神戸特集、4つの展覧会

2019年11月11日号

白鳥正夫

昨年2月から休館中だった神戸市立博物館は、開館後初の大規模改修を終えました。リニューアル記念の「神戸市立博物館名品展 まじわる文化、つなぐ歴史、むすぶ美」が12月22日まで開催中です。今回は神戸沿線の4展覧会を特集リポートします。西宮大谷記念美術館では、ドイツの古都ヴァイマールに造形学校が開校して100年を記念する「きたれ、バウハウス 造形教育の基礎」が12月1日まで、兵庫県立美術館でも、日本とポーランド国交樹立100周年記念の「ショパン―200年の肖像展」が11月24日まで開かれています。さらに横尾忠則現代美術館では、「横尾忠則 自我自損展」が12月22日まで催され、まさに美術の秋にふさわしい多様な展開です。

「神戸市立博物館名品展 まじわる文化、つなぐ歴史、むすぶ美」
南蛮美術や考古、工芸などの名品151件

約2年ぶりにリニューアルオープンした展覧会では、約7万点に及ぶ考古・歴史、古地図、美術のコレクションの中から厳選した名品151件を展示しています。全館を活用した大規模なコレクション展は、2008年以来11年ぶりで、館のあゆみを振り返るとともに、基本テーマ「国際文化交流―東西文化の接触と変容」をあらためて紹介する趣旨です。

主な展示品を紹介します。神戸が舞台となった狩野吉信筆の《源平合戦図屏風 一の谷合戦図》(江戸時代 17世紀)は、源義経の坂落としや平敦盛の討ち死にの場面を描いています。また《小敦盛絵巻》(安土桃山時代 16世紀)は、平家滅亡後、敦盛の遺児・小敦盛の絵物語です。《西国街道絵巻》(江戸時代 17世紀)なども出品されています。


狩野吉信筆《源平合戦図屏風 一の谷合戦図》
(江戸時代 17世紀)


さらに大阪の浮世絵師の長谷川小信(二代貞信)が描いた《摂州神戸海岸繁栄之図》(明治4年 1871年)や《神戸名所之内 蒸気車相生橋之景》(明治7年 1874年頃)などは、かつての神戸の様子が窺えます。

美術コレクションは、神戸市出身の教育者・池長孟(1891−1955)が収集した美術・工芸・書籍約7000点を礎としています。とりわけ重要文化財の《泰西王候騎馬図屏風》(江戸時代 17世紀初期)には、左から神聖ローマ皇帝とトルコ皇帝(オスマン帝国スルタン)、モスクワ大公とタタール王(キプチャク・ハン)が対決する構図が描かれています。


重要文化財《泰西王候騎馬図屏風》
(江戸時代 17世紀初期)


同じく重要文化財の狩野内膳による《南蛮屏風》(桃山時代 16世紀末期−17世紀初期、〜24日)をはじめ、重要文化財の《織田信長像》(天正11年 1583年賛、26日〜)や、《豊臣秀吉像》(桃山時代 17世紀初期、〜24日)、《花下群舞図屏風》(桃山時代 17世紀初期)、《長崎唐蘭館図巻》(江戸時代 18世紀初期)、《来禽図巻》(江戸時代 18世紀初期)なども出品されています。


《聖フランシスコ・ザビエル像》
(江戸時代 17世紀前期)



国宝《桜ヶ丘銅鐸・銅戈群》
(灘区桜ヶ丘町出土、
弥生時代中期、
紀元前2世紀−紀元後1世紀)


これも目玉の一つ、重要文化財の《聖フランシスコ・ザビエル像》(江戸時代 17世紀前期)は、隠れキリスタンの家に伝わった逸品です。「ザビエル室」を新設し、肖像画をはじめ、生涯の解説、伝来年表、キリシタンに関する資料も整備しています。

このほか、国宝の《桜ヶ丘銅鐸・銅戈群》(灘区桜ヶ丘町出土、弥生時代中期、紀元前2世紀−紀元後1世紀)や、沼尻墨僊の《大輿地球儀》(安政2年 1855年)、《型吹き淡青色六角蓋付ガラス四段重》(正徳4年 1714年箱書)、《手彫り薩摩切子紫色被せ脚付ガラス杯》(江戸時代 1851-58年、薩摩製)など、見ごたえたっぷりです。

なおリニューアルによって、一階スペースは無料で開放され、「神戸の歴史展示」や、博物館の建物が造られた1935年の雰囲気を生かしたレトロモダンな空間の「ミュージアムカフェ」のほか、大画面の「神戸開港シアター」、博物館のコレクション・市域の史跡や関連施設などを探すことができる「情報コーナー」も設けられています。

