三館三様、お好みの展覧会へ

2022年11月1日号

白鳥正夫

夏から一気に晩秋のようなこの時期、美術館で過ごすには格好の季節です。できるだけ類似性のある展覧会を同時に取り上げていますが、今回は時代もテーマもまったく異なる3つの企画展を紹介します。西宮市大谷記念美術館で開館50周年記念 特別展「Back to 1972 50年前の現代美術へ」が、京都市京セラ美術館本館の北回廊1階では「ボテロ展 ふくよかな魔法」が、いずれも12月11日まで開催中です。また京都府立堂本印象美術館でも「山口華楊 ―いのちに心をよせて―」が11月23日まで開かれています。現代美術から西洋絵画に日本画と三館三様ですが、お好みの展覧会へ出向かれてはいかがでしょうか。


西宮市大谷記念美術館の開館50周年記念 特別展「Back to 1972 50年前の現代美術へ」
激動の時代映す多様な表現世界に153点

1972年11月3日に開館した西宮市大谷記念美術館は、今年で開館50周年を迎えました。ちょうど半世紀前、全国各地でも美術館が次々と開館し、多くの人々が美術館へ足を運び、美術鑑賞が日々の暮らしの中に溶け込んでいったのです。そして洋画や日本画とは一線を画した多様な表現の現代美術も、1970年代に飛躍的な展開をみせます。

今回の展覧会では、1972年に制作された主に関西の現代美術作品が、5つのテーマに沿って、153点が出品されています。「美術館」はどのような時代に生まれ、作品はいかに時代を映し出したのか、美術館と同い年の作品が勢揃いしていて、興味深い企画展です。

展示構成は序章となる0章〈「1972 年」という時代〉、から始まります。この年、2月の札幌冬季オリンピック開催をはじめ、5月に沖縄の本土復帰、8月にはミュンヘン夏季オリンピック開催、9月に日中国交正常化、10月にはパンダ初来日など話題豊富です。明るいニュースの半面、光化学スモッグやPCB汚染の深刻化、水俣病、四日市ぜんそく、イタイイタイ病の公判など環境問題も浮き彫りになりました。

政界に目を向けると佐藤栄作に代わって田中角栄が7月に総理大臣に就任して「日本列島改造ブーム」が巻き起こった一方で、2月のあさま山荘事件、5月のテルアビブ国際空港乱射事件といった、政治的信条を暴力的手段で訴える事件や、南北ベトナムの和平交渉が難航するなど、国内外の情勢は激動の時代でした。

この章では展覧会の導入部として、当時の社会や文化を反映したグラフィック作品をはじめ、写真、雑誌などを紹介しています。

1章は〈「1972 京都ビエンナーレ」と関西のアートシーン〉。「京都ビエンナーレ」展は京都市美術館で1972年2月に初めて開催。同館が1957年より主催した審査なく誰でも出品できる無監査展覧会「京都アンデパンダン展」よりも、さらに現代美術に対して積極的な支持と評価をするために企画されました。以後、1976年までアンデパンダン展と隔年で開かれました。

1972 年の出品者37名のほとんどは直近のアンデパンダン展で注目された作家たちでした。美術館2階の展示室では観念的な傾向の大型の作品が多く出品され、美術雑誌や新聞では、公立の美術館が企画した関西の現代美術の動向を示す意欲的な展覧会として、取り上げられたのでした。

同展出品者の作品をはじめ、会場写真や雑誌の特集など展覧会に関する資料を展示することで、当時のアートシーンを探ります。植松奎二の《空間関係構造態―樹、人、ロープⅠ》(1972/2016年、作家蔵)は、京都書院で開催された「映像による企画」展(1972年)の出品作で、2016年に焼き直されています。植松は重力のような不可視な事象を、作品として可視化する試みを続け、「1972 京都ビエンナーレ」には、《空間関係構造態》の立体作品も発表しています。


植松奎二《空間関係構造態―樹、人、ロープⅠ》
(1972/2016年、作家蔵)


2章は〈「具体美術協会」の変遷〉で、1954年に兵庫県芦屋市で結成され、吉原治良が代表をつとめた具体美術協会の前衛的な活動を取り上げています。1970 年の大阪万博参加以降、初期メンバーで中心的な存在であった嶋本昭三、村上三郎、元永定正が次々に離脱し、かつてのような勢いを失いつつあった最中、1972年に吉原治良が急逝したことを受け解散します。

吉原の死後、具体の解散前後の状況を、残された作品や資料から探っています。ここでは松谷武利の《繁殖のA》(作家蔵)や、元永定正の《AKAMAGARI》(兵庫県立美術館蔵)などの抽象画が展示されています。


