天才たちの奇抜で多彩な表現世界

2015年7月15日号

白鳥正夫

古来、芸術家には天才と称される人がいて、その表現世界の巧みさには驚かされます。そうした天才の作品をキーワードにした二つの展覧会が滋賀と京都で開催されています。MIHO MUSEUMで「生誕三百年 同い年の天才絵師 若冲と蕪村」が8月30日まで、京都国立近代美術館では「北大路魯山人の美 和食の天才」が8月16日までそれぞれ開催中です。天才とは謳っていませんが、兵庫県立美術館でも日本を代表する彫刻家の「舟越桂 私の中のスフィンクス」が8月30日まで開かれています。大胆で緻密、華麗で奇抜、多彩な天才芸術家の作品を鑑賞する展覧会に足を運んでみてはいかがでしょうか。

同い年の若冲と蕪村の新出や代表作

300年前の正徳6年(1716年)は江戸時代の画壇にとって画期的な年です。後世「琳派」と呼ばれる華麗で装飾的な作品を生み出した尾形光琳が世を去り、伊藤若冲(〜1800年)と与謝蕪村(〜1783年)という二人の天才絵師が生を授かったのでした。MIHO MUSEUMでは2008年に蕪村展を、09年に若冲展をそれぞれ開催しており、今回は、この同い年の二人の代表作と新出の作品を集め、比較しながら陳列した画期的な企画展になっています。


若冲
「象と鯨図屏風(左隻)」
(1795年、
MIHO MUSEUM蔵)

若冲
「象と鯨図屏風(右隻)」
(1795年、
MIHO MUSEUM蔵)


若冲「枯木鷲猿図」
(18世紀、個人蔵、
8月4−16日展示)

若冲の作品は、前回の「昔も今も、こんぴらさん。─ 金刀比羅宮のたからもの ─」展で、植物図鑑のような緻密な描写と色づかいの襖絵「花丸図」(1764年)を取り上げたばかりです。これまでも細見美術館などでしばしば鑑賞していましたが、若冲に注目したのは、没後200年の2000年に京都国立博物館で開催された「若冲、こんな絵かきが日本にいた。」に尽きます。内外屏風や障壁画、掛幅など約150点を一堂に集めた一大企画展で、その魅力に引き込まれたものです。

蕪村の方も、まとまって作品を鑑賞したのは2001年に大阪市立美術館で開かれた「蕪村 その二つの旅」展でした。この展覧会は大阪に生まれた蕪村が、江戸で俳諧を学んだ後に各地を遍歴し、関西に戻るという制作地の移動<外的世界の旅>と、和画に始まり漢画描法を遍歴し和画に化育する<内的世界の旅>の二つの旅に焦点を当て、晩年に確立した俳画を紹介していました。俳画は俳句を書して絵を添える東洋的な芸術手法です。

京都の青物問屋に生まれた若冲と大阪の農家に生まれた蕪村は、ともに40歳頃から絵師として活躍します。彩色鮮やかな花鳥画や動物などを題材にしたおおらかな水墨画を得意とした若冲と比べ、蕪村は南宋画の系譜を受けた文人画の技法による山水画や、自ら詠んだ俳句と絵画が響き合う俳画を手がけました。画境がまったく違いますが、長崎から入ってきた中国や朝鮮絵画の影響を受けています。また興味を引くのは、同時代に生きた二人は歩いて10分足らずの近くに住みながら、交流を裏付ける資料が一切見つかってないとのことです。


若冲「白梅錦鶏図」
(18世紀、
MIHO MUSEUM蔵、
7月22−
8月9日展示)

今回の展示構成は、「京都ルネッサンス」「出発:40歳まで」「画風の確立:40代から50代にかけて」「新たな表現への挑戦」「中国・朝鮮絵画からの影響」「若冲・蕪村クロスロード:交差する交友関係」「翁の時代」の7章立てです。当然ながら、章ごとに二人の作品が並び、色と形を追究した若冲と対象を大づかみした蕪村の描き方は当然として、個性の違いが際立っていて味わい深く鑑賞できます。

注目の1点は、若冲の紙本墨画「象と鯨図屏風」(1795年)です。北陸の旧家に伝わった作品で、2008年夏に存在が知られ、MIHO MUSEUMが取得しました。六曲一双の左右に、勢いよく潮を噴き上げ波間にゆったりと浮かぶ黒い鯨と、鼻を高々とあげ切れ長の優しい目をした白い象を対置させた水墨画です。黒と白、海と陸の対比が印象的です。

六曲合わせると幅が7メートル以上、高さも約1メート60センチの大画面で、遠くから近くから何度も見入りました。署名は各隻に「米斗翁八十二歳画」とあり、「藤女鈞印」(白文方印)、「若冲居士」(朱文円印)を捺しています。老いても童心を失わない若冲の着想に、天才の一端を見る思いがしました。

若冲の軸装「枯木鷲猿図」(18世紀、個人蔵、8月4−16日展示)は、京博にも展示されていましたが、湾曲する枯木の枝にとまる羽を広げた鷲と、その右下の岩穴に潜む小さな猿を描いています。どんぐりを求めていた猿に鷲の飛来と雄叫びに耳をふさぐ構図は、代表作の「動植綵絵」につながる作品です。「白梅錦鶏図」(18世紀、MIHO MUSEUM蔵、7月22−8月9日展示)は、初めてみましたが、白梅の香りに誘われた錦鶏鳥が老木にとまった情景です。「動植綵絵」と類似性があるものの上品な仕上がりです。

一方、蕪村の作品では、国宝の紙本墨画「夜色楼台図」(18世紀、個人蔵、8月18−30日展示)は出色ですが、ネット上画像掲載できません。横長の画面に、なだらかな山並みと麓に建つ家々を描いた雪景色です。晩年の作で、蕪村が到達した絵画世界です。六曲一双「山水図屏風」(1782年、MIHO MUSEUM蔵)も名品です。雄大な山並みを貫く道、へばりつくように建つ民家、土地の暮らし、背後に湖面や漁船など壮大な景色を取り込んでおり、天才蕪村の大成を感じさせる一品です。



蕪村、重文「鳶・鴉図」
(18世紀、北村美術館蔵、8月2日まで展示)

重要文化財の紙本墨画双幅「鳶・鴉図」(18世紀、北村美術館蔵、8月2日まで展示)も見逃せません。左幅に降りしきる雪の中、身を