「怖さ」、「幸せ」、「国際交流」テーマに3展覧会

2017年8月17日号

白鳥正夫

冒頭ですが、金沢美術工芸大学長や兵庫県立陶芸美術館長を歴任された美術史家の乾由明さんが先月末に逝去されました。謹んで哀悼に意を捧げます。今年1月には国立国際美術館長や兵庫県立美術館長を務められていた木村重信さんも他界されていて、関西のみならず美術界の重鎮であったお二人とは公私にわたってご厚誼をいただいていただけに無念の思いが募ります。そうしたお二人から受けた薫陶を胸に、今回は兵庫県下で開催中の三つの展覧会を取り上げます。まずベストセラーになった出版にちなんだ「怖い絵」展が兵庫県立美術館で9月18日まで、同館のギャラリー棟では日本・ブータン外交関係樹立30周年記念「ブータン しあわせに生きるためのヒント」が9月3日までそれぞれ開催中です。一方、神戸市立博物館では神戸開港150年記念特別展「開国への潮流 開港前夜の兵庫と神戸」を9月24日まで開いています。この暑い夏、美術館で避暑を兼ね大いに知識を広げましょう。


美術作品に込められた「恐怖」80点


ポール・ドラローシュ
《レディ・ジェーン・
グレイの処刑》
(1833 年、
ロンドン・ナショナル・
ギャラリー)
Paul Delaroche,
The Execution of
Lady Jane Grey,
(C)The National Gallery,
London. Bequeathed
by the Second Lord
Cheylesmore,1902


「怖い絵」展のきっかけは、作家でドイツ文学者の中野京子さんが2007年に出版した著書『怖い絵』刊行10周年を記念して企画されました。同書は、「恐怖」をキーワードに西洋美術史に登場する様々な名画の魅力を読み解く内容です。私たちは美術鑑賞を通じ、作家の巧みな表現力に興味を抱くとともに、「恐怖」に対しても好奇心をかきたてられます。中野さんを特別監修者に迎えた展覧会では、日本初公開のポール・ドラローシュの《レディ・ジェーン・グレイの処刑》をはじめ、ターナー、セザンヌ、モローらの巨匠たちの作品約80点が出展されています。

中野さんが『怖い絵』で伝えたかったことについて、展覧会図録に次のような文章を寄せています。

絵画を歴史として読み解く、あるいはこれまでと違う光を当てて観る、そこから新たな魅力が発見できるのではないか、そのために選んだ視点が「怖さ」でした。怖さは想像の友です。想像によって恐怖は生まれ、恐怖によって想像は羽ばたく。恐怖のバラエティは豊富で奥が深く、強烈な吸引力を秘めています。一見、何も怖いものは描かれていないのに、その時代の、文化の、関わった人々の、さまざまな絡み合いを知るうちに、恐怖はじわじわ側面から滲み出てきて、絵の様相を一変させるでしょう。

展示の内容は、近世から近代にかけてヨーロッパ各国で描かれた絵画の中から「恐怖」を主題とする油彩画と版画の傑作を選び出し、神話、怪物、異界、現実、風景、歴史といったキーワードに沿って構成しています。

主な作品としては、ポスターやチラシの表紙にもなっているポール・ドラローシュの《レディ・ジェーン・グレイの処刑》(1833年、ロンドン・ナショナル・ギャラリー)が出色です。高さ2.5メートル、余幅が3メートルもある大作です。1928年のテムズ川の大洪水で失われていたとされたが、73年の調査で発見され、75年から公開されるや、ギャラリーの代表作として注目されてきたといいます。

純白のドレスに身を包み目隠しをされた16歳のイングランド初の女王が、反逆罪で男に手を添えられて断頭台へと導かれようとするシーンが描かれています。右に立つ処刑執行人の手には首を刎ねる斧が見えます。左側には柱にすがって泣き崩れたり、気を失ったり取り乱す侍女たちの様子もうかがえます。血をしみこませるためであろう藁も目に留まります。まさに断頭台の露と消えたマリー・アントワネットを想起させます。

ジョン・ウィリアム・ウォーターの《オデュッセウスに杯を差し出すキルケー》(1891年、オールダム美術館)も印象的な作品です。ホメロスの『オデュッセイア』を題材に描いた作品で、キルケーは、杯で誘った男たちを手にした魔法の杖で動物に変えてしまう魔女です。足元に転がる豚は先に犠牲となった部下たちです。玉座に刻まれたライオンの彫刻は、傲慢で残忍なキルケーを象徴的に描いているようです。


