個性派の作家、味わい深い3つの展覧会

2022年8月1日号

白鳥正夫

長期化する世界的な新型コロナ禍は、ついに第7波。科学や医学はめざましい発展を遂げているものの、このウイルスの猛威は止められません。感染拡大が気がかりであるものの、クラスターの報告例がない美術館へ避暑を兼ね出向いてみてはいかがでしょうか。今回は気分をリフレッシュするのに格好の3つの展覧会を取り上げます。京都府立堂本印象美術館でコレクション展「旅する印象 ─画家が見つめた、ひと・町・自然─」が9月25日まで開催中です。神戸のBBプラザ美術館では太田三郎展「人と災いとのありよう」が9月11日まで、横尾忠則現代美術館でも開館10周年記念展「横尾さんのパレット」が8月6日から12月25日まで、それぞれ開かれています。作風は異なりますが、いずれ劣らぬ個性派の作家展で、味わい深い展示内容です。


京都府立堂本印象美術館でコレクション展「旅する印象 ─画家が見つめた、ひと・町・自然─」
ヨーロッパと中国を描いた作品の数々

大正から昭和にかけて活躍した日本画家・堂本印象の表現は、日本や東洋の古典に西洋画を取り入れた具象絵画から、抽象絵画へと幅広く展開しました。その背景には1952年(昭和27年)に初めて経験したヨーロッパ旅行を挙げることができます。今回の展覧会では、抽象への契機となったヨーロッパ旅行の足跡を中心に、若い時代に旅した中国を描いた作品と併せて約70点を展示し、渡欧前後の風景表現の広がりを紹介しています。

堂本印象(1891-1975)は、1919年に第一回帝展で初入選して以来、約60年にわたる画業において、常に日本画の限界を超えた最前線の表現に挑戦し続けた画家です。生涯を通して風景、人物、花鳥、神仏など多様なモチーフを描きこなしましたが、特に1950年代半ばからは日本画家による抽象画という今までに見られなかった前衛的な表現を国内外で次々と発表し、画壇に強烈な足跡を残しています。

コロナ禍の2年余、海外旅行は大幅に制限されていますが、そもそも海外への渡航が困難な戦後まもなく、日本画壇の重鎮として活躍していた印象は61歳の時、初めて渡欧の機会を得たのでした。半年かけてイタリア、フランス、スペインなど欧州各国を回り、スケッチをはじめ帰国後に数々の作品を描き遺しています。印象が目にした異国の風景を描いた作品を展示した企画展「憧れのヨーロッパ旅行」が一昨年秋から昨春に開かれていて、その第二弾。

印象の渡欧は、京都から特急列車で東京へ向かい、羽田からプロペラ機で約50時間かけてイタリア・ローマに到着した後、さらにフランス、スペイン、ドイツ、スイスなどを訪問しました。印象は約半年間の滞在中、美術館やあたらしい同時代作家の展覧会にも足を運び、西洋古典美術のみならず現代美術の動向にも直に触れ、自身の今後進むべき道を確信して帰国したのです。

これよりずっと以前の大正時代、まだ31歳の4~5月に中国の蘇州・杭州・揚州を訪れています。翌年の春も中国中部へ、3年にわたって3度、日本美術の源流を訪ねて、中国を旅しています。その成果として、大正ロマンあふれる写実的な作品を制作しました。中国ゆかりの作品を通して、研究意欲旺盛な若かりし印象の姿を見てとれます。

ヨーロッパの出品作では、《窓》(1953年)はフランス郊外の風景ながら、両端の窓に老人と母に抱えられる赤ちゃんの姿を配し、生と死の間の世俗を寓意的に捉えています。パリの裏町を描いた《モンパルナス》(1954年)、イタリアのありふれた《ローマの宿の朝》(1952年)など、名所旧跡ではない風景が新鮮です。


堂本印象《窓》
(1953年、以下5点いずれも京都府立堂本印象美術館蔵)



堂本印象《モンパルナス》
(1954年)



堂本印象《ローマの宿の朝》
(1952年)

中国の作品では、《爽山映雪》(1921年)や《仙人図 藍采和》(1922年)など、渡欧時代の作品と比べると、同じ作者が描いたと思われない画風の変化があり、さらに戦後は抽象表現や障壁画の世界にも活躍の場を広げるなど、芸術の旅人として、美の遍歴を続けたのでした。熟達した境地の洒脱なヨーロッパ風景と、30代前半の大正ロマン漂う中国風景は、多様な「印象の世界」を知る機会でもあります。


堂本印象《爽山映雪》
(1921年)



堂本印象《仙人図 藍采和》
(1922年)