松谷武利《繁殖のA》
(1972年、作家蔵)



元永定正《AKAMAGARI》
(1972年、兵庫県立美術館蔵)


3章は〈現代美術の点景〉。自主企画によるグループ展や現代美術を中心に扱う画廊でも、既成の枠を越える新たな表現が多方面で繰り広げられていました。その中で「もの派」を代表する作家として国内外で注目を浴びた李禹煥、実在と認識の差異や時間の経過などを写真によって観念的に表現した木下佳通代、1963 年以降人間の耳を象った作品で知られる三木富雄、さらに現代美術の記録写真を継続して撮影した安齊重男らの活動に焦点を当てています。福岡道雄は繊維強化プラスチックによる《蛾2》(国立国際美術館蔵)のように2メートルを超える巨大な蛾などの具象彫刻を手がけました。


福岡道雄《蛾2》
(1972年、国立国際美術館蔵)


最後の4章は〈版画の躍進〉です。1950年代から国際的な版画コンクールが世界各国で開催されるようになり、日本でも1957 年に東京国際版画ビエンナーレが始まります。国内外のコンクールで多くの日本人が入選を果たしました。1970 年代には、技法や用いる道具の種類が増え、版画を専門としない作家も版画を手掛けるようになったことで、表現の幅が広がりを見せ始めました。

1970年代から80年代にかけて版画を取り扱う画廊が増え始め、版画専門誌が刊行されたこの時代は、多彩な表現の版画が制作されたことから「版画の黄金時代」と呼ばれました。その渦中にあった現代美術としての版画の1972 年の状況を紹介しています。吉原英雄の《モーニング・コーヒー(シリーズ「ミラー・オブ・ザ・ミラー ニューヨーク」より)》(和歌山県立近代美術館蔵)などユニークな作品が目を引きます。


吉原英雄《モーニング・コーヒーシリーズ
「ミラー・オブ・ザ・ミラー ニューヨーク」より)》
(1972年、和歌山県立近代美術館蔵)


京都市京セラ美術館 本館 北回廊1階の「ボテロ展 ふくよかな魔法」
日本では26年ぶり、ほとんど初公開の70点

人物や動物を誇張されたふくよかな体型で表現したボテロの作品はいつかどこかで見た懐かしさを感じますが、日本国内では26年ぶりの大規模個展。生誕90年の記念すべき年にボテロ本人の監修のもと、初期から近年までの油彩ならびに水彩・素描作品など全70点で構成され、その展示作品のほとんどが日本初公開ということです。

フェルナンド・ボテロは1932年、南米コロンビアのメデジンで生まれ、20歳であった1952年、コロンビア国内の展覧会で受賞した賞金でヨーロッパに渡り、スペインやイタリアなどで古典作品から多くを吸収します。1956年には、ボリュームのある形態で対象を描くことを見出し、その後ボテロ特有の絵画様式が確立されていきました。

そうした作品に描かれる人物や動物はふくよかで、果物は熟れきっているかのように膨らみ、楽器や日用品さえも膨張しています。ボリュームを与えられた対象には、官能、ユーモアやアイロニーなど複雑な意味合いが含まれ、鑑賞者のさまざまな感覚に訴えかけます。それは世界中で注目され続けるボテロ独特の「魔法」のようです。

1950年代後半から欧米で高く評価され、 南米だけではなくヨーロッパや北米、アジアでも大規模展が開催されてきました。90歳を迎える今もなお、美術家として探求し続けるボテロは「私の人生は、描くためにある」と語っています。

展示は、初期作品から静物、信仰の世界、ラテンアメリカの世界、サーカス、変容する名画の、6章で構成されています。章ごとではなく、今回の見どころに添って、主な代表作とともに画像を掲載します。

まず《モナ・リザの横顔》(2020年)が世界初公開されています。ボテロが世界に注目されるきっかけとなったのは、1963年にニューヨークのメトロポリタン美術館でレオナルド・ダ・ヴィンチの《モナ・リザ》が展覧されたとき、ボテロの《12歳のモナ・リザ》がニューヨーク近代美術館(MoMA)のエントランス・ホールに展示されたことです。一夜にして、ボテロの名前はニューヨーク中に知れ渡りました。「モナ・リザ」はボテロが描き続けているテーマの一つです。


フェルナンド・ボテロ
《モナ・リザの横顔》
(2020年)


ボテロのボリュームへの関心は、17歳の頃描いた作品《泣く女》(1949年)にすでに見出せます。その後、ヨーロッパ、特にイタリアで学んだ経験は、彼のボリューム感、官能性、デフォルメ表現に対する基盤を確固たるものにしました。ボテロ自身は「私の作風は、私の作品の代名詞であるだけでなく、私が後世に残す遺産でもあるのです」と強調しています。


