バラエティに富んだ神戸の展覧会

2018年9月5日号

白鳥正夫

目隠しで作った愛犬の彫刻の作品展があれば、美術館を特売セール会場に見立てたユニーク展などバラエティに富んだ神戸の展覧会を一挙に紹介します。ミュージアムロードに立地する兵庫県立美術館で「美術の中のかたち―手で見る造形 触りがいのある犬―中ハシ克シゲ」展が11月4日まで、横尾忠則現代美術館では「横尾忠則 在庫一掃大放出展」が15日から12月24日まで開催。またBBプラザ美術館でも「コレクションを核に 関西ゆかりのデモクラートの作家たち  泉茂・山中嘉一・吉田利次・吉原英雄」展が17日まで開かれています。さらに六甲アイランドの神戸ファッション美術館では「スコットランドからの贈りもの タータン展」が15日から11月11日まで催されます。残暑とはいえ、秋の気配の時候、神戸の美術館めぐりはいかがでしょう。


「美術の中のかたち―手で見る造形 触りがいのある犬―中ハシ克シゲ」展 
 目隠しで作った愛犬の彫刻、触れて鑑賞


目隠しをして制作する
中ハシ克シゲさん
(兵庫県立美術館提供)



「触りがいのある犬」展は、兵庫県立美術館が1989年から取り組んでいる「美術の中のかたち―手で見る造形」というシリーズの一環で、作品に手で触れて鑑賞できます。この企画を受けた中ハシさんは、目隠しで視覚を遮断し、触覚だけで造形することを試みたのです。これまで粘土による造形を実験的に挑んできた作家が、日々愛犬と接するなかで記憶に刻まれたポーズを造形化した作品8点を展示しています。

中ハシさんは、1955年に香川県で生まれ、滋賀県在住の現代美術作家です。東京造形大学へ進み、80年代は具象的なブロンズ彫刻を制作していました。90年代に入り、立体でもあり線でもある、松のようなモチーフを、彫刻で表現しようと、松を銅線と鉄で作った《OTOMI》を発表します。

さらに巨漢力士の小錦を実物大で造った「サリー」や、その肉塊をばらばらにして展示する作品、昭和天皇の像ではなく「昭和天皇像の像」などの話題作で注目されます。2000年に西宮市大谷記念美術館で「中ハシ克シゲ展―あなたの時代」、2006年には滋賀県立近代美術館で戦闘機の写真を貼り合わせ、原寸大の紙製彫刻を作って燃やす「中ハシ克シゲ展 ZEROs−連鎖する記憶−」が開催されています。


目隠しで作った愛犬の彫刻が並ぶ展示会場


近年は、画廊で「もっと面白くなるかもしれない。」展を開き、自身の原点である塑造に立ちかえり、粘土による実験的な制作に力を注ぎ、粘土の塊をただつかむ、ねじる、切るといった最小限の動作で作った作品を発表しています。中ハシさんは、作風を大きく変えながら、明治期に西洋流の彫刻を移植した、いわば「彫刻刻なき国・日本の彫刻とは何か」を問い続けているのです。


軽トラックの助手席を
見立て作った
《お出掛け犬》



今回のテーマは、中ハシさんに根源的な問いかけを投げかけたのでした。視覚障害者にとって、目で見る美術鑑賞はハンディーがあります。「美術の中のかたち」が趣旨の今回の展覧会だと、絵画と違って、彫刻作品に触ることができ、美術を楽しむ有効な手段のように思えます。しかし彫刻作品のほとんどが女性や動物、様々な形象を視覚的に表現しています。そこで中ハシさんは、彫刻における触覚的なものとは何かという改めて考え、あえて触覚によって造形することに思い及んだのです。

モデルになったのは中ハシの愛犬・サンです。なるほどペットは、日常人と触れ合う格好のモチーフと言えます。画像のようにアイマスクを着用して粘土で造形したのです。会場には、《お座り犬》《抱きつき犬》《添い寝犬》といった、さまざまなポーズの作品が並んでいます。《お出掛け犬》は、中ハシさんが、軽トラックの助手席に乗せてアトリエに通う様子を表現しています。

目隠しをしないで作った愛犬の頭部もありますが、通常目で確認しながら作る彫刻作品と比べ、いびつな部分もあります。中ハシさんは、「見た感じの視覚的な仕上げとまるっきり遠く離れていますが、かえってリアルです」と、コメントしています。主催者は、見た目はともかく、触れば生き生きと感じられる、そんな「触りがいのある」彫刻を会場でじっくりと触れてお確かめください、呼びかけています。

兵庫県政150周年記念事業「横尾忠則 在庫一掃大放出展」  
開館6年を経て、未展示の作品を披露  


横尾忠則《プール》
(C1983年、作家蔵
[横尾忠則現代美術館寄託])