BBプラザ美術館で、太田三郎展「人と災いとのありよう」
社会への洞察や、人々へのメッセージ…

太田三郎の作品はグループ展などで何度か見ているのですが、そのイメージが定着していませんでした。内覧会に出向き初めて作家とお会いし、まとまった作品を見て、社会への洞察や、現在を生きる人々へのメッセージに感銘を受けました。今回の展覧会では、コロナ禍の「マスク」をモチーフとした切手型作品や、先の戦争において失われた生命や記憶に思いを寄せた《POST WAR》、阪神・淡路や東日本大震災、広島土砂災害や西日本豪雨など「人と災い」をテーマにした作品を紹介しています。

太田三郎(1950-)は、山形県西田川郡温海町(現・鶴岡市)に生まれました。国立鶴岡工業高等専門学校機械工学科を卒業後に上京します。銀座のグラフィックデザイン事務所に18年間勤勤務。1994年からは岡山県津山市に拠点を置き、制作活動を続けています。東京在住中の84年に、郵便切手と消印を用いた作品を手がけます。その後、94年から発表する代表作《POST WAR》シリーズなど独自のデザインによる切手の制作を始めます。


太田三郎
《Disposable masks 20 November to 15 December 2020
Tsuyama Okayama Japan》
(2020年、作家蔵)

展示会場で、まず目に留まったのが、展示室の一角に《Bird Net-世界はつながっている「献花」》と題された作品だ。《Bird Net》シリーズは2004年に起こった鳥インフルエンザに触発されて生まれました。その一環として、今回の新型コロナによって亡くなった人の数の、裏表張り合わせた菊の切手を「献花」として積み上げています。その数は、3万枚を超え毎日増え続けます。


太田三郎
《Bird Net-世界はつながっている「献花」》の展示
(2022、作家蔵)

すべての生き物、すべての現象は、目にみえないさまざまな糸で結ばれている気がする。 世界はつながっている。すべては関わりあっている」とは、作品に寄せた太田の言葉です。

1992年、太田が偶然目にした新聞記事がきっかけに《POST WAR 46‐47 兵士の肖像》は生まれます。朝日新聞の夕刊に「戦後46年」という欄があり、太平洋戦争で行方の分からなくなった日本人兵士の最後の様子を尋ねるメッセージが掲載されていたのです。太田は彼らのような人たちこそ切手になるべきだと思ったと言います。


太田三郎
《「POST WAR 46–47 兵士の肖像」
松山孝次(1926-1945)
1993年4月1日 朝日新聞東京版夕刊掲載》
(1994 年、和歌山県立近代美術館蔵)

同じような着想で、《POST WAR 56 無言館》は、1997年に開館した長野県の「無言館」に集められた人物画などをモチーフに作られた切手型作品です。《POST WAR 60 被爆者》は、戦後60年に実在人物に取材して制作しました。20面ある顔写真の下に、「被爆の状況」や「未来の人々への願い」が小さく記されています。

阪神・淡路大震災では、植物の種子を採集した日の新聞の一面を組み合わせて作品化した《Seed Project》や、東日本大震災でも、漂着した木材や瓦礫を詰めたペーパーウエィトを販売するなどの「瓦礫・シェア・プロジェクト」に取り組んでいます。

《可部のおにぎり》は、2014年の広島土砂災害でかわらや石のしたじきとなった稲穂を分けてもらい、稲籾を真砂土に混ぜてつくったものだ。


太田三郎
《可部のおにぎり》
(2014年、作家蔵)

岡山県の井原鉄道では「アート列車」として、列車に大原美術館所蔵の名画を切手型にデザインし、車両の天井や窓に貼り運行しています。西日本豪雨災害やコロナ禍からの再生を目指し、元気を届けるプロジェクトです。デザインを担当した太田は「傷ついたり悩みを抱える人がいっぱいいると思う、そういう方々が列車に乗ったときにリラックスできる瞬間があれば」と話しています。


太田三郎
《アート列車》
(2021年、井原鉄道提供)

BBプラザ美術館では、開催趣旨について「精緻で静謐な太田の作品は、一見多くを語りません。しかし、災厄における人間の存在へと迫ることで、その奥にある、これから生きてゆく全ての人々へのメッセージや問い掛け、太田の眼差しに触れることができるでしょう。本展は展覧会という形をとった、私たちへの宛名の無い手紙でもあるのです」と、 強調しています。

 

