日本古来の文化を鑑賞できる4展覧会

2019年10月12日号

白鳥正夫

猛暑も去り、いよいよ秋の到来。関西の美術・博物館では、一斉に新たな展覧会に模様替えです。今回は、日本独自の文化として息づいてきた4つの展覧会を取り上げます。まず奈良国立博物館で、毎年恒例の「御即位記念 第71回 正倉院展」が10月26日から11月14日まで開催されます。滋賀のMIHO MUSEUMでは、秋季特別展「The 備前」が12月15日まで開催中です。さらに京都の相国寺承天閣美術館で「茶の湯 禅と数寄」T期が12月22日まで、龍谷ミュージアムでも秋季特別展「日本の素朴絵―ゆるい、かわいい、たのしい美術―」が11月17日まで開かれています。美術の秋、日本古来の文化をじっくり味わってみてはいかがでしょうか。

●奈良国立博物館の「御即位記念 第71回 正倉院展」  
新時代を言祝ぐ宝物41件、初公開も4件

今年の正倉院展は、天皇陛下の御即位を記念し、正倉院宝物の成り立ちと伝来に関わる宝物や、宝庫を代表する宝物、平城京に花開いた華やかな天平文化を伝える品々、さらにシルクロードからもたらされた異国の文化を感じさせる宝物など、例年を上回る宝物が顔を揃えています。北倉14件、中倉8件、南倉17件、聖語蔵(しょうごぞう)2件の、合わせて41件が出陳されます。そのうちの4件は初めての出陳です。

聖武天皇・光明皇后ゆかりの品を伝える北倉から、《七條刺納樹皮色袈裟(しちじょうしのうじゅひしょくのけさ)》が出色です。光明皇后による聖武天皇遺愛の品の献納目録である『国家珍宝帳』の筆頭に掲げられた9領の袈裟のうちの1領で、聖武天皇の仏教への帰依を象徴するような品です。赤・青・黄・緑・茶などの平絹(へいけん)を不規則な形に裁ち、これらを刺縫いの技法で継ぎ合わせて作られています。


《七條刺納樹皮色袈裟》


同じく北倉の《赤漆文欟木御厨子(せきしつぶんかんぼくのおんずし)》は、天武天皇以来、聖武天皇を経て孝謙天皇に至るまで6代にわたって相伝されてきた逸品です。聖武天皇と光明皇后の大切な品や刀子(とうす)や帯、笏(しゃく)といった装身具などが納められていました。今回は本厨子とともに、ここに納められていた遺愛品として、中国・唐代の高度な工芸技術を伝える《紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)》・《緑牙撥鏤尺(りょくげばちるのしゃく)》が出陳されます。


《赤漆文欟木御厨子》


また古代中国から伝わる金銀飾りの《金銀平文琴(きんぎんひょうもんきん)》や、(削除)ペルシアで流行した樹下人物図の系譜に連なる《鳥毛立女屏風(とりげりつじょのびょうぶ) 》、アフガニスタンが主産地であるラピスラズリを用いた《紺玉帯残欠(こんぎょくのおびざんけつ) 》などは、シルクロードを通じてもたらされた文化や珍材が用いられた宝物です。


《金銀平文琴》


中倉からも、紺玉帯残欠(こんぎょくのおびざんけつ)を納めた木製の《螺鈿箱》や、仏前への供物をのせる《粉地彩絵八角几(ふんじさいえのはっかくき)》など彩りの美しい宝物が出陳され、目を引きます。


《螺鈿箱》


 南倉からの《紫檀金鈿柄香炉(したんきんでんのえごうろ)》は、炉やそれを支える台座、柄の表面に金象嵌で花卉(かき)、蝶、飛鳥などを表し、水晶を嵌(は)めた華麗な造りで、その美しさは抜群です。天応元年(781年)の光仁天皇崩御に際して東大寺に施入(せにゅう)された可能性が指摘されています。


《紫檀金鈿柄香炉》


このほか、中倉の《続修正倉院古文書別集 第四十八巻》は、上半身に力を漲らせて肩を怒らせたひげ面の官人の姿を描いていて興味を引きます。南倉の《金銀花盤》は、六花形の銀製の皿で、宝庫伝来の盤の中ではもっとも大きく華麗といわれています。  

奈良国立博物館では、新時代の幕開けを言祝(ことほ)ぐ趣旨から。「正倉院宝物の全体像がうかがわれる構成となっています」と、強調しています。なお東京国立博物館でも、御即位記念特別展「正倉院の世界」を10月14日から11月24日まで開催しています。

