兵庫特集、注目の現代美術の4企画展

2022年5月1日号

白鳥正夫

3年目と長期化の世界的なコロナ禍に加え、3か月目に入ったロシアによるウクライナ侵攻は、なお出口が見えません。重苦しい日々が続いていますが、美術館に行けば、アーティスト多様な表現世界に驚き、元気をいただけます。とりわけ時代の先端を切り拓いてきた現代美術に注目です。今回は神戸沿線の4企画展をリポートします。兵庫県立美術館では20世紀後半の美術に大きな影響を及ぼした「ミニマル/コンセプチュアル:ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」が5月29日まで開かれています。このほか世界120カ国以上を巡り撮影した「佐藤健寿展 奇界/世界」が西宮市大谷記念美術館で6月5日まで、「辰野登恵子―身体的知覚による版表現」がBBプラザ美術館で6月19日まで、開館10周年記念「Forward to the Past 横尾忠則 寒山拾得への道」が横尾忠則現代美術館で7月18日まで、それぞれ開催中です。


兵庫県立美術館の「ミニマル/コンセプチュアル:ドロテ&コンラート・フィッシャーと1960-70年代美術」
 
今日のアートに影響を与えた新たな潮流

このカタカナの長いタイトルに敬遠する方もいるかもしれません。そもそも現代美術とは独自の視点と手法による創作活動分野も多く、その内容を踏まえたタイトルも簡単ではありません。ここは会場に足を運び、体感してほしいと思います。とは言っても、この展覧会の紹介は難しく、美術館のプレスリリースに頼ります。まずはタイトルの説明からです。

ミニマル・アートは、主に1960年代のアメリカで展開した美術の潮流です。作家の手仕事やその痕跡を排し、レンガや金属板、蛍光灯といった工業用素材や既製品を用いて、単純で幾何学的な形やその反復によって制作されました。コンセプチュアル・アートは、物質的な制作物以上に、その元となるコンセプトやアイデアを重視します。特定の形式に縛られることなく、言葉や印刷物、日用品、作家自身の行為、それを記録する写真や映像など、多様な媒体が用いられました。

ドロテ&コンラート・フィッシャー夫妻は、1967年にドイツのデュッセルドルフにギャラリーを開き、こうした同時代の国際的な動向をいち早く紹介しました。フィッシャー夫妻は展覧会を手掛けた作家たちの作品を収集すると共に、その制作過程に関わる書簡や指示書、ドローイングといった多彩な資料も保管していました。

今回の展覧会では、故フィッシャー夫妻のコレクションを収蔵したノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館の全面的な協力のもと、フィッシャー夫妻旧蔵の貴重な作品と資料、ならびに日本国内に所蔵される主要作品を通じて、今日のアートに大きな影響を与えたこの二つの芸術動向を振り返っています。

展覧会の構成は、工業材料と市販製品、規則と連続性、 「絵画」の探究、数と時間、場への介入、枠組みへの問いかけ、歩くこと、知覚、芸術と日常、の9つのセクションに分かれています。主な出品作を取り上げます。

ミニマル・アート作品では、ダン・フレイヴィンの《無題(タトリンのためのモニュメント)》(1967-70年、東京都現代美術館蔵)が顕著です。使用したのは蛍光灯で、彼はあえて規格化された長さの蛍光灯を用い、手を動かして作品を制作することなく、それを幾何学的な秩序のもとに並べました。


ダン・フレイヴィン
《無題(タトリンのためのモニュメント)》
(1967-70年、東京都現代美術館蔵)


ソル・ルウィット《ストラクチャー(正方形として1、2、3、4、5)》(1978-80年、滋賀県立美術館蔵)は、複数の立方体を単純につなぎ合わせ、方形状に並べた作品です。立方体が透明性を持ち、複雑に見えます。


ソル・ルウィット
《ストラクチャー(正方形として1、2、3、4、5)》
(1978-80年、滋賀県立美術館蔵)
© 2021 The LeWitt Estate


ゲルハルト・リヒターの《エリザベート(CR104-6)》(1965年 東京都現代美術館蔵)は、暑い日に水浴を楽しむ女性だけならともかく、雑誌の一部を切り取ったようなイメージで説明書きの文字も描いています。この作品は、写真と写真が掲載された紙媒体と、それを描いた絵画という、イメージの重なりで、絵画の課題自体を掘り下げています。


ゲルハルト・リヒター
《エリザベート(CR104-6)》
(1965年 東京都現代美術館蔵)
©Gerhard Richter 2021 (07042021)


ギルバート&ジョージの《アーチの下で(ボックス)》(1969年、ノルトライン=ヴェストファーレン州立美術館蔵)は、イングランド各地での実演の記録写真、招待状や告知ポスター、招待客へのプレゼントのバッジなど計25点を箱に収めたもの。ギルバート&ジョージは、「この彫刻とその広報物の歴史の全容」を伝えるものして、フィッシャーに送っています。


