の捨て身の慈悲行を後世まで伝えるため、兎を月へと昇らせた」です。


《秋桂月兎図 陳星筆》
(京都国立博物館)

主な展示作品に、《月兎(つきうさぎ)蒔絵象嵌盆(ぞうがんぼん) 笠翁(りつおう)細工》のほか、《秋桂月兎(げっと)図 陳星(ちんせい) 筆》(京都国立博物館) 、《木賊(とくさ)花兎に段文様小袖》(京都国立博物館)、《兎図扇面 元久印》、《飴釉双兎炉蓋 仁阿弥道八作》(京都・正伝永源院)、《兎象牙彫根付》、《毛作り人形 兎》など、ウサギがデザインされた美術品が24件並んでいます。


《木賊花兎に段文様小袖》
(京都国立博物館)

《木賊花兎に段文様小袖》部分
(京都国立博物館)

京都市京セラ美術館の「第9回日展京都展」
日本画、洋画、彫刻、工芸、書の約500点展示

こちらも恒例の日本最大規模の総合公募展「日展」の京都展です。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門にわたって、全国を巡回する基本作品と京都・滋賀の地元関係作品の計約500点を展示されています。日展は、その前身である文展(文部省美術展覧会)の創設から今年115年目を迎え、東京に続く京都展の後、名古屋、神戸、富山の4か所を巡回します。

毎年10月に作品公募を行い、昨年の応募点数は1万1186点でした。東京国立新美術館では、入選は2310点と、日展会員の作品など670点を合わせ、計2980点が展示されました。京都展に出品の京滋作家は、日本画80人名、洋画16名、彫刻24名、工芸美術74名、書82名の276名となっています。


ずらり大作が並んだ洋画の展示風景

京都と滋賀関係の受賞者・特選は10名でした。日展会員賞に彫刻の伊庭靖二(草津市)の《天平の月を想ふ Ⅲ》、工芸美術の内藤英治(亀岡市)の《雨滴・ジュラシックツリー》の2名。

特選に日本画で今村市良(東近江市)の《生生》、大西健太(近江八幡市)の《白い時代》、城野奈英子(京都市)の《刻廻る》、彫刻で志萱州朗《彦根市)《三夏の湖》、工芸美術でSUIT(亀岡市)の《花の雫》、外村達彦(京都市)の《燃秋》、堀内晴美(京都市)の《宙へ》、書で足立光嶽(京都市)の《風》の8名が選ばれています。

主な出品作と作家の言葉を取り上げます。《天平の月を想ふ Ⅲ》の伊庭靖二は「平安時代以降、日本の仏像のほとんどが木彫仏になってしまったことに加え、わずか数十年の天平の時代だけが材質や制作方法が塑像(土)や乾漆造であったことを含め、奈良・天平彫刻への興味、関心と憧れは尽きることがありません」と語っています。


伊庭靖二
《天平の月を想ふ Ⅲ》

このほか京都府出身の作品から。工芸美術(染織)の《晩夏・晩秋》を出品した井隼慶人は「晩夏の頃、多くの植生が秋に向かい落ち着いた佇まいに移行するなか、鶏頭の花が一際赤く、あたかも行く夏を呼び戻すかのように強く咲く。時は移り晩秋となれば鶏頭はその主張を無くし、次の夏のために種を置く。二つの画面を用いたのは展示パネル間の空白に時間を表すことを見立てている」と話しています。


井隼慶人
《晩夏・晩秋》


工芸美術(漆芸)の村田好謙は、《水天礼賛》の制作について「漆に南極の砂を混ぜて表現した光を指すプラチナ色に対し、青漆研ぎ出し螺鈿によって奥深い水の美しさと透明感を強調しました」とコメントしています。


村田好謙
《水天礼賛》

最後に書の《紫燕》について、真神巍堂 は「三行目の草書の“紫” の荒さと、行書の“燕”の対比がおもしろく書けたようです」と説明しています。


真神巍堂
《紫燕》

 



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

新刊
「シルクロードを界遺産に」と、提唱したのは故平山郁夫さんだ。シルクロードの作品を数多く遺し、ユネスコ親善大使として文化財保存活動に邁進した。

社長業を投げ捨て僧侶になった小島康誉さんは、新疆ウイグル自治区の遺跡の修復や調査支援を30年も続けている。

シベリアに抑留された体験を持つ加藤九祚さんは90歳を超えて、仏教遺跡の発掘ロマンを持続する。

玄奘の意志に導かれアフガン往還半世紀になる前田耕作さんは、悲劇のバーミヤンの再生に情熱を燃やす。
シルクロードの現代日本人列伝
―彼らはなぜ、文化財保護に懸けるのか?

世界文化遺産登録記念出版
発売日:2014年10月25日
定価:1,620円(税込)
発行:三五館
「反戦」と「老い」と「性」を描いた新藤監督への鎮魂のオマージュ

第一章 戦争を許さず人間愛の映画魂
第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ-ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

◆本の購入に関するお問い合わせ先
三五館(03-3226-0035) http://www.sangokan.com/
東方出版(06-6257-3921)http://www.tohoshuppan.co.jp/
「ぶんかなびで知った」といえば送料無料に!!
 

 

もどる