ジョン・ウィリアム・ウォーターハウス
《オデュッセウスに杯を差し出すキルケー》
(1891 年、オールダム美術館)
(C)Image courtesy of Gallery Oldham


イギリス風景画の巨匠と称されるジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーの『ドルバダーン城』(1800年、ロイヤルアカデミー)は、一見して暗い色調の作品です。ごつごつした山々、不穏な雲、陽光に浮かぶ廃虚になった城が描かれていますが、このウェールズの古城をめぐる物語は、中世の王族が弟との権力争いに敗れて、この城に幽閉された悲劇を伝えています。


ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ドルバダーン城》
(1800 年、ロイヤル・アカデミー)
(C)Royal Academy of Arts, London;
Photographer:Prudence Cuming Associates Limited


ウィリアム・ホガースの『ビール街とジン横丁』より《ジン横丁》(1750-51、郡山市立美術館)は、《ビール街》と対になった銅版画です。こちらは安いジンをあおって泥酔し、授乳中の赤ん坊が転落しそうになっているのに気づかない母親を前面に、背景には首吊りした人や埋葬の情景など悲惨な貧民の姿をリアルに捉えています。


ウィリアム・ホガース
『ビール街とジン横丁』より《ジン横丁》
(1750-51 年、 郡山市立美術館)
(C) Koriyama City Museum of Art


このほかポール・セザンヌの《殺人》 (1867年頃、リバプール国立美術館)や、ギュスターヴ・モローの《ソドムの天使》(1885年頃、ギュスターヴ・モロー美術館)、エドヴァルド・ムンクの《森へ》(1897年、姫路市立美術館)といった巨匠たちの作品もあり、これらの作品に込められた「怖さ」を探求してみてはいかがでしょうか。


チャールズ・シムズ
《クリオと子供たち》の作品を見入る観客。
こんな美しい絵画にも「怖さ」が秘められている

 

秘境ブータンに伝わる文化資料約140点


《アツァラの面》
(ブータン王国国立博物館)


ブータン展は、国内総生産(GDP)や国民総生産(GNP)より「国民総幸福量」(GNH)を追求するブータンが、日本との外交関係樹立30周年を記念して、日本各地を巡回しています。国外初めての公開となる現国王・王妃の衣装はじめ、ブータン王国国立博物館やブータン王立織物博物館、ブータン王立テキスタイルアカデミーが全面協力し、仏教に関する仏像、仏画、法典、宗教楽器、織物などの貴重な文化資料約140点を展示しています。


《女性用衣装(キラ)》
(20世紀後期、
ブータン王立
テキスタイルアカデミー所蔵)


ブータン王国は、ヒマラヤ山脈の南にあり、面積は九州とほぼ同じ、人口は約75万人。四季があり、未開の自然が残る豊かな国です。1972年に四代国王が国民総幸福(Gross National Happines)を提唱しました。2005年の国勢調査では「幸せ」と回答した人が約97%を占めたといいます。展覧会の副題に「ブータン〜しあわせに生きるためのヒント」とあるように、会場で幸せとは何かと考えてみるのも良いですね。

私の本棚に中尾佐助著作集があり、その第V巻に「秘境ブータン」が所収され、10数年前に目を通していました。著者は植物学者で、ブータンを1958年に訪れ、5ヶ月余のフィールド調査をしています。その中で、「アジアの中に、民衆生活がこんなに安定した国は一つもない。(中略)まだ都市が一つもできておらず、城のまわりに村があるだけの社会、技術文明も近代的なものは何一つ存在しないという社会で、私は一つの古代的なユートピアが達成されたのを見たという実感であった」と書きとどめています。


《グル・パドマサンバヴァ坐像》
(16世紀、
ブータン王国国立博物館)


展覧会は、入り口をくぐるや、ブータン最大の祭りと言われるパロ・ツェチュ祭の映像と壁面一杯に展示されています。第1章が「ブータン的生活様式」で、伝統的な衣装「ゴ」と「キラ」をはじめ、生活用具から刀、器、金銀トルコ石を使用したアクセサリーなど、様々な伝統的な作品が多面的に紹介されています。

第2章の「ブータン仏教と信仰」で、7世紀にチベットからもたらされた仏教は、ブータン全土に定着しました。ここでは《グル・パドマサンバヴァ坐像》(16世紀)と、《グル・パドマサンバヴァ タンカ》(c)といったように、仏像とタンカ(仏画)を並べて展示されていて、比較しながら鑑賞できます。