横尾忠則現代美術館の開館10周年記念展「横尾さんのパレット」色彩豊かなヨコオワールドを再構築

横尾忠則現代美術館では、毎度ユニークな企画展を展開していますが、今回は横尾忠則作品の特徴である鮮やかな色彩に着目し、約40年の画家活動を振り返る展覧会です。これまでの「ピンクガール」、「Y字路」、「A.W. Mandala」、「寒山拾得」などのシリーズを含む作品をテーマや様式から解放して色で分類し、展示室をパレットに見立てたインスタレーションでヨコオワールドを再構築します。また使用済みのパレットや公開制作で使用した絵具など、作品が生まれる背景も合わせて紹介しています。

横尾忠則(1936-)は、兵庫県西脇市生まれです。1956年より神戸新聞社にてグラフィックデザイナーとして活動後、59年に独立しています。1980年にニューヨーク近代美術館で催されたピカソ展に衝撃を受け、「画家宣言」を発表。以降、日本を代表するアーティストに一人として、国際的にも活躍してきました。昨年は東京都現代美術館で大規模な「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」を開催されています。

「横尾さんのパレット」展は、色ごとに構成されています。それぞれの解説と出品作を、プレスリリースを参考に掲載します。

画家転向後の横尾を象徴する色はおそらく「赤」。横尾忠則=赤の印象を決定づけたのは、1996 年から描き始めた赤い絵画の連作で、少年時代に見た空襲で染まった赤い空に端を発します。このシリーズは、後に「赤の時代」と言われるほどに浸透し、「生と死」を描き続ける横尾のイメージと結びついたのです。《二つの叫び》(1996年、兵庫県立美術館蔵)も、その1点です。


横尾忠則
《二つの叫び》
(1996年、兵庫県立美術館蔵)

次に「青」です。一般的に青は空や海を想起させる色であり、横尾作品の主要な題材である滝や宇宙につながる色でもあります。ところが、横尾が青を用いて空や海を描く例は意外に少ないのです。横尾の青は、夜の闇や果てのない宇宙といった先の見えない不穏な空気をもたらし、肖像画においてさえ現実、現世と切り離されたような浮遊感をまとわせています。《女性と紳士靴》(2018年、作家蔵)などです。


横尾忠則
《女性と紳士靴》
(2018年、作家蔵)

3番目は「黄」。2020 年から 21 年にかけ、コロナ禍で外出を控えざるを得ない状況で横尾はアトリエに籠り、意欲的に制作に励みました。東京都現代美術館で披露されたその新作群は、鬱屈した気分を晴らすかのような自由奔放な描法と主題が新たな境地への一歩を予感させるものでした。とりわけ透明感のある黄色が印象的です。《黒い空洞》(2014年、作家蔵[横尾忠則現代美術館寄託])もあります。


横尾忠則
《黒い空洞》
(2014年、作家蔵[横尾忠則現代美術館寄託])

「緑」と言えば、横尾が描く森は、生命の蠢きを感じさせる謎めいた深遠さを持ち、深い緑で表現されています。故郷の西脇や冒険小説を題材とする作品には緑が多用されています。それは小説『原郷の森』の舞台である横尾のアトリエ(緑に囲まれた黄色の建物である)と繋がっているようです。《Maurizio, Sandro and Nicola in Varese, June 1, 1984 (No.1)》(1984年、作家蔵[横尾忠則現代美術館寄託])も代表作でしょう。


横尾忠則
《Maurizio, Sandro and Nicola in Varese,
June 1, 1984 (No.1)》
(1984年、作家蔵[横尾忠則現代美術館寄託])

「黒・色彩」では、Y字路シリーズを中心に、横尾流のモノクロームとカラフルの両極を展示。グラフィックデザイナー時代より原色を大胆に用いた作品が特徴的であった横尾の、色彩における最初の転機が 1996 年の「赤の時代」であったとすれば、続く転機は 2000 年の「Y字路」であったといえるでしょう。夜の闇に浮かぶ Y字路 は、必然的に「黒」とのコンビネーションの中で描かれてきました。そして、一方、会場で「黒いY字路」と対照的に並ぶ色鮮やかな Y字路 は 2002 年の連作です。

最後に「パレット」は、横尾の制作の副産物です。本来使い捨てであるはずのそれらは、捨てられることなく積み重ねられてアトリエの風景となり、時には挿絵として書籍を彩り、時にはキャンバスの上で、絵画の構成物となり、時には額装されて作品となっています。パレットは横尾の分身が生み出した作品のようでもあります。ここでは、この展覧会のポスターを取り上げておきます。


横尾忠則現代美術館の開館10周年記念展のポスター

 



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

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第三章 生きているかぎり生きぬきたい

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新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

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発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ-ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

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三五館(03-3226-0035) http://www.sangokan.com/
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