西宮大谷記念美術館「きたれ、バウハウス 造形教育の基礎」
造形教育に革新、軌跡たどる約300点


《カンディンスキーの授業》部分
(制作年・撮影者不詳、
ミサワホーム株式会社蔵)


「バウハウスとは何か?」。バウはドイツ語で「建築」を意味し、ハウスは「家」とか「館」を意味します。直訳すると「建築の館」になりますが、その答えは、「バウハウスは、学校である」ということです。ナチスの弾圧を受け、1933年に閉鎖されるまで、わずか14年という短い活動期間でしたが、実験精神に満ち溢れたこの学校は、造形教育に革新をもたらし、今日にいたるまでアートとデザインに大きな影響を及ぼしています。

創設100周年に合わせ、日本では「バウハウス100周年委員会」が発足し、2020年までの3年間に、「バウハウス100ジャパン」と題したプロジェクトを展開中です。その一環として、巡回展が新潟市美術館を皮切りに、西宮市大谷記念美術館、高松市美術館、静岡県立美術館、東京ステーションギャラリーの5会場で開催されます。バウハウスの作品を所蔵する国内の美術館、所蔵者のご協力により、約300点の貴重な作品・資料が展示されています。


《紙による素材演習》
(制作年・作者不詳、
ミサワホーム株式会社蔵)




マルセル・ブロイヤーがデザインした
椅子の展示


「すべての造形活動の最終目標は建築である」とは、建築家のヴァルター・グロピウスによるバウハウス設立宣言の冒頭の言葉です。美術と工芸の壁を崩し、画家や彫刻家、建築家、全ての造形活動を総合するという理念のもと、基礎教育から工房での実践、そして建築教育とカリキュラムが組まれました。

バウハウスでは、ヴァシリー・カンディンスキー、パウル・クレーなど時代を代表する芸術家たちが教師として指導にあたって、優れたデザイナーや建築家が育ち、プロダクト、グラフィック、建築など多様な領域で画期的なデザインが生まれました。とりわけ入学した学生が最初に受ける基礎教育で教師たちが試みた授業はユニークなものでした。

展覧会では、バウハウスの基礎教育を中心に各教師の授業内容を紹介するとともに、その一端を体験することもできます。また家具をはじめ、金属、陶器、織物、印刷・広告、舞台などの工房での成果や資料などを多数展示。さらに実際にバウハスに入学した水谷武彦、山脇巌・道子夫妻、大野玉枝の4名の日本人留学生の活動を初めて一堂に取り上げるなど、集大成の内容です。


ヨースト・シュミット
《1923年の「バウハウス展」の
ポスター》
(1923年、
ミサワホーム株式会社蔵)


展示は5章構成で、「学校としてのバウハウス」では、イッテン、クレー、カンディンスキーらの教師陣の授業内容を紹介しています。次いで「バウハウスの教育」、「工房教育と成果」に移り、マルセル・ブロイヤーがデザインした椅子やテーブルの数々、金属、陶器、織物、壁画、彫刻、印刷、広告、版画などの工房教育とそこで作られた製品がずらり並んでいます。

「総合の位相」では、1923年にヴァイマールの校舎を中心に開かれたはじめての「バウハウス展」と写真作品を展示。最後の章が「バウハウスの日本人学生」では、4人の活動を紹介しています。4人はバウハウスで学んだ教育内容と造形感覚をわが国で広めました。

兵庫県立美術館「ショパン―200年の肖像展」
肖像画や自筆の楽譜・手紙など日本初公開


アリ・シェフェール
《フリデリク・ショパンの肖像》
(1847年、
カンヴァス ドルトレヒト美術館蔵)




ショパンの肖像画などが並ぶ
展示会場


ポーランド出身の作曲家、フリデリク・ショパン(1810−49)は、その生誕から約200年が経った今も世界中で愛され続けられています。この展覧会では、ポーランドの国立フリデリク・ショパン研究所が運営するフリデリク・ショパン博物館からの美術作品や資料を中心に、自筆の楽譜や手紙、油彩画、彫刻など約250点を5つの章に分けて展示しています。

ショパンは、繊細な曲調やピアノ曲を多く作曲したことから、「ピアノの詩人」と称され、ピアノ音楽の新しい表現様式を拡大したことでも知られています。筆者は2016年にショパン生誕地に復元された生家は博物館を訪れました。当時の建物は残念ながら消失してしまいましたが復元され、博物館として展示・公開されていました。知人ピアニストへの土産にノクターンの楽譜を買い求めた記憶があります。

展示は音楽にちなんで5楽章構成。第1楽章は「わたしたちのショパン」で、日本でショパンの作品がどのように知られ愛されていったのかを、明治期に輸入された楽譜や、日本で出版されたショパンにまつわる書物などを展示。ショパンの楽曲を源泉とした版画連作や、多くの肖像画が並んでいます。


