ユニークな三展覧会、館独自の企画

2022年12月1日号

白鳥正夫

コロナ禍、第8波の様相。とは言っても、家に閉じこもっているばかりでは気分が滅入ります。感染リスクの少ない美術館では、ユニークな展覧会が催されています。姫路市立美術館では「本歌取り式 名画選―今、交差する伝統・対話・創造」が来年1月15日まで開催中です。神戸市のBBプラザ美術館で「中辻悦子 起・承・転・転 Nakatsuji Etsuko “Intro, Development, Development, Development …”」が1月22日まで、堺市のさかい利晶の杜では「与謝野晶子×吉田初三郎 与謝野晶子の温泉紀行」が1月15日まで、それぞれ開かれています。いずれも館独自の企画で味わい深い展示となっています。


姫路市立美術館の「本歌取り式 名画選―今、交差する伝統・対話・創造」
時代とジャンルを横断して対話する企画展

今秋開催された「杉本博司 本歌取り―日本文化の伝承と飛翔」展において、現代美術作家の杉本博司が提示した「本歌取り」の概念へのひとつの応答として、姫路市立美術館自体が所蔵のコレクションを再検証する試みです。姫路で生まれた杉本の新作を含む4点とともに、コレクションの新たな魅力を掘り起こし30作家の約 90 点を展示しています。

杉本の新作《狩野永徳筆 安土城図屛風 想像屛風風姫路城図》(2022年)は、未だ所在不明とされる「狩野永徳筆 安土城図屛風」を本歌とし、《性空上人像》(2022年)は、木造の《性空上人坐像》(安鎮作、平安時代中・後期(10-11 世紀)と肖像の《性空上人像》(江戸時代(17-19 世紀)を本歌として、それぞれ撮り下ろした作品です。


杉本博司
《狩野永徳筆 安土城図屏風 想像屏風風姫路城図》
(2022年)
© Hiroshi Sugimoto



杉本博司
《性空上人像》
(2022年)
© Hiroshi Sugimoto


海景シリーズの代表作《日本海、隠岐》(1987年)や、クロード・モネの《エトルタの断崖、日没》(1882-83)やギュスターヴ・クールベの《波》(1870年頃)を本歌とする写真作品《英仏海峡、エトルタ》(1989年)の初期の重要な写真作品も出品されています。

杉本は和歌における「本歌取り」、すなわち有名な古歌を取り入れて作歌する手法を、日本文化全般に通底する伝統的な美意識として捉えてきました。また先の展覧会で、20世紀以降の美術に最も影響を与えた一人マルセル・デュシャンの「レディメイド」に独自の解釈を加え、洋の東西を超えて現代の世界を捉え直す壮大な思念の地平を展開しました。

今回の展覧会では 杉本によって拡張された「本歌取り」の概念を受け、「本歌取り式 名画選」と銘打ち、コレクションの既存の解釈や価値の更新に挑んでいます。例えば、京で起こった琳派に私淑し、江戸琳派を開いた酒井抱一の《雀児図》や、日本の伝統的な「やまと絵」様式の巻物を本歌とし、それを近代的な会場芸術に昇華させ新興大和絵を興した松岡映丘の作品を展示しています。


酒井抱一
《雀児図》
(江戸時代中期、姫路市立美術館)


またアンリ・ルソーの名画を横尾ワールドに塗り替える横尾忠則、ルネ・マグリットの死後、彼の図像を本歌に作詩した詩人ルイ・スキュトネール、伝統的な概念「メメント・モリ(死を忘れることなかれ)」にテーマの源泉を遡ることが出来るジェームズ・アンソール、エドヴァルド・ムンクらの作品や、浮世絵の大首絵の影響を受けたとされるピカソのドローイング作品、ベン・シャーンとリルケの関係性も考察しています。 さらにゴヤの版画に触発された浜田知明の銅版画、禅の円相図と吉原治良《無題》や白髪一雄《国姓爺和藤内》などといったように、時代やジャンルを超えての展示となっています。

そのほか、福田眉仙の《富士五湖》と山部赤人の和歌「田子の浦ゆ打ち出でてみれば真白にぞ富士の高嶺に雪はふりける」や、古墳時代の《見野長塚古墳出土装飾付須恵器》と春日信仰に基づく庭山耕園《藤花白鹿図》、新井完の《春日神鹿》、五輪塔と杢田の《梵84-R2》も展示されています。

出品の主な画像は、杉本作品のほか、酒井抱一《雀児図》 (江戸時代中期)、 ルネ・マグリットの《マザー・グース(「マグリットの落とし子たち」より)》 (1968年)、横尾忠則《アンリ・ルソー「眠れるジプシー」より》1967年)です。

