日本文化の奥深さを実感できる4展覧会

2018年11月2日号

白鳥正夫

秋冷を深める時期ですが、美術鑑賞には絶好のシーズンです。関西の美術館も一斉に新たな展覧会です。そうした中で、日本文化の奥深さや歴史を実感できる4つの展覧会をまとめて取り上げます。京都文化博物館では、明治改元から150年を記念する特別展「華ひらく皇室文化―明治宮廷を彩る技と美」が11月25日まで開催中です。奈良国立博物館は、毎年恒例の「第70回 正倉院展」が11月12日まで、滋賀のMIHO MUSEUMでも、秋季特別展U「百の手すさび 近代の茶杓と数寄者往来」が12月2日まで催されています。さらに大阪歴史博物館では、特別展「100周年記念 大阪の米騒動と方面委員の誕生」が12月3日まで開かれています。多種多様な展覧会模様ですが、それぞれに見どころたっぷりです。

●特別展「明治150年記念 華ひらく皇室文化―明治宮廷を彩る技と美」
宮廷を彩った美と技の粋、140件


通常礼服 昭憲皇太后着用 
曇華院門跡蔵


永く続いた幕藩体制を覆した明治政府は、近代国家をめざし、さまざまな産業を発展させます。明治期の皇室も、鹿鳴館や明治宮殿において外国使節をもてなすことで、欧米諸国との融和を図ります。一方で江戸時代から続く日本独自の優れた美術・工芸を世界に発信するため、帝室技芸員制度を設け、その保護・育成にも努めました。

今回の展覧会は、皇室をはじめ宮廷を彩った調度品や染織品、帝室技芸員の絵画・工芸品を一堂に集め、明治期の日本の、美と技の粋を鑑賞できます。名古屋から始まり、秋田・京都・東京を巡回しますが、京都では多くを輩出した帝室技芸員による作品をはじめ、前後期合わせ124件が展示されます。京都文化博物館の30周年記念展でもあり、京都会場だけの特別出品16件も加わります。


一鷺功名・鶏群鶴立図屏風
(明治宮殿杉戸絵下図)
田能村直入 京都府蔵


展示は5章構成です。まず第1章は「明治宮廷前史」で、幕末から政治の舞台となった京都における天皇と皇室の波乱に満ちた時代から始まります。明治天皇の父・孝明天皇はじめ皇女和宮、英照皇太后ゆかりの品々のほか、《加茂行幸図屏風》(1863年頃、霊山歴史館蔵)や、《大堰川遊覧・子日桜狩図屏風》(1854年、御寺 泉涌寺蔵)などの美術品も並びます。

第2章の「明治宮廷の胎動」では、江戸が東京へ、年号も慶応から明治と改まります。新政府軍の掲げた《旗 錦の御旗》(江戸時代、東京国立博物館蔵)や、《戊辰之役之図》(1889年頃 星野画廊蔵)、明治天皇・昭憲皇太后の肖像などが出品されています。


菊御紋蝶松唐草文七宝花瓶
昭和天皇遺品 
並河靖之 泉涌寺蔵 
撮影 
(C)山崎兼慈


第3章は「鹿鳴館の時代と明治宮殿」。鹿鳴館が明治16年に、約5年の歳月をかけた明治宮殿が明治21年に竣工し、華やかな明治期の宮廷文化が華ひらいたのです。ここでは、《鹿鳴館模型》(現代、霞会館蔵)や、《通常礼服 昭憲皇太后着用》(明治時代、曇華院門跡蔵)、さらに京都特別出品の田能村直入作《一鷺功名・鶏群鶴立図杉戸小下絵屏風》(1887年、京都府蔵[京都文化博物館管理])なども展示されています。


藤尾長鳥蒔絵提重
昭憲皇太后遺品



第4章は「明治宮廷を彩る技と美」で、欧化政策にともなう殖産産業の一環として、国内外の展覧会、博覧会が盛んに催され、帝室技芸員は皇室のための美術品制作に励みます。並河靖之作の《菊御紋蝶松唐草文七宝花瓶》(明治初〜中期、御寺 泉涌寺蔵)はじめ、京の画家、今尾景年の《富士峰図》(明治後期〜大正時代、泉屋博古館分館蔵)や、《安宅関之図》(1886年)と《千歳松之図小下絵》(1915年、いずれも京都府蔵[京都文化博物館管理])等が京都のみの出品です。 最後の第5章は「明治の終わりと大正の息吹き」。皇室文化の中心に位置した明治天皇は、明治45年に崩御し、元号は大正と改まります。昭憲皇太后遺品の《藤尾長鳥蒔絵提重》や明治天皇遺品の《菊御紋蒔絵文箱》(いずれも明治時代)なども鑑賞できます。今回の「皇室文化」展は、日ごろお目にかかれない逸品に出合え、日本の歴史を学ぶまたとない機会です。