ギルバート&ジョージ
《アーチの下で(ボックス)》
(1969年、ノルトライン=
ヴェストファーレン州立美術館蔵)
©2021 Gilbert & George;
Foto: Achim Kukulies, Düsseldorf


西宮市大谷記念美術館の「佐藤健寿展 奇界/世界」
世界各地の奇妙な写真がオンパレード

長引くコロナ禍で海外旅行がままならないご時世に、うってつけの企画展です。何しろ、これまで世界120ヵ国以上を巡ったという写真家の佐藤健寿 (1978 年-)の初めての個展です。しかも世界各地のありとあらゆる “ 奇妙なもの ” を対象に、博物学的・美学的視点で撮影と執筆活動を行ってきた作品は、私たちに多くの驚きと発見を与え、好奇心をかき立ててくれることでしょう。

今回の展覧会は、2010 年に出版された写真集『奇界遺産』の造語をタイトルとして人気を博した代表の『奇界遺産』をはじめ、シンプルな視点で世界を捉えた2021年の新刊『世界』、写真表現の新たな可能性を示した2015年刊行の人工衛星写真集『SATELLITE』、さらに会場の西宮市大谷記念美術館周辺を空撮した新作など合わせて210点を展示しています。  

まず奇界写真は、多様な文化や建築、自然が生んだ奇景、奇妙に見える風俗を持つ人々など、世界各地に存在する不思議なもので溢れています。《スイ・ティエン公園》((2009年)は、ベトナムのホーチミンにある巨大なテーマパック。写真の彫像は伝説の初代国王がモデルで、2010年まで赤いが、現在はグレーになっているそうだ。


《スイ・ティエン公園/ベトナム》
2009年 © KENJI SATO


《マトリョーシカ・ホテル》(2018年)は、中国内モンゴルに建つ世界最大の マトリョーシカ。高さが72メートルもあり、1000部屋以上の客室が円筒形の壁面に沿って配備されている。


《マトリョーシカ・ホテル/中国》
2018年©KENJI SATO


奇界を「居住」や「習俗」、「信仰」、「死」、「宇宙」などのテーマで分類し、ロシアの極寒の地で暮らすモンゴロイド系先住民がトナカイの生き血を飲み、生肉を食う姿や、パプア・ニューギニアに暮らすアサロ族の仮面を被ったユーモラスな姿、さらには《インターナショナル・カー・フォレスト》(2019年)など奇妙な光景のオンパレードです。


《インターナショナル・カー・フォレスト/アメリカ》
2019年©KENJI SATO


会場には佐藤健寿の写真作品に関連する民俗資料も出品しています。《棺(飛行機)》(国立民族学博物館蔵)は、ガーナのある村でつくられた全長3メートルにも及ぶ飛行機型の棺です。死者の職業や趣味をもとに遺族が発注するといい、飛行機は世界を飛び回っていた国際的ビジネスマンネスマンを偲んでつくられたとのことです。


《棺(飛行機)》 (国立民族学博物館蔵)
の置かれた展示風景


「真なる発見の旅とは、まだ見ぬ景色を探すことではない。世界を見る新たな目を、見つけることだ」とは、『世界不思議地図』の序文で佐藤が引用した言葉です。主催者は「世界的パンデミックによって世界への扉が閉ざされてしまったいま、本展が皆様にとって新鮮な旅に想いを馳せる機会や、新たな世界を見つけるためのヒントとなれば幸いです」と、強調しています。

 

BBプラザ美術館の「辰野登恵子―身体的知覚による版表現」
抽象表現を追求、辰野の版画に焦点66点

辰野登恵子(1950-2014)は、一貫して独自の抽象表現を追求し、芳醇な色彩と幾何学や有機的形態で、豊かな奥行きと空間の揺らぎを感じさせる作品を数多く発表した画家です。BBプラザ美術館では2016年に、約40年にわたる画業を辿る展覧会を開いていますが、今回の企画展は、辰野の版画制作に焦点を当て66点を展示しています。

辰野の「版」表現は、東京藝術大学大学院在学中の1970 年代初め、絵画に表現の一つとしてシルクスクリーン技法を取り入れたことに始まります。以来、油彩やアクリルによる絵画制作と往還するかたちで、シルクスクリーン、リトグラフ、銅版画、木版画と、豊かな発想力をもって「版」による表現へ果敢に取り組んでいます。

「版」を介することで、必然的に自身の意図と距離を置ける版画は、辰野にとって創作上の思索を深める媒体であり、いわゆる余技としての版画、複数性を特徴とする版画とは違う意味合いを持っています。辰野の理性と感性の葛藤の延長線上にある、質としての空間やかたちの模索、身体的知覚による「版」表現をの作品に注目です。 