いずれも姫路市立美術館蔵。


ルネ・マグリット
《マザー・グース(「マグリットの落とし子たち」より)》
(1968年、姫路市立美術館)



横尾忠則
《アンリ・ルソー「眠れるジプシー」より》
(1967年、姫路市立美術館)




BBプラザ美術館の「中辻悦子 起・承・転・転 Nakatsuji Etsuko “Intro, Development, Development, Development …”」
「シンプルさと普遍性」中辻ワールドを“演出”

中辻悦子(1937-)は、日本のグラフィックデザイナー、造形作家、絵本作家として、85歳になる現在も活動を続けています。その起点となる1960年代の絵画作品から最新作のインスタレーションまでを一堂に展示し、初期のグラフィックデザインや舞台美術などの初公開資料とともに展示しています。

中辻悦子(本名:元永悦子)は、大阪府高石市生まれ。大阪府立三国丘高等学校卒業。高校入学時、小学教諭だった父の油絵具を譲り受けたことをきっかけに美術に目覚めます。美大進学が父の逝去と重なり、やむなく阪神電鉄百貨店部に入社。絵を描くことを諦めず、美術サークルに入り、仲間を通して宣伝部の仕事を手伝うことで、広告デザインに強い関心を持ちます。

阪神百貨店が独立後、宣伝部に配属され、グラフィックデザインを担当。通算15年以上デザイナーを務め、1963年には朝日広告賞百貨店部門賞を受賞しています。1957年から須田剋太や津高和一が指導する西宮美術教室に通うようになり、生涯の伴侶となる元永定正(1922-2011)と出会います。

元永定正は前衛美術グループの「具体美術協会」に所属しており、中辻も「人の真似をするな」と提唱する吉原治良の創作姿勢に大いに影響を受けることになります。以降、中辻は画家の妻や3人の子を育てる母として、常に自然体でありながら強い信念を持ち、どんなにままならない時も、時間や場所、方法を見つけ出し、自分だけの表現を追い求めます。


中辻悦子
《作品1》
(1962年)



中辻悦子
《作品》
(1972年)



この間、1991年に『もけら もけら』(山下洋輔:文、元永定正:絵、中辻悦子:構成)で第14回絵本にっぽん賞(現・日本絵本賞)を、1999年には『よるのようちえん』(谷川俊太郎:文、中辻悦子:絵・写真)で第17回ブラティスラヴァ世界絵本原画展のグランプリを受賞しています。さらに2001年に神戸市なぎさ公園のモニュメント「ゆめ・きずな」や、2005年には明石市民夏まつり事故の碑「いれぶんはーと」を元永定正と合作しています。

夫の元永定正に同行し1966-67年までニューヨークに滞在。エリック・サティ 人形のためのミニオペラ《ジュヌヴィーヴ・ド・ブラバン》(1978年、秋山邦晴企画・日本初演、1986 再演)の人形制作と舞台美術を担当しています。2007年には伊丹市立美術館で「元永定正+中辻悦子絵本原画展」を、2009年には新潟市新津美術館、倉敷市立美術館、下関市立美術館で開催。2015年に兵庫県文化賞を受賞しています。

今回の展覧会では、20代の頃より、自身の創作姿勢の象徴としての〈目〉や〈ひとのかたち〉を、絵画、版画、立体、絵本、インスタレーション、デザインなどにより、たゆまず表現しつづけてきた創作人生を、「起・承・転・転」と題して、初期のデザインの仕事から最新作のインスタレーションまで約130点の作品と資料約70点で回顧しています。

担当学芸員は「中辻の生み出す作品は、研ぎ澄まされたシンプルさと普遍性を湛え、私たちみる者が社会の一員であることで抱える矛盾を受容し、内観する時間を与えてくれます」と強調しています。

主な展示作品は、《作品1》(1962年)はじめ、《作品》(1972年)、《合図―eyes―張力》(1998年)、《作品》(2006年)、《無題》(2021年)などですが、会場の仕切りを外し、壁面に大きな鏡を取り付け、「中辻悦子ワールド」の広がりを“演出”しています。


中辻悦子
《合図―eyes―張力》
(1998年)



中辻悦子
《作品》
(2006年)




中辻悦子とインスタレーション展示
(背景は鏡面で前の展示品)



さかい利晶の杜の「与謝野晶子×吉田初三郎 与謝野晶子の温泉紀行」

晶子の秀歌を初三郎のパノラマ地図でたどる

  水色の空も来りてひたるなり 浅間の山の明星の湯に  晶子

『太陽と薔薇』(大正10年1月)