●「第70回 正倉院展」  
華麗な八角鏡など56件、初公開も10件


平螺鈿背八角鏡



玳瑁螺鈿八角箱



繍線鞋



仏像型


時代は遡り、聖武天皇のご遺愛品を中核とする奈良時代の宝物が奈良の正倉院に保存されています。第二次世界大戦後、例年秋に開かれる正倉院展でその一部が公開され、今年は節目の70回目となります。本年の正倉院展には、北倉10件、中倉16件、南倉27件、聖語蔵(しょうごぞう)3件の、合わせて56件の宝物が出陳されます。そのうち初出陳は10件です。今年は2013年から15年に宮内庁正倉院事務所で実施した特別調査を踏まえ、麻を用いた様々な宝物が出陳されています。  

聖武天皇ゆかりの北倉からの《平螺鈿背八角鏡》は、今年の注目される宝物の一つです。ヤコウガイに精緻な毛彫を施した螺鈿(らでん)、伏彩色(ふせざいしき)を施した琥碧(こはく)を用いて豊麗な宝相華文を表わし、トルコ石をちりばめた華麗な鏡です。鎌倉時代に盗難に遭い大きく破損したといいますが、明治期に修理が行われました。  

中倉からも、細部にまで珍貴な素材をふんだんに使用した豪華な献物箱の《玳瑁(たいま)螺鈿八角箱》をはじめ、《沈香(じんこう)木画箱》、《山水図》などが目を引きます。  

南倉からは、奈良三彩の技法で焼かれた鼓の胴《磁鼓》、古代寺院の荘厳(しょうごん)などに用いられた押出仏の型と思われる《仏像型》、僧侶の法会の際の道具《犀角如意(さいかくのにょい)》などが展示されています。  

さらに北倉から高貴な女性の履物はきものと考えられる《繍線鞋(ぬいのせんがい)》や、朝鮮半島がルーツの楽器《新羅琴》、南倉からも《雑葛形裁文(ざつかずらかたのさいもん)》など、珍貴で、技術の粋を尽くした華麗な工芸品が目を楽しませてくれます。

●秋季特別展U「百の手すさび 近代の茶杓と数寄者往来」  
茶杓が主役、関連の美術品など約180点


千利休作 茶杓 銘
「タ丶イヘ様参」
安土桃山時代 
北村美術館蔵



皇室や天皇ゆかりでなくとも、日本独自の文化は、在野の経済人や文化人らによっても培われていました。明治維新以後、近代日本の政財界を牽引した名だたる実業家たちは、茶の湯の場で数寄者として互いに親交を深め、その一環として自ら削った茶杓を贈り合ったのでした。今回の「百(もも)の手すさび」展は、茶器に入っている抹茶をすくい茶碗に入れる「茶杓」にスポットを当てた企画展です。

展覧会は、竹芸家の池田瓢阿(ひょうあ)氏監修のもと、近代茶杓の礎となった安土桃山時代から江戸時代の茶杓を通した交友を回顧し、三井物産初代社長で三井財閥を支えた益田鈍翁(どんおう)を中心とする東西の近代数寄者約30名が削った茶杓をはじめ、近代に活躍した女性や、文化人・芸術家らによる茶杓、関連の美術品など約180点が出品されています。  


沙門地獄草子 解身地獄 鎌倉時代
(益田鈍翁旧蔵)
MIHO MUSEUM蔵




益田鈍翁作 
茶杓 歌銘「年暮」
昭和13年(1938)



茶の湯は生け花と並び、日本の誇る文化です。茶碗や釜、茶入、香合、水指、床の間に置かれる掛軸や花入などは美術品として、これまでも展覧会で紹介されています。しかし茶杓が主役の展覧会は、MIHO MUSEUMの熊倉功夫館長の言葉を借りれば「前代未聞」だそうです。茶杓は一見シンプルな匙にも関わらず、そのシンプルな形ゆえに、作る人の美意識や人柄が映し出されているとのことです。  