辰野と言えば、2019年に名古屋市美術館で「辰野登恵子 ON PAPERS : A Retrospective 1969-2012」を鑑賞しました。この時は、油彩30点を含む版画やドローイングなど約220点の作品で画業を再検証した回顧展でした。

辰野は油彩の制作を本格的に始めてからも、エッチングや木版、リトグラフなどさまざまな版種による版画制作に取り組んでいます。油彩での試みを版画で追体験する、あるいは「版」の仕事での成果を油彩に反映させるなどの往還によって、創作の幅や深みを増していったことがみてとれます。辰野は『版画芸術』(1998年)で、「作家の現実感、生の感覚が見えてこそ絵はおもしろいのです」との言葉を寄せています。

出品された主な作品を、ほぼ10年間隔で掲載します。リトグラフの《UNTITLEDⅡ》(1982 年)、《April-25-91》(1991 年)、エッチング、アクアチントの《TWIN COLORS Ⅰ》(2001 年、いずれもBBプラザ美術館蔵)、リトグラフの《AIWIP-17》(2011 年、辻和彦氏蔵) の変化も見どころです。


辰野登恵子《UNTITLEDⅡ》
(1982 年、BBプラザ美術館蔵)



辰野登恵子《April-25-91》
(1991 年、BBプラザ美術館蔵)



辰野登恵子《TWIN COLORS Ⅰ》
(2001 年、BBプラザ美術館蔵)



辰野登恵子《AIWIP-17》
(2011 年、辻和彦氏蔵)


横尾忠則現代美術館 開館10周年記念「Forward to the Past 横尾忠則 寒山拾得への道」
コロナ禍で制作、新境地の最新作など72点

横尾忠則(1936-)の面目躍如の展覧会です。コロナ禍によって外出も人と会うこともままならなかった横尾が、アトリエに篭り制作に打ち込むことで生まれた「寒山拾得」をテーマにした最新作や、過去の作品を合わせ72点が展示されています。画家転向から間もないころの1980年代の作品と、最新作とを比べて鑑賞するのも一興です。


横尾忠則展の展示風景

72点のうち31点は2020~21年の作品で、「これまでの作品とは異なるタイプ」とは本人の弁です。作家自身がが難聴や腱鞘炎などを患い、身体的な感覚の変化を受け入れて体得した「朦朧体」と呼ぶ最新の様式こそが、実は数10年におよぶ絵画との格闘と模索の末に到達した理想の境地だったのかもしれません。

「寒山拾得」のモチーフは、中国・唐の時代の僧で、山に住み、詩を詠むも奇行を重ねるという特徴から数々の文学や美術に取り上げられてきました。俗世から離れ創作活動に勤しむ彼らの姿に横尾は自分の姿を重ね合わせたのでしょうか。


横尾忠則
《寒山拾得 2020》
(2019年、作家蔵)


「YOKOO TADANORI COLLECTION GALLERY 2022 Part1」が4階の横尾忠則コレクションギャラリーで同時開催されています。2022 年度の展示第一弾は、横尾がコレクションしたマン・レイ(1890-1976)の作品を展示。ダダイスト・シュルレアリストの芸術家として知られるマン・レイは、オブジェや絵画など多様なジャンルの作品を手がけましたが、中でも実験的な構図や技法を試した写真で知られています。横尾はマン・レイが撮った女性の写真シリーズを収集し、それらから制作上のインスピレーションを得てきました。今回はそのシリーズとともに、横尾によるマン・レイをモチーフにした作品も合わせて展示されています。


横尾忠則
《突発性難聴になった日》
(2019年、作家蔵)



横尾忠則
《二刀流再び》
(2021年、作家蔵)

 



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

新刊
「シルクロードを界遺産に」と、提唱したのは故平山郁夫さんだ。シルクロードの作品を数多く遺し、ユネスコ親善大使として文化財保存活動に邁進した。

社長業を投げ捨て僧侶になった小島康誉さんは、新疆ウイグル自治区の遺跡の修復や調査支援を30年も続けている。

シベリアに抑留された体験を持つ加藤九祚さんは90歳を超えて、仏教遺跡の発掘ロマンを持続する。

玄奘の意志に導かれアフガン往還半世紀になる前田耕作さんは、悲劇のバーミヤンの再生に情熱を燃やす。
シルクロードの現代日本人列伝
―彼らはなぜ、文化財保護に懸けるのか?

世界文化遺産登録記念出版
発売日:2014年10月25日
定価:1,620円(税込)
発行:三五館
「反戦」と「老い」と「性」を描いた新藤監督への鎮魂のオマージュ

第一章 戦争を許さず人間愛の映画魂
第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ-ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

◆本の購入に関するお問い合わせ先
三五館(03-3226-0035) http://www.sangokan.com/
東方出版(06-6257-3921)http://www.tohoshuppan.co.jp/
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