マルチン・ザレスキ
《ヴェジブノからの
ポーランド軍部隊の帰還》
(1831年、
国立フリデリク・ショパン研究所
附属フリデリク・ショパン博物館蔵)


第2楽章は「ショパンを育んだ都市ワルシャワ」で、歴史的・文化的背景や近代都市ワルシャワの解説とともに、ショパンが育ったポーランドの風景、彼を取り巻く人々の肖像画などを中心にワルシャワでのショパンの音楽活動や生活を紹介しています。マルチン・ザレスキの《ヴェジブノからのポーランド軍部隊の帰還》(1831年、国立フリデリク・ショパン研究所附属フリデリク・ショパン博物館蔵)も出品されています。

第3楽章の「華開くパリのショパン」に、ショパンの肖像画の中でも特に有名な作品のひとつであるアリ・シェフェール作《フリデリク・ショパンの肖像》(1847年、カンヴァス ドルトレヒト美術館蔵)が日本初公開となります。パリで活躍した画家シェフェールの住居のアトリエには芸術家たちが集い、ショパンやリストらが演奏会を開いていました。友人に向けたショパンの温かな眼差しが印象的です。


フリデリク・ショパン
《「エチュード へ長調 作品10の8」
自筆譜(製版用)》
(1833年以前、
国立フリデリク・ショパン
研究所附属
フリデリク・ショパン博物館蔵)


第4楽章は「真実のショパン ― 楽譜、手紙 ―」。厳重に保管され、ポーランドの至宝でもある《「エチュード へ長調 作品10の8」自筆譜(製版用)》(1833年以前)や、《自筆の手紙−パリのヴォイチェフ・グジマワ宛て(エディンバラ、1848年10月3日)》(1848年、いずれもフリデリク・ショパン研究所附属フリデリク・ショパン博物館蔵)が日本初公開です。

第5楽章の「ショパン国際ピアノコンクール」は、ロシアのチャイコフスキー国際コンクールと並び、世界最高峰の音楽コンクールとされています。第3回(1937年)には日本人二人が初参加し、原智恵子氏が名誉ディプロマを得ています。このコンクールを告知するポスターなどが展示されています。

横尾忠則現代美術館の「横尾忠則 自我自損展」
作家がゲスト・キュレーターで展示プラン

横尾忠則の名を冠した美術館だから、横尾作品が展示されているのは当然ですが、手を替え、品を替えての企画展に感心します。異能多才で多作の横尾ならではですが、その展覧会名もユニークで、毎度楽しみにしています。今度のタイトルは「自画自賛」ではなく、「自我自損」なので笑えます。

今回は、アーティスト横尾忠則をゲスト・キュレーターに迎えた展覧会で、横尾が同じひとりの作家とは思えないほど大胆にスタイルを変化させる、横尾の絶えざる自己否定、そして一貫したテーマである「自我からの開放」が趣旨とのことです。展覧会では、横尾が自ら出品作品を選定し、展示プランを考案したといいます。


《戦場の昼食》
(c.1990/2019年、作家蔵)


まず注目されるのは、過去の未発表作品に対して、今回新たに加筆された作品です。《戦場の昼食》(c.1990/2019年、作家蔵)は、1990 年にインドのアーメダバッドにある名門サラバイ家から招かれて三週間滞在した際、現地の映画看板職人とコラボレーションした未公開作品がベースとなっています。

また《I'm Running Out of Time》(c.1994-2013年、作家蔵[横尾忠則現代美術館寄託])は、旧作の上から文字を重ねています。さらに《2: 1》(c.2000年、作家蔵)などは、自身のポスター作品の上からアクリル絵具で加筆したシリーズです。


《I'm Running Out of Time》
(c.1994-2013年、
作家蔵[横尾忠則現代美術館寄託])



《2: 1》
(c.2000年、作家蔵)


《滝のインスタレーション》
(1999-2019年、作家蔵)


「滝のインスタレーション」は、横尾が滝をモチーフとした絵画を描くため集まった1万枚以上のポストカードで覆い尽くすインスタレーションです。《滝のインスタレーション》(1999-2019年、作家蔵)は、横尾ならではのアイデアにあふれた面白い展示空間を創出しています。最後のコーナーでは、年初に開催された「横尾忠則 大公開制作劇場」の初日に公開制作された《近未来への出発》(2019年、作家蔵)や、《原郷》(2019年、作家蔵)などが展示されています。

 



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

新刊
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定価:1,620円(税込)
発行:三五館
「反戦」と「老い」と「性」を描いた新藤監督への鎮魂のオマージュ

第一章 戦争を許さず人間愛の映画魂
第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ−ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

◆本の購入に関するお問い合わせ先
三五館(03−3226−0035) http://www.sangokan.com/
東方出版(06−6257−3921)http://www.tohoshuppan.co.jp/
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