主な展示品を取り上げます。桃山時代に千利休によって茶の湯が大成し、茶人自ら作った茶杓が新たな存在感を持つようになります。千利休作の茶杓《銘「タ丶イヘ様参」》(北村美術館蔵、〜11月11日展示)や、茶の湯の空間に鑑賞用として飾られた《沙門地獄草子 解身地獄》(鎌倉時代、MIHO MUSEUM蔵[益田鈍翁旧蔵]、11月13日〜展示)なども出品されます。  


谷崎潤一郎作 
茶杓 銘「細雪」
逸翁美術館蔵



茶の湯は明治に入って、政財界の名士が茶会を営み親交を深めたり、美術品のコレクターになったりしたことで発展しますが、その立役者が益田鈍翁でした。その鈍翁作の茶杓《歌銘「年暮」》(1938年)ほか、高橋箒庵(そうあん)や小林逸翁(いつおう)など数寄者や、上村松園や新島八重、谷崎潤一郎ら文化人や芸術家が手掛けた茶杓がずらり並んでいます。  

池田瓢阿氏は、図録に「竹茶杓の魅力とは、即ち、その茶杓を削った茶人の歴史そのものなのです」と記しています、日本の経済だけでなく、文化面においても新たな風を巻き起こした数寄者たちの存在を、茶杓を通じてたどってみてはいかがでしょうか。

●特別展「100周年記念 大阪の米騒動と方面委員の誕生」  
公文書や関係資料約340点で当時を検証


《大阪米騒動図》
(1918年、大阪市史編纂所蔵)



明治改元から150年の今年は、大正7年(1918年)に米価の急騰により困窮した民衆が米屋などを襲撃する米騒動が全国で発生して、ちょうど100年になります。米騒動をきっかけに、歴史の「主人公」として目覚めた民衆は労働運動、農民運動、普選運動など諸運動を活発化させ、いわゆる「大正デモクラシー」と呼ばれる状況が生まれたのでした。  

大阪では米騒動後の同じ年10月に大阪府方面委員制度が創設され、担当区域内の住民生活を調査し、生活困窮者を救済するという仕事を無給で行う方面委員(現民生委員)が設置されました。この展覧会は、米騒動発生と、方面委員が創設された歴史的意義を明らかにするために開催されるもので、公文書やさまざまな関係資料約340点で、当時を検証しています。


村嶋歸之
《給与部もある細民学校》
(1960年4月30日付け
『大阪の社会事業』117号、
村嶋智惠子氏蔵)



展示内容は、第一章「米騒動以前の社会事業」として、各種社会事業施設の活動について、方面委員制度との違いを意識しながら紹介しています。第二章は「米騒動と米廉売事業」で、大阪での米騒動の発生から収束までの過程を、発生時期や発生場所などに注目しながら明らかにします。第三章「大阪府方面委員と大阪市社会事業」で、創設期の方面委員による活動の実態について公文書や方面委員の遺品などを紹介するとともに、米騒動が大阪という地域に与えた衝撃の大きさを提示しています。  

主な展示品は、まず《大阪米騒動図》(1918年、大阪市史編纂所蔵)です。米騒動時に安立(あんりゅう)町(現住之江区)で実施された米の廉売の様子を描いています。会場は安立尋常高等小学校で、右上にこの事業に金品を寄付した人の名前と寄付額が示されていて興味深いです。


《方面委員の設置に就て》
(1918年、桃山学院資料室蔵)



次に村嶋歸之氏の書いた記事《給与部もある細民学校》(1960年4月30日付け『大阪の社会事業』117号、村嶋智惠子氏蔵)に、「米騒動前の大阪では巡査が民生委員の仕事を行っていた」との記述があります。警察が今宮地区に設けた徳風小学校という「細民学校」では、巡査が給与部職員として勤務し、児童の家庭を訪問し暮らしぶりを調べ、欠食・休学児童のために面倒を見ていたことが窺えます。

もう一つ《方面委員の設置に就て》(1918年、桃山学院資料室蔵)は、市民に周知するための印刷物です。この印刷物が作成された天王寺第三方面には、大阪で最初に米騒動が発生した8月11日に騒動があった下寺町(現浪速区)が含まれていました。

展覧会では、当時の人々が米騒動に参加した事情に思いをはせるとともに、方面委員制度が従来の社会事業と異なり、民間の委員による日常的な調査活動を通して生活困窮者の生活事情に柔軟に対応するよう設計された新しい福祉制度であったことが示され、彼らが大阪という都市社会で日々どのような暮らしをしていたのか、理解することができます。



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

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第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ−ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
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・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

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