●MIHO MUSEUMの秋季特別展「The 備前−土と炎から生まれる造形美−」  
  桃山時代から受け継がれる名品約160件集結


《徳利 銘 トシワスレ》
(桃山時代 16-17世紀)



《三角花入》
(桃山時代 16-17世紀)



金重陶陽の
《青備前諫鼓鳥香炉》
(昭和13年 1938年)



森陶岳の
《砂壺》
(昭和45年 1970年、
東京国立近代美術館蔵)


日本六古窯の一つに数えられる備前焼は、岡山県備前市の伊部地域を中心に生産されてきました。釉薬を施さず絵付けもしないシンプルで原始的な焼き締め≠ナ焼成され、その土と炎から生み出される造形は、古くから日本人に愛されてきました。東京国立近代美術館を皮切りに、全国7会場を巡回する今回の展覧会は、桃山時代の名品から現代の若手作家による作品など約160件(会期中一部展示替え)が出品されます。

備前焼の魅力は、窯の炎による変化する「窯変(ようへん)」によって、赤と白のコントラストが端麗な「緋襷(ひだすき)」や、生地が白くなる「牡丹餅(ぼたもち)」、薪の灰が融けて生地にくっ付きできる「胡麻(ごま)」、金・青・灰色などのさまざまな模様の「桟切(さんぎり)」など、他窯にはない大きな特徴です。

展覧会は3章から構成され、「T章 源流としての備前焼」は、桃山時代から江戸時代にかけて焼造された茶の湯の器を中心に、古備前の魅力を紹介。「U章 近代の陶芸家と備前焼」は、備前焼作家として初めて人間国宝に選ばれた金重陶陽)をはじめ、日本を代表する近代の6作家の作品を展示しています。そして「V章 現代の備前焼」では、独自の素材と造形で表現の可能性に挑戦する現代陶芸家9名の作品がずらり並んでいます。

主な作品を画像とともに取り上げます。T章では《徳利 銘 トシワスレ》と《三角花入》(桃山時代 16-17世紀)、U章では金重陶陽の《青備前諫鼓鳥香炉》(昭和13年 1938年)、V章からは森陶岳の《砂壺》(昭和45年 1970年、東京国立近代美術館蔵)の4点です。このほかU章に藤原啓の《窯変水盤》(昭和37年 1962年、東京国立近代美術館蔵)や、山本陶秀の《伊部手花入》(昭和17年 1942年)、V章に伊勢撫~の《角花生》(平成20年 2008年、岡山県立美術館蔵)、島村光の《群雀》(平成14年 2002年)など、伝統的な茶陶や細工物から新進気鋭の作品まで、時代を超えた備前焼が揃っています。

私事ですが、朝日新聞企画部時代の1999年から2000年にかけて、「古備前を超えて 森陶岳」展を企画し、初期から約40年間の代表作約100点を展示しました。それ以来、何度も瀬戸内市牛窓町長浜の窯元を訪ねていて、2015年には全長85メートル、幅6メートル、高さ3メートルもの巨大登り窯の火入れにも立ち会っています。古備前に魅せられた森陶岳は、見かけや形の美しさにとらわれず、やきもの本質に迫ろうと挑戦を続けているのです。

●相国寺承天閣美術館で「茶の湯 禅と数寄」  
 公文書や関係資料約340点で当時を検証

日本文化を代表する茶の湯は、中国大陸から伝わり、千利休らのわび茶に移り、大名・豪商などが中心にたしなまれ、近代数寄者の茶へ、そして現代の流派による茶道へと普及し、連綿と受け継がれてきました。茶の湯と禅のかかわりをテーマにした今回の展覧会では、相国寺に伝えられてきた茶道具などの名品を通し、その歴史の変遷をたどっています。


重要文化財
《羅漢図》
(元時代、大光明寺蔵)


T期に続き、U期(2020年1月11日〜3月29日)と合わせて、108点が出品されます。このうち国宝2点、重要文化財16点が含まれています。 T期は4章の構成で、プレスリリースなどを参考に、章ごとの解説と主な展示品を紹介します。まず第1章が「禅と茶」で、大陸からもたらされた喫茶文化は、仏教とともにありました。禅寺においても茶は修行生活の中に組み込まれて、禅の精神が豊かに息づいたのです。重要文化財の《羅漢図》(元時代、大光明寺蔵)はじめ、夢窓疎石ら高僧の墨蹟などが展示されています。

第2章の「権力者と茶」では、足利将軍の塔所であった相国寺も、五山文化の中心地として栄えたのです。やがて室町時代が終わり、千利休らの侘び茶の時代が訪れます。《足利義満一行書》などもありますが、重要文化財の《緑釉四足壺 自 織田有楽 贈 ウ叔顕?(おだうらくよりきんしゅくけんたくへおくる)》(平安時代、慈照院蔵)は、茶の湯の水指として用いられました。