横尾忠則現代美術館では2012年の開館以来、様々なテーマを掲げて、横尾さんの多彩な作品を紹介してきました。しかし今回は、あえて特定のテーマを設けず、「まだ展示されたことがない作品」を基準に、なんと美術館を特売セール会場に見立てたユーモラスな演出の展覧会を開きます。題して「在庫一掃大放出展」。主催者は、論理よりも感覚を重視し、聖俗が不可分に渾然一体となった横尾の作品世界とも、実は通じ合っていると強調しています。

横尾さんは1936年、兵庫県西脇市に生まれています。幼少の頃から絵画の模写に興味を持ち、高校時代には、地元の商店街や商工会議所のポスターを制作するなど、早くから美術やデザインに対する才能を開花させます。

1960年、日本デザインセンターに入社し、制作の拠点を東京に移すと、その活動の幅は広がりをみせます。独特なイラストとデザイン感覚にあふれる、代表作の「腰巻お仙」をはじめとする劇団状況劇場のポスターなどで、たちまち若い世代の支持を集め、大衆文化を具現する時代の寵児となったのでした。


横尾忠則
《終末的聖画安売》
(1998年、
Villa Magical 2014 蔵)



横尾さんのグラフィック・デザイナーとしての仕事は、ポスターからイラストレーション、ブックデザインなど、様々な印刷メディアへと展開します。ところが1980年に、ニューヨーク近代美術館で見たピカソ作品に衝撃を受け画家宣言をし、大きな転機に。こうして美術家としての活動は版画や絵画、映画といった芸術分野にまで広がっていったのです。約60年という半世紀を超す長い時代を、常に先駆的なイメージの創出と独自の斬新な想像力を失わずに、膨大な作品の創作を持続してきたのでした。  

横尾忠則現代美術館は、横尾さんから寄贈・寄託を受けた絵画、版画、ポスターなど3000点以上の作品や資料等を収蔵し、保管・研究、一般に公開するとともに、横尾作品を中心とする企画展を年3〜4回催し、公開制作や著名人との対談など様々な事業を展開するセンターとして活動しています。


横尾忠則
《君のものは僕のもの、
僕のものは僕のもの I》
(2009、作家蔵
[横尾忠則現代美術館寄託])



出品作品の中に、絵画を手がけて初期の小作《プール》(C1983年、作家蔵[横尾忠則現代美術館寄託])があります。アトリエでの制作ではなく、自宅で夕食後にリラックスして描かれたそうです。この時代の作品《Lisa Lyon in Izukogen, March 23, 1984(2)》(1984年、横尾忠則現代美術館蔵)も出品されます。
 
90年代に入ると、《聖水》(1991年)や、《放たれた矢》(1994年、いずれも作家蔵[横尾忠則現代美術館寄託])など、代表作も目白押しです。《終末的聖画安売》 (1998年、Villa Magical 2014 蔵)は、今回の展覧会を象徴する作品で、横尾さんデザインのポスターのモチーフになっています。

2000年代の作品では、《君のものは僕のもの、僕のものは僕のもの I》(2009、作家蔵「横尾忠則現代美術館寄託])など、開館後6年を経て、初めて展示される作品により、横尾作品の軌跡がたどれます。

「関西ゆかりのデモクラートの作家たち  泉茂・山中嘉一・吉田利次・吉原英雄」
個性的な美術表現に挑んだ4人の作品  

もう一つ、ミュージアムロード沿いのBBプラザ美術館の「関西ゆかりのデモクラートの作家たち」展では、「デモクラート美術家協会」で活躍した泉茂、山中嘉一、吉田利次、吉原英雄ら4人の美術家(いずれも故人、敬称略)に焦点を当て、1950年代以降の版画を中心とした約140作品(会期中の展示替え含む)と写真や出版物などの資料を展示しています。戦後の激動期、関西を拠点に個性的な美術表現に挑んだ美術家の作品に出合えます。

同館は、鉄鋼関連事業を中心にサービス事業分野にも進出している株式会社シマブンコーポレーション(本社・神戸市)の創業100周年記念事業の一環として、2009年にオープン。日本を代表する近・現代の画家をはじめ、フランスの巨匠たちによる絵画や版画、彫刻作品など約1000点を所蔵しています。随時コレクションョンを公開し、年3回ほどの企画展を開催しています。

「デモクラート美術家協会」は、1951年に画家の瑛九を中心として結成された美術グループです。既成の美術団体や画壇の権威主義を拒否し、一切の公募展に出品しないことを申し合わせ、自由と独立の精神による制作を目指して、当初10名の美術家たちが創立会員として参加しました。 