与謝野晶子(1878~1942)は、生涯にわたって多くの旅に出かけました。晶子の感性は多くの秀歌を生み出しました。この展覧会は、晶子と同時代に全国各地の景観を描いた吉田初三郎(1884~1955)のパノラマ地図(堺市博物館蔵)で、晶子が訪れた温泉をたどっています。

同館では昨年度も、与謝野晶子の詩歌と吉田初三郎のパノラマ地図を組み合わせた企画展「与謝野寛・晶子夫妻の旅―パノラマ地図でたどる観光名所―」を開催し好評を得ています。晶子の秀歌とともに、初三郎の大胆な構図と景観の特徴をデフォルメしたパノラマ地図は、当時の姿を雄弁に語ってくれます。今回も2人の表現世界の魅力を楽しめます。


「与謝野晶子の温泉紀行」展の会場展示


同館では、開催趣旨について「私たちの社会と生活は、新型コロナウイルス感染症の世界的な大流行で打撃を受け、その影響は今も続いています。先人たちは、温泉でこころとからだの重荷を降ろし、新たな前進をしてきました。晶子が訪れた温泉を知り、いつか訪れることで、私たちが同感染症で背負ったストレスから解き放たれることを願い、感染対策を徹底しながら本展を開催します」とコメントしています。

主な展示資料に、吉田初三郎の描いた《丹那トンネル開通の熱海温泉図》(原画・部分・1934 年、堺市博物館蔵)があります。昭和 9(1934)年 12 月に東海道本線熱海駅・函南(かんなみ)駅間に、当時世界有数の難工事といわれた丹那(たんな)トンネルが開通しました。その記念に制作された作品です。鉄道、温泉、富士山という初三郎作品の魅力的な要素が盛り込まれており、富士山にいだかれた熱海の町並み景観が大胆に描かれています。


吉田初三郎
《丹那トンネル開通の熱海温泉図》
(原画・部分・1934年、堺市博物館蔵)



吉田初三郎
《富士身延鉄道沿線名所鳥瞰図 精進湖》
(原画・部分・1928年、堺市博物館蔵)



吉田初三郎
《霊湯星野温泉図》
(原画・部分・1934年、堺市博物館蔵)


与謝野晶子は、住まいの東京から便利な熱海地域の温泉地を愛し、熱海温泉を 12 回、伊豆山温泉を9回、網代温泉を3回訪問しています。同じく東京近郊で27 回訪れた箱根の温泉地に次ぐ 2 番目に多い訪問回数です。

寛と晶子は以下の歌を残しています。

美しき桜の時に来合せて熱海は京の山に勝れり(寛)

いみじけれ伊豆の熱海の山ざくら海にも落ちず中空に咲く(晶子)

法師温泉での与謝野晶子が写った「群馬県法師温泉にて 籠に乗る晶子(一番手前)」(昭和 6 年『冬柏』より転載)の珍しい写真も展示されています。昭和6年9月4日に寛と晶子は、歌をよむために弟子たちと群馬県の法師温泉への旅に出ました。一行は湯元長寿館(現存)に宿泊し、野趣溢れる温泉を楽しんでいます。展示の写真は、6日朝に渓伝いに三国峠に登る際に長寿館の前で撮影したものです。一行のうち男性4名と女性1名が徒歩で、晶子と他に女性2名が籠に担がれて写っています。


「群馬県法師温泉にて 籠に乗る晶子(一番手前)」
(昭和6年『冬柏』より転載)


晶子の歌を訪れた温泉ごとに一首取り上げておきます。

日田に来て学ぶべかりし哲人の 皆あらぬ世は河に夜遊す (日田温泉にて)

「日田雑詠」(昭和4年8月13日~15日「九州日日新聞)


頂の見えざる富士をつたひ行く 秋の終りのわが旅路かな (精進湖にて)

「裾野の秋」(昭和7年10月『冬柏』)


なげかれぬ信濃の秋の早ければ 亡きのちの季を二つ越ゆると (星野温泉にて)

「白樺抄」(昭和10年8月『冬柏』)

 

温泉はいみじき瀧のいきほひを 天に示して逆しまに飛ぶ (瀬波温泉にて)

「江山雪賦」(昭和12年2月『冬柏』)

 

雲と云ふ急げるものも音なくて 静けき春の高原の昼 (箱根温泉にて)

 

 



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

新刊
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―彼らはなぜ、文化財保護に懸けるのか?

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定価:1,620円(税込)
発行:三五館
「反戦」と「老い」と「性」を描いた新藤監督への鎮魂のオマージュ

第一章 戦争を許さず人間愛の映画魂
第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ-ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

◆本の購入に関するお問い合わせ先
三五館(03-3226-0035) http://www.sangokan.com/
東方出版(06-6257-3921)http://www.tohoshuppan.co.jp/
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