ユニーク、楽しめる展覧会3題

2017年12月10日号

白鳥正夫

季節は一気に冬の訪れです。連日行列の続いた「国宝展」や「北斎展」も終え、この時期じっくり心温まる展覧会を鑑賞してはいかがでしょうか。今回は関西で催されているユニークで楽しめる展覧会3題を紹介します。奈良県立美術館では特別展「ニッポンの写実 そっくりの魔力」を1月14日まで、あべのハルカス美術館では「ジブリの立体建造物」展を2月5日までそれぞれ開催しています。姫路市立美術館では「永井一正ポスター展」が12月24日まで開かれています。いずれも展示に工夫が凝らされていて、多様な表現に感心しながら会場を見て回ることができます。


特別展「ニッポンの写実 そっくりの魔力」
明治工芸から現代の写実絵画、映像など80点

近年、緻密な技法で対象を本物そっくりに表現した写実的な造形作品が大きな関心を集めています。明治時代に輸出用としてつくられた工芸作品の「超絶技巧」展が脚光を浴び、日本初の写実絵画専門美術館が開館し、写実絵画展も各地で開かれています。今回の「魔力」展では、「そっくり」をキーワードに、明治期の工芸作品にはじまり、迫真的な写実絵画や立体造形、フォトリアリズムや映像など多種多様な写実作品約80点を紹介しています。

展示は4章に分けて構成しています。T章が「親しきものへのまなざし」で、まず目を引くのが、安藤緑山の《牙彫 竹の子、豌豆、独活》《牙彫喜座柿》や山崎南海の《牙彫自在伊勢海老》(いずれも大正時代、清水三年坂美術館蔵)です。象牙は美しく彫り易い素材で、彩色を施され作品化されたものです。


安藤緑山
《牙彫 竹の子、豌豆、独活》
(大正時代、
清水三年坂美術館蔵)

このコーナーには、現代作家の三宅一樹の山と海を表裏で表す《航海術》(2015年、アトリエ榧乃舎蔵)や満田晴穂の昨年の《自在女郎蜘蛛》(2016年、作家蔵)なども展示されていて、新旧作家の力作を対比しながら鑑賞できます。

一方、平面作品では、近代洋画の草分けの高橋由一の《厨房具》(1878−79年、愛知県美術館蔵)や、岸田劉生の《卓上林檎葡萄之図》(1918年、豊橋市美術博物館蔵)など道具や果物、魚介、花など日常目にしている事物を描いた作品から、現代写実絵画の代表格の野田弘志の《黒い風景 其の参》(1973年)や、上田薫の《スプーンの苺》(1975年、いずれも豊橋市美術博物館蔵)などが並び、日本における写実表現の歴史を辿れます。

U章の「生と死をみつめて」では、リアルな描写を通して、作家の「生と死」を見つめた作品が並び、まるで写真のように描かれた絵画には、表面的な描写にとどまらず、対象を見つめ内面まで描き出そうと格闘した画家たちの苦闘が感じられます。対象を一瞬に捉える写真と異なり、展示された絵画には一筆一筆、作家の思いを込めた感情が伝わってきます。絵画とは何か、といった本質的な問いかけに示唆が与えられます。

その代表的な作家、磯江毅の《新聞紙の上の裸婦》(1993−94年、個人蔵)は、2011年に同じ奈良県立美術館の「磯江毅=グスタボ・イソエ」でも展示されていた作品です。何度見ても、こうした写真のような絵画がどうして描けるのか、まさに「魔力」を感じます。礒江は若い頃スペインに渡り西洋の写実を徹底して学んだといいますが、2007年に53歳で病没しています。


磯江毅
《新聞紙の上の裸婦》
(1993−94年、個人蔵)

写実的な鉛筆画で知られる木下晋の《無−T》(1992年、目黒区美術館蔵)は、モダニズムの写真家中山岩太の妻の表情を克明に描いた作品です。老境の舞踏家に迫った諏訪敦の《大野一雄》(2007−08年、作家蔵)や、老母をモデルにした宮脇晴の《母の肖像》(1919年、豊橋市美術博物館蔵)などの力作がずらり並んでいます。


木下晋
《無−T》
(1992年、目黒区美術館蔵)


