注目の企画展、充実の展示内容

2021年12月1日号

白鳥正夫

美術館の情報などで注目していた2つの企画展をプレス内覧会で鑑賞しました。「コレクター福富太郎の眼」が、大阪・あべのハルカス美術館で、「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」が、京都国立近代美術館で、ともに新年1月16日まで開かれています。昭和のキャバレー王として知られた福富太郎は美術品蒐集でも有名です。とりわけ日本近代美術の展覧会に出向くと、名品が貸し出されているのを目にしていました。今回の展覧会ではこれら福富太郎コレクションの代表作が一堂に出揃っています。一方、ウィーン生まれで日本人建築家と結婚し、京都とウィーンを拠点に活躍したデザイナー、上野リチ・リックスのことは耳にしていましたが、世界で初めての包括的な展覧会です。いずれも展示内容が充実していて、この機会に足を運んでほしいものです。


大阪・あべのハルカス美術館の「コレクター福富太郎の眼」

美人画を軸に洋画から戦争画まで約80点
清方の《妖魚》や恒富の《道行》の代表作も

「私は、福富太郎という人は、間違いなく戦後最高のコレクターだと思っています。」とは、この展覧会を監修した美術史家の山下裕二・明治学院大学教授の言葉です。福富太郎は、1964年のオリンピック景気を背景に、全国に44店舗にものぼるキャバレーを営み、キャバレー王の異名をとった実業家です。その傍ら、父の影響で少年期に興味を抱いた美術品蒐集にも熱中し、コレクター人生も鮮やかに展開させました。


展示会場入口に掲げられている
福富太郎の肖像写真


福富太郎(本名:中村勇志智、1931−2018)は、32歳でキャバレー〈銀座ハリウッド〉をオープンし、全国に展開します。経営面から人間関係まで多方面の話題に明るく、軽妙でユーモア溢れる語り口が人気を博し、テレビやラジオにも多数出演する著名人でした。ただ美術品を蒐集するだけでなく、自身の蒐集作品を題材に1992年から『芸術新潮』に連載し、単行本化されています。さまざまな資料を基に執筆し、幅広い世代へ美術作品の魅力や愉しみ方を紹介する活動にも力を注ぎました。

福富の美術品蒐集は、念願だった鏑木清方を手はじめに、著名な画家の作品だけでなく、未評価の画家の作品であっても自身が良質であると信じれば求め、蒐集内容の幅を拡げていきます。こうして、情熱を傾け蒐集した作品の数々は、日本近代美術を紹介する展覧会において多くの人々を魅了し、福富は他とは一線を画すコレクターとして注目される存在となったのです。

今回の展覧会では、作品を追い求めた福富太郎の眼に焦点をあて、その類いまれなるコレクションの全貌を紹介する初めての機会となります。鏑木清方や北野恒富に代表される東西画家の美人画はもとより、時代を映す黎明期の洋画から戦争画に至るまで、55作家の約80作品をとおして今も息づくコレクションの魅力と、作品とともに歩んだコレクター人生を振り返っています。

展示は3つのセクションで構成されています。各セクションの概要と主な作品を取り上げます。作品はすべて福富太郎コレクション資料室蔵です。

その1は、「コレクションのはじまり 鏑木清方との出逢い」です。父親が大切にしていた清方の作品が空襲で焼失してしまった体験が原点となり、福富は清方作品を本格的に蒐集するようになります。作品を携えて清方邸に訪れるなど、清方本人とも交流がありました。福富は清方研究には欠かせない、充実した作品を所有するコレクターとして注目されるようになったのです。

ここでは、清方が作品との再会を喜んだと言われる《薄雪》(1917年)や、発表当時も話題となった異色作《妖魚》(1920年)などを含む13点から、福富コレクションのはじまりを紹介しています。とりわけ《妖魚》は、思い切った色彩構成と幻想的な。妖しさを漂い、福富は「私は清方先生の名作の一つと固く信じています」と語っています。


発表当時も話題となった異色作《妖魚》
(1920年)などの展示


その2は、「女性像へのまなざし」で、東西の作家が描く美人画の競演です。福富コレクションの核とも言える近代日本画の女性像。福富は画家の有名無名に関係なく、自身の眼で見て気に入った作品を蒐集し、関連する資料や情報を収集し対象への理解を深めます。福富が魅せられた女性たちは、美しいだけではなくどこか憂いを含み、存在感を放つ女性像が多いのも特徴です。

「東の作家」としては、梶田半古の《天宇受売命》(1897年頃)、渡辺省亭の《幕府時代仕女図》(1887年頃)、池田蕉園《宴の暇》(1909年)、富岡永洗、小村雪岱らの作品が並んでいます。江戸時代以来の伝統をふまえた線描と岩絵具ならではの美しい彩色が施された女性像を積極的に蒐集しています。