フェルナンド・ボテロ
《泣く女》
(1949年)


ボテロの全ての作品において、青年時代の記憶が創作活動の主題になっています。宗教的なテーマへの関心は、聖職者たちの世界と、そこにある形、色彩、衣装、そしてその造形的で詩的な側面を絵画的に探求するためのものであり、ボテロはユーモアと風刺をもって人物にアプローチしています。

司教や修道女、司祭や枢機卿は1930年代から40年代のボテロの故郷では突出した地位にあり、彼らを描くことで、ある種の懐かしさととともに、ここでも風刺とユーモアが込められているようです。そうした作品の一つが、《コロンビアの聖母》(1992年)です。


フェルナンド・ボテロ
《コロンビアの聖母》
(1992年)


日本では1995-96年の巡回展以降、実に26年ぶりですが、1951年のコロンビアに始まり、ヨーロッパ、北米、南米、アジアなど世界各地でこれまで70年以上にわたり数えきれないほどの個展が開かれています。観る人を惹きつけてやまないのは、ふくよかでユーモア、ときに風刺を交えた独特な作風、そして作品自体の大きさにも圧倒されます。《楽器》(1998年)や、《象》(2007年)など、豊かで、生の喜びさえ感じさせます。


フェルナンド・ボテロ
《楽器》
(1998年)



フェルナンド・ボテロ
《象》
(2007年)


心奪われるあざやかな色彩と、ふくよかなフォルムの数々の作品。まとまった作品によって「ボテリズム」を体感し、ボテロとの新たな出会いを生む貴重な機会でもあります。

 

京都府立堂本印象美術館の「山口華楊 ―いのちに心をよせて―」
気品あふれる動物や花鳥画の代表作54点

動物画や花鳥画を一筋に描いた山口華楊の作品をまとまって鑑賞するのは京都国立近代美術館の回顧展(2012年)以来10年ぶりでした。大正から昭和にかけて京都で活躍した華楊は、堂本印象と親交が深かったことから実現した企画展で、気品あふれる代表作54点が展示されています。

山口華楊(1899-1984)は、友禅染の彩色家の次男として京都府京都市中京区生まれます。父の勧めで西村五雲に師事し、1916年京都市立絵画専門学校別科に学びます。入学年の第10回文展に入選、画壇に認められ後に母校の教授をつとめます。とりわけ動物、花鳥画に長じ、伝統的な写生の手法に近代的な心理表現を加えた独自の画境を開きました。 71年日本芸術院会員,80年文化功労者に選ばれ,81年文化勲章を受章しています。

京都画壇の写生の伝統と、師西村五雲から学んだ鋭敏な写実性を独自の動物表現へと昇華させました。生き物を慈しむ眼差しに加え、知的な構成力と静かな空気感は、華楊の魅力と言えるでしょう。堂本印象とは同時代に同じ京都衣笠地域で活躍しました。

代表作の《仔馬》(1955年、日本芸術院蔵)は、1956年に日本芸術院賞を受賞しています。じゃれ合う2頭の 仔馬を描いていますが、馬の色や向きなどが絶妙で、馬への愛情を感じさせます。


山口華楊《仔馬》
(1955年、日本芸術院蔵)


翌年に描いた《虎》(1956年、丸一鋼管株式会社蔵)は、《仔馬》と異なり輪郭線がくっきり。虎は前脚に顎を置き、寝そべる姿態ながら、そのねじれと縞模様が巧みに表現されています。


山口華楊《虎》
(1956年、丸一鋼管株式会社蔵)


《樹》(1963年、京都市立芸術大学芸術資料館蔵)は、風雪に耐える老樹を、《玄花》(1979年、髙島屋史料館蔵)では、妖艶な牡丹の強さを、愛情を注いだ眼で捉え印象的です。


山口華楊《樹》
(1963年、京都市立芸術大学芸術資料館蔵)



山口華楊《玄花》
(1979年、髙島屋史料館蔵)


このほか、軽やかに宙を跳ねる2匹の狐を描いた《幻化》(1979年、SOMPO美術館蔵[損害保険ジャパン株式会社寄託])や、同じような構図で2匹の鹿を描いた《飛火野》(1965年、東京国立近代美術館蔵)なども出品されていて、興味深く鑑賞できます。


山口華楊《幻化》
(1979年、SOMPO美術館蔵
[損害保険ジャパン株式会社寄託])

 



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

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第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ-ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

◆本の購入に関するお問い合わせ先
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