V章の「存在をみいだす」では、一見何の変哲もない対象が作家の透徹したまなざしによって生み出された作品が展示されています。前原冬樹の《一刻》(2016年、作家蔵)は、仏像の手をモチィーフにした作品で、その実在感に引き込まれるようです。朝日新聞に連載された加賀乙彦の『湿原』の挿絵を担当していた野田弘志の《パネル》(1971年)や《竹棒とひも》(1984年、いずれも豊橋市美術博物館蔵)の描写力にも驚きます。

W章は「世界を写す〜写真からの啓示」。上田篤の《玉子にスプーン》(1986年、豊橋市美術博物館蔵)は、チラシの表面を飾る作品です。玉子の殻に突っ込まれたスプーンをよく見ると、なにやら映る風景はなんと画家のアトリエの窓と戸外の様子とか。かつて「FOCUS」の表紙有名な三尾公三の《シーレの部屋》(1989年、豊橋市美術博物館蔵)は、写真的な人物像と、エゴン・シーレの額絵を構図に捉え、リアルなのはどちらかと、問いかけています。


上田篤
《玉子にスプーン》
(1986年、豊橋市美術博物館蔵)

この展覧会の圧巻ともいうべき作品は、最後の二つのブースに並んだ、佐藤雅晴のアニメーション《Calling》(2014年、作家蔵)と、伊藤隆介のインスタレーション《Realistic Virtuality(日本の国会)》(2017年、2004年に発表したものを再構成)です。参議院本会議場を精緻に再現した作品を映像で見せることによって現実そっくりの情景に映る様子を取り上げています。作家の企みなのか、虚実が交錯する民主主義の本質について思いを馳せました。


伊藤隆介インスタレーション
《Realistic Virtuality(日本の国会)》
(2017年、2004年に発表したものを再構成)


誰もがデジタルカメラやスマートフォンを持ち風景や人物を撮影しすぐ見ることでき、デジタル画像に加工すると油彩画風の画像になる技術などもある時代、写実はどのような意味をもっているでしょうか。今回の展覧会は作家の「魔力」を楽しめると同時に、写真には写らないものを描こうとする作家の精神性や、真実とは何かを考える機会でもあります。

「ジブリの立体建造物」展
懐かしい場面の模型、制作資料など約450点


会場入り口でお出迎えの
『千と千尋の神隠し』に
登場する石像


「ジブリ」展は、スタジオジブリが手掛けた『千と千尋の神隠し』の湯屋の巨大模型をはじめ、アニメーション作品に登場する建造物の背景画や美術ボード、美術設定の制作資料など約450点を展示しています。映像作品に映るすべての世界を描き出す舞台裏の世界を垣間見ることが出来る興味深く楽しい展覧会です。建築家の藤森照信さんが監修。東京、愛知などを巡回し、今回が国内最後の会場です。

日本のアニメーションは国際的にも評価が高く、カンヌやヴェネティアなど国際的な映画祭で優秀賞に輝いています。こうしたアニメーションの世界をテーマにした展覧会が近年、各地の美術館で開かれ、スタジオジブリに関連した展覧会では、これまでも「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」や「日本のアニメーション美術の創造者 山本二三展」、「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」なども鑑賞してきました。

スタジオジブリは1985年の創立以来、長・短編のアニメーション映画の制作のほか、実写映画、DVDの発売、出版や音楽事業、さらに三鷹の森ジブリ美術館への展示物定期制作など、関連事業も多岐にわたっています。今回の展覧会では、アニメーションという架空の世界の中で創造してきた、個性的な建造物にスポットを当てています。それはどこかに実在していそうな存在感のあるものです。

展示は作品ごとに構成されていて、時代を風靡した19作品の歴史を辿れます。会場入り口では『千と千尋の神隠し』に登場する石像が迎えてくれます。会場内は迷路のようになっていますが、懐かしい作品の場面に出会いながら進んでいく仕掛けです。「部分を見れば、全体がわかる」が宣伝文句です。

会場で最も目立つのが『千と千尋の神隠し』(2001年)で、千尋が迷い込んで働きながら生きる力を取り戻す不思議な町に建つ神々が休息に訪れる《油屋》の模型です。あの「擬洋風建築」がなんと高さが3メートルもあり、防火用の「なまこ壁」、「太鼓橋」までがリアルに再現されています。