池田蕉園《宴の暇》
(1909年、福富太郎コレクション資料室蔵)


「西の作家」では、『画壇の悪魔派』と称された北野恒富の《道行》(1913年頃)をはじめ、上村松園の《よそほい》(1902年頃)や島成園の《春の愁い》(1915年頃)、甲斐庄楠音の《横櫛》(1918年頃)など、福富ならではの視点で蒐集されたコレクションが展示されています。


北野恒富《道行》
(1913年頃、福富太郎コレクション資料室蔵)



上村松園《よそほい》
(1902年頃、福富太郎コレクション資料室蔵)


《道行》は、福富を魅了した傑作です。 福富太郎『絵を蒐める 私の推理画説』(新潮社 1995年)に次のような文章を記載しています。

運びこまれた二曲一双の屏風をひろげてみて、息がとまるほど驚いた。男と女。それも心中直前の姿だろう。男の背に寄り添う女の、放心したような目。まるで人形のように生気のない男の横顔。どこを見つめるでもない二人の目が、彼らに未来がないことを暗示しているようでもある。男は手に数珠を持ち、その掌に女が手を絡ませる。指先に淡く紅がさされて、そこだけ温かい血が通う。生身のぬくもりが伝わってくる。(中略)展覧会や画集などで、恒富作品はかなり見ているが、この図にはまったく見覚えがない。これほどの傑作がまだ眠っていたとは。なんとしても入手しようと思った。

その3は、「時代を映す絵画」です。日本画だけではなく、近代洋画コレクションもあります。近代洋画の父として知られる高橋由一や山本芳翠をはじめ、岡田三郎助や岸田劉生といった美術史上にあがる著名画家の作品を手にする一方で、洋画においても画家の有名無名を問わず、自分が本当に惚れ込んだ作品を蒐集するという姿勢は変わりませんでした。

「黎明期の洋画」として、高橋由一の《小幡耳休之肖像》(1872年)、「江戸から東京へ」に、岡田三郎助の《ダイヤモンドの女》(1908年)などが出品されています。


岡田三郎助《ダイヤモンドの女》
(1908年、福富太郎コレクション資料室蔵)


また、幼少期に第二次世界大戦を経験した福富は、戦争画やその周辺の作品も積極的に蒐集します。黎明期の洋画から戦争画に至るまで、知られざる近代洋画コレクションを、満谷国四郎 《軍人の妻》(1904年)ら、30画家の作品をとおして紹介しています。

冒頭の山下裕二さんの言葉通り、福富太郎は一流の美術コレクターであることが蒐集美術品によって裏付けできます。清方の《妖魚》と恒富の《道行》は今夏、大阪歴史博物館の「あやしい絵」展に出品されていて感嘆したばかりでした。ただ美しいだけではない作品にこだわった審美眼に感服です。日本画だけではなく、日本の近現代の著名な日本画・洋画家をほぼ網羅するような幅広いコレクションにも驚きました。


ずらり美人画が並んだ
「コレクター福富太郎の眼」展の展示風景



京都国立近代美術館の「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」

国内外の機関から出品作品など約370件
色彩豊かな魅力あふれるデザイン世界の全貌

上野リチ・リックス(1893−1967)は、芸術爛熟期のウィーンに生まれます。1912年にウィーン工芸学校に入学したリチは、テキスタイル、七宝、彫刻を学ぶとともに、ウィーン分離派のメンバーである建築家ヨーゼフ・ホフマンに師事します。1917年に同校を卒業後、ホフマンの誘いに応じてウィーン工房に入り、テキスタイルとファッションを中心として多彩な制作活動を展開します。デザイン面でも、柔らかく自在な描線と多彩な色調により花や鳥などのモティーフを表現した、独自の作風を開拓し、デザイン分野で精力的な制作活動を展開します。


「ポートレート:上野リチ・リックス」
(1930年代、京都国立近代美術館蔵)


リチは1924年、ホフマンの建築設計事務所に在籍する日本人建築家・上野伊三郎と出会い、翌年に結婚し、1926年には伊三郎の郷里である京都に移り住みます。戦前にはウィーンと京都を行き来して、壁紙やテキスタイルなどの日用品や室内装飾などのデザインを手がけ、戦後は夫婦ともに現在の京都市立芸術大学で教べんをとり、後にはインターナショナルデザイン研究所を設立して、後進の育成にも尽力しました。

今回の展覧会には、京都国立近代美術館所蔵の多くのリチ作品に加え、オーストリア応用芸術博物館/現代美術館(ウィーン)など国内外の機関から、リチと関連作家の作品を借用し、約370件によって色彩豊かな魅力あふれるリチのデザイン世界の全貌を明らかにしています。