同会の特徴は、東京、大阪、宮崎と拠点が分散していて、参加者も画家のほか、デザイナー、写真家、評論家、舞踏家と幅広い分野に跨っていたことです。1957年に解散するまで、グループ展の開催や機関誌の発行といった同会の活動を創作の出発点として、後に内外で活躍する多くの美術家たちを輩出したのでした。

泉茂(1922-1995)は、同会の創立会員であり、関西における活動の中心的存在でした。1953年よりエッチング、55年からリトグラフの研究と制作にほとんど独学で取り組み、若い美術家たちに版画制作の機会を与える役割も果たしました。また、近年遺族より寄贈された初期銅版画の原版を初公開し、版画作品と併せて展示しています。


泉茂《逃げたスペード》
(1955年、銅版、和歌山県立近代美術館蔵)



山中嘉一(1928-2013)は、1954年から同会へ参加。泉に影響を受けて、リトグラフを手がけた一人です。約3年間のリトグラフ制作の後、一旦絵画に戻り、約10年の歳月を経てシルクスクリーンと出合います。約30年間に及ぶシルクスクリーンの制作活動は、後年1点制作のモノタイプへと移りました。


山中嘉一《方形の詩(A)》
(1957年、1998年再制作、石版)



 
吉田利次(1916-1998)は、泉とともに同会の創立会員であり、1955年まで在籍していました。「美術の社会性」について自問を重ね、52年には反戦美術家同盟の結成に参加しており、その後も安保闘争や三池炭鉱のストなどの社会的なテーマにより一貫して人間を描き続けた異色の画家です。


吉田利次《ニワトリ》
(1953年、油彩)



吉原英雄(1931-2007)は、1955年頃から同会へ参加。泉に影響を受けて、リトグラフ制作を始めました。当初は版画制作に批判的でしたが、泉と共にリトグラフ技法の開発に取り組み、エッチングとの併用による独自の表現を得て、後年は京都市立芸術大学で版画教室を創設し、後進の育成に大きく寄与しました。


吉原英雄《たわむれ》
(1956年、油彩、和歌山県立近代美術館蔵)




個人的には吉原とは、幾度となくお会いし、亡くなる半年前には、閉廊した番画廊の片隅に置かれた椅子に腰をかけ、美術について長時間懇談させていただき、作品評や、作家としての取り組みなどをお聞きしていただけに、感慨深く鑑賞しました。

「スコットランドからの贈りもの タータン展」  
100種類以上の布地、約250点を展示  


《アフタヌーン・ドレス》
(1865年頃、
神戸ファッション美術館蔵)




ジョイス・ヤング
《ウェディングドレス》
(2018年)

神戸ファッション美術館の「タータン展」は、日本でも人気が高く世代を超えて愛されている普遍的なデザイン「タータン」をテーマにした本格的な展覧会です。山と湖の国、スコットランドを象徴し、北西部のハイランド地方で発展したタータンに秘められているスコットランドの歴史や文化とともに紹介されます。 

スコットランドの由緒あるクラン(氏族)とその家族が身に着けるクラン・タータン、地域に関連したディストリクト・タータン、軍隊用のミリタリー・タータン、王族のロイヤル・タータン、特定の企業や個人のタータンなどさまざまなタータンの中から、今回は100種類以上の布地が展示されます。とりわけ服飾をはじめ、タータンの美術作品、書物など、19世紀のファッション画やタータンを取り入れたウエディングドレスからハローキティのぬいぐるみまで約250点が展示されます。 

展覧会のオリジナル「ミントタータン」は、ミント色の鮮やかなデザインが特徴です。大英帝国勲章(MBE)を授与されたタータン界の巨匠ブライアン・ウィルトンさん(元スコティッシュ・タータンズ・オーソリティ理事、タータンデザイナー)がデザインを担当しています。 


ジョン・ケイ
《バグパイパー アーチボルド・マッカーサー》
(1810年、京都ノートルダム女子大学
図書館情報センター蔵)






しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

新刊
「シルクロードを界遺産に」と、提唱したのは故平山郁夫さんだ。シルクロードの作品を数多く遺し、ユネスコ親善大使として文化財保存活動に邁進した。

社長業を投げ捨て僧侶になった小島康誉さんは、新疆ウイグル自治区の遺跡の修復や調査支援を30年も続けている。

シベリアに抑留された体験を持つ加藤九祚さんは90歳を超えて、仏教遺跡の発掘ロマンを持続する。

玄奘の意志に導かれアフガン往還半世紀になる前田耕作さんは、悲劇のバーミヤンの再生に情熱を燃やす。
シルクロードの現代日本人列伝
―彼らはなぜ、文化財保護に懸けるのか?

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発売日:2014年10月25日
定価:1,620円(税込)
発行:三五館
「反戦」と「老い」と「性」を描いた新藤監督への鎮魂のオマージュ

第一章 戦争を許さず人間愛の映画魂
第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ−ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

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