『千と千尋の神隠し』の《油屋》と右は模型
(C)2001 Studio Ghibli・NDDTM



トトロやネコバスが登場する『となりのトトロ』で、田舎に引っ越してきたサツキとメイ姉妹が暮らす「《草壁家》の模型もあります。和風の建物脇に小さな洋館があり、外へも出入りできる構造です。


『となりのトトロ』の《草壁家》と右は模型
(C)1988 Studio Ghibli

このほか、戦後の公団住宅の室内が描かれた『耳をすませば』(1995年)の《月島家のキッチン》や、少女・杏奈の成長物語『思い出のマーニ』(2014年)の中で杏奈が静養する《大岩家の冷蔵庫や炊事道具》、さかなの子ポニョと少年・宗介の出会いを描いた『崖の上のポニョ』(2008年)の《宗介の家》などが展示されていて、デザインと設計の過程も探ることができます。

藤森さんは図録の巻頭に「ジブリのアニメーションに登場する建物には、他と違う特徴があり、現実的であると同時に空想的です。たとえば、『千と千尋の神隠し』の湯屋も、ハウルの動く城も、姿形はとても空想的なのに、間取りや構造や材料や細かい造りを見ると、用途や力学を理解したうえで想像力をはばたかせていることが分かります」との文章を寄せています。

「永井一正ポスター展」
代表作や「LIFE」シリーズなど500余点


永井一正
《永井一正ポスター展》
(2017年)
以下の作品は
(C)Kazumasa Nagai


「永井一正ポスター展」は、タイトル通りの展覧会で、展示数は500点余りになります。今年米寿を迎えたものの、なお現役で活動中の永井の初期から最新作まで網羅しています。姫路で青春時代を過ごした永井にとって、姫路市美で約30年ぶりに開く最大規模の回顧展です。  

ポスターは、屋外・屋内を問わず、壁面や柱などに掲示するために制作された、広告・宣伝媒体ですが、視覚芸術としても注目されています。ポスター作品で有名になったアルフォンス・ミュシャや、ポスターを芸術の域にまで高めたトゥールーズ=ロートレックは、日本人にとってもなじみの画家です。

国内では日本のグラフィックデザイン界を牽引してきた永井一正(1929−)をはじめ、奈良市出身の田中一光(1930−2002)、西脇市出身の横尾忠則(1936−)がいずれも関西生まれなのです。今回の「永井一正ポスター展」は、2010年に国立国際美術館で「横尾忠則全ポスター展」を見ていましたが、それ以来の驚くべき作品数でした。


会場壁面にずらり展示された
永井一正のポスター作品


永井は大阪に生まれますが、実家を戦火で焼失し、姫路で中学・高校時代を過ごした後、東京藝術大学彫刻科中退を経て、戦後まもない1950年代初頭よりグラフィックデザインに取り組みました。ゼロからの出発でしたが、1953年に日本宣伝美術会会員となり、1960年には日本デザインセンター創立に参加、1994年には日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会長に就任、現在は日本デザインセンター最高顧問です。


永井一正
《' 89 姫路シロトピア》
(1989年)



永井一正
《LIFE》
(2015年)

常に時代の最前線で活躍し、これまで数多くの企業や組織・国家事業のロゴ・シンボルマーク、そしてポスターデザインを発表してきました。とりわけ動植物をモチーフに自身の生命観や自然観を表現した「LIFE」シリーズは、ライフワークとして、現在も新たな作品が生まれています。

展示は、「自身の個展ポスター」「クライアント依頼のポスター・デザイン」「自己表現としてのライフ作品」に大別されます。代表作としては、《沖縄海洋博覧会》(1972年)、《姫路市制100周年》と《' 89 姫路シロトピア博》(いずれも1988年)、《富山県立近代美術館のポスター》(1986−2015年)などがあります。

グラフィックデザインに新境地を拓いた「LIFE」シリーズ作品も139点を厳選して並べています。展示品には、永井のシャープな感性があふれ、かけがえのない命や自然への優しい眼差しが感じられます。

永井は図録に「デザインに対する想い」と題して、「宇宙の中から奇跡的に地球ができ、微生物が生まれ、そして生き物たちのひとつとして人間が誕生した。そこには何か宇宙の法則、摂理があり、それが地球の生態系としてあらゆる自然・生物に共通しているように思う。それはとても神秘的で不思議で美しい。それを『かたち』にしていくこだと思う」とのメッセージを寄せています。



しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

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第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ−ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

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三五館(03−3226−0035) http://www.sangokan.com/
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