展示は、プロローグとして、「京都に生きたウィーン」から始まります。ここではリチのポートレートやスケッチブックなど、ウィーンと京都の2つの町を生きた数々の資料が展示されています。そして第1章「ウィーン時代———ファンタジーの誕生」、第2章「日本との出会い———新たな人生、新たなファンタジー」、第3章「京都時代———ファンタジーの再生」と続き、リチは1967年74歳の生涯を閉じますが、エピローグ「受け継がれ、愛されるファンタジー」で閉じます。

第1章では、リチのウィーン時代に着目しています。ウィーン工芸学校の様相と、初期ウィーン工房が生みだしたデザインの新たな潮流を振り返るとともに、《テキスタイル・デザイン:夏の風》(1922年、クーパー・ヒューイット スミソニアン・デザインミュージアム、ニューヨーク)や、《ウィーン工房壁紙:そらまめ》(1928年、京都国立近代美術館蔵)といったリチの作品などから、当時のウィーン最先端のデザインを紹介する。


上野リチ・リックス
《ウィーン工房テキスタイル・デザイン:夏の風》
(1922年、クーパー・ヒューイット スミソニアン・
デザインミュージアム、ニューヨーク

Museum Purchase from Smithsonian Collections Acquisition
and Decorative Arts Association Acquisition Funds.
Cooper Hewitt, Smithsonian Design Museum,
Smithsonian Institution. Photo credit: Matt Flynn
© Cooper Hewitt, Smithsonian Design Museum




上野リチ・リックス
《ウィーン工房壁紙:そらまめ》
(1928年、京都国立近代美 術館蔵)


第2章では、日本とウィーン、そしてリチの繋がりが見て取れる作品を概観したのち、結婚後のウィーン工房でのリチの充実した仕事を展示。さらに来日後の活動を、伊三郎との協働という視点から紹介しています。《イースター用ボンボン容れのデザイン(2)》(1925-35年頃)や、《クラブみち代 内装デザイン(1)》(1950年代、ともに京都国立近代美術館蔵)などのユニークなデザインが目を引きます。


上野リチ・リックス
《イースター用ボンボン容れのデザイン(2)》
(1925-35年 頃、京都国立近代美術館蔵)




上野リチ・リックス
《クラブみち代 内装デザイン(1)》
(1950年代、京都国立 近代美術館蔵)


第3章では、戦後のリチの活動にフォーカスしています。なかでも東京日比谷にある日生劇場の旧レストラン「アクトレス」の壁画はリチ晩年の代表作であり、アルミ箔に覆われた壁と天井に、軽やかかつ色鮮やかに鳥が飛び交い花が咲き乱れる空間が広がります。この章では、「アクトレス」壁画の一部再構成のほか、《七宝飾箱:馬のサーカスT》(1950年頃[再製作:1987年])や、《プリント服地デザイン[象と子ども]》(1943年、ともに京都国立近代美術館蔵)など多数の作品と資料を展示されています。


上野リチ・リックス
《プリント服地デザイン[象と子ども]》
(1943年、京都国 立近代美術館蔵)




上野リチ・リックス
《七宝飾箱:馬のサーカスT》
(1950年頃[再製作:1987 年]、
京都国立近代美術館蔵)


 

この展覧会では、リチのウィーン工房時代にはじまり、京都移住後、輝きを増したデザインと夫伊三郎との協働まで、リチの仕事をうぼう大な作品と資料によって追っています。京都移住後、七宝、織物など京都の伝統工芸の技術を取り入れながら、テキスタイル、身近な小物類、個人住宅や店舗のインテリアほか、幅広いデザインに携わったてデザイン制作に携わり、結実したモダンデザインの成果も目にすることができます。



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

新刊
「シルクロードを界遺産に」と、提唱したのは故平山郁夫さんだ。シルクロードの作品を数多く遺し、ユネスコ親善大使として文化財保存活動に邁進した。

社長業を投げ捨て僧侶になった小島康誉さんは、新疆ウイグル自治区の遺跡の修復や調査支援を30年も続けている。

シベリアに抑留された体験を持つ加藤九祚さんは90歳を超えて、仏教遺跡の発掘ロマンを持続する。

玄奘の意志に導かれアフガン往還半世紀になる前田耕作さんは、悲劇のバーミヤンの再生に情熱を燃やす。
シルクロードの現代日本人列伝
―彼らはなぜ、文化財保護に懸けるのか?

世界文化遺産登録記念出版
発売日:2014年10月25日
定価:1,620円(税込)
発行:三五館
「反戦」と「老い」と「性」を描いた新藤監督への鎮魂のオマージュ

第一章 戦争を許さず人間愛の映画魂
第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ−ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

◆本の購入に関するお問い合わせ先
三五館(03−3226−0035) http://www.sangokan.com/
東方出版(06−6257−3921)http://www.tohoshuppan.co.jp/
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