現国王夫妻と王子の写真の中で
着用されている衣装が
特別出展(2016年)


第3章は「愛されるブータン王室」です。2011年に来日し、昨年2月に王子が誕生した際に国王夫妻と王子の写真の中で着用されている衣装が特別出展されています。初代国王ウゲン・ワクチュクの帽子や第二代国王ジグミ・ワクチュクの衣装など、王家と王室を彩る華やかな世界の展示です。

会場には、「しあわせとは自分の持っているものを喜ぶことです」…といった格言が散りばめられていて、しあわせ感のヒントになります。さらに展示室外には、経典の入る「マニ車」が置いてあり、時計回りに1回まわすと、お経を1回唱えたのと同じ効果があるとのことで、人気のコーナーとなっています。

激動の日本と神戸開港の資料約100件


《レザノフ屏風》
(1804-05年頃、
守屋壽コレクション・
提供 広島県立歴史博物)



将軍天保山入港を描いた
五雲亭貞秀の作品
(無題、1864年、
神戸市立博物館)

《和田岬石堡塔外冑壁之図》
(1866年、神戸市立博物館)

神戸と言えば港町。異人館や外国人居留地もあります。早くから国際交流の拠点となった神戸はいつからどのように発展したのでしょうか。18世紀半ばから19世紀半ばまでの約100年間、軍備力を備えた欧米諸国から「開国」を迫られ、国内では尊王攘夷運動が高まり、江戸幕府が終焉を迎えます。「開国への潮流」展は、当時の国際環境や政治・外交上の潮流に照らしながら神戸港の歩みや役割などを約100件の歴史資料によってたどっています。

兵庫(神戸)は、1858年(安政5年)に欧米諸国と締結した通商条約によって箱館、神奈川(横浜)、新潟、長崎とともに開港場に選ばれます。しかし箱館、横浜、長崎の開港に伴う国内経済の混乱や尊皇攘夷運動の隆盛、朝廷の猛烈な反対により開港は困難な状況となり、条約締結国との交渉で5年延期されることとなります。この延期によって兵庫と神戸の港は、畿内の政治的地位が急速に高まるなかで、幕府海軍の拠点、幕府直轄港「将軍の港」として位置づけられ、近代化が急ピッチで進められていきます。そして、これが開港後の神戸の発展に結びついていったのです。

主な展示品に、フランスの軍人で探検家のラ・ペルーズが1785〜88年に行った探検航海の成果を盛り込んだ《世界図 MAPPE MONDE》(1790年頃)や、《レザノフ屏風》(1804-05年頃、いずれも守屋壽コレクション・広島県立歴史博物館寄託、提供:広島県立歴史博物館)があります。この屏風には、ロシアのレザノフ肖像のほか、使節の持物、受取を拒否された将軍への献上品なども描かれています。

ペリー率いるアメリカ艦隊が1853年に浦賀に来航しますが、その翌年にロシア使節プチャーチンは、大坂湾に来航します。その様子を描いたのが《天保山魯船図》(1854年頃、神戸市立博物館)です。また、《欧羅巴(ヨーロッパ)行視聴実録》(1862年、個人蔵・品川区立品川歴史館寄託)は、当時の通商の経緯を記した使節団の日記で、兵庫開港が5年延期された経緯などが記された貴重な史料です。

兵庫や神戸港関係では、将軍天保山入港を描いた五雲亭貞秀の錦絵(無題、1864年、神戸市立博物館)があり、この御召艦は兵庫港にも入港しています。海岸防備の目的で設置された和田岬砲台の設計図で神戸市指定文化財の《和田岬石堡塔外冑壁(せきほとうがいちゅうへき)之図》(1866年、神戸市立博物館)、長谷川小信の《摂州神戸海岸繁栄之図》(1871年、神戸市立博物館)なども展示されています。1800年代後半の神戸港が描かれたロンドンの絵入り新聞など、興味深い資料も並びます。


長谷川小信
《摂州神戸海岸繁栄之図》
(1871年、神戸市立博物館)


神戸市立博物館では、神戸外国人居留地の設計図3点も特集展示。さらには南蛮古地図企画展「絵画と地図で読み解く日欧交流」も同時併催され、重要文化財の《織田信長像》(1583年頃)が修理完了後の初公開となっています。




しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

新刊
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世界文化遺産登録記念出版
発売日:2014年10月25日
定価:1,620円(税込)
発行:三五館
「反戦」と「老い」と「性」を描いた新藤監督への鎮魂のオマージュ

第一章 戦争を許さず人間愛の映画魂
第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ−ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

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