《緑釉四足壺  自 織田有楽 贈 ウ叔顕?》


第3章の「隔?記(かくめいき)の茶」に、重要美術品《隔?記 鳳林承章筆 三十冊》が出品されています。これは相国寺九十五世および鹿苑寺住持の鳳林承章(ほうりんじょうしょう)が書き残した、33」年間に及ぶ日記です。その日記に記載されている茶道具の名品が展示されています。


《隔?記 鳳林承章筆 三十冊》


最後の第4章は、「茶道具の名品と数寄者」。近代になり寺院や旧家から流出した宝物は、実業家や文化人などの茶人たちに蒐集されます。ここでは、国宝の《玳玻散花文(たいひさんかもん)天目茶碗》(宋時代 13世紀、相国寺蔵)など名品の数々がずらりと並んでいます。 相国寺の茶の湯も、時代と共に変化してきました。中世には室町将軍家の唐物賞翫の茶の湯がくりひろげられました。戦国の世に移ると織田信長が相国寺で茶会を催し、その場に千利休も参加したといいます。そして江戸時代には後水尾院の文化圏で育まれた新たな茶の湯が相国寺や、その山外塔頭である鹿苑寺で盛んになりました。 名物とされた茶道具も様々な人物の手を経て、相国寺に伝えられたのです。


国宝《玳玻散花文天目茶碗》
(宋時代 13世紀、相国寺蔵)


●龍谷ミュージアムの秋季特別展「日本の素朴絵―ゆるい、かわいい、たのしい美術―」
  味わい深い絵巻や彫刻、仏像など98件

こちらは、古くから日本に伝わる穏やかなタッチで、おおらかに描かれ「素朴絵」と表現された作品を集めた展覧会です。日本では昔から、様々な形式の作品に緩やかなタッチでおおらかに描かれた絵が残っています。それらは「うまい・へた」の物差しでははかれない、なんとも不思議な味わいを持っており、「ゆるキャラ」ブームの時代、大いに楽しめます。古墳時代から大正時代までのゆるくて素朴な絵画や仏像など98件(重要文化財2件)が出品されています。  

これまで本格的に取り上げられる機会のなかった、様々な時代・形式の「素朴絵」展には、絵巻や彫刻、仏像、神像、狛犬など多岐にわたっての出品です。名人の技巧や由緒ある伝来とはまた異なった、新しいジャンルといえます。  

代表作の《つきしま絵巻》(室町時代 16世紀、日本民藝館蔵)は、平清盛が港造営で人柱を建てるという怖い物語を絵画化していますが、素朴な味わいがあります。《かみ代物語絵巻》(室町時代 16世紀、西尾市岩瀬文庫蔵)は、『古事記』の「海幸山幸神話」がモチーフ。山幸彦が乗った4本足のワニの姿がユーモラスに描かれています。


《つきしま絵巻》
(室町時代 16世紀、
日本民藝館)



《かみ代物語絵巻》
(室町時代 16世紀、
西尾市岩瀬文庫蔵)

「素朴絵」の多くが技量や画法を学んでいない絵師らによりますが、中には名だたる絵師たちがあえて制作した例も見受けます。伊藤若冲の《伏見人形図》(江戸時代 18世紀、個人蔵)や、尾形光琳の《竹虎図》(江戸時代 18世紀、京都国立博物館蔵)など、かわいらしさを感じさせる作品です。


伊藤若冲
《伏見人形図》
(江戸時代 18世紀、
個人蔵)




尾形光琳
《竹虎図》
(江戸時代 18世紀、
京都国立博物館)

このほか、死者の生前の行いの裁判をする十人の王を描いた《地蔵十王六道図》(室町時代 16世紀、滋賀・宝幢院)や異界の世界を描いた作品、滋賀の大津で江戸時代初期から名産としてきた民俗絵画で、さまざまな画題を扱い、東海道を旅する旅人たちの間の土産物・護符として売られていた大津絵なども注目です。  

一方、平面による「素朴絵」だけでなく、立体で表現された展示品も数多く出品されています。古代日本で生み出された独自の造形物の《埴輪》や、《誕生仏》、《薬師如来坐像》、さらには《獅子・狛犬》、さらには近世の円空や禅僧の白隠や木喰が各地に遺した造《造仏》なども展示されていて、まさに子供連れで楽しめる展覧会です。



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

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発売日:2014年10月25日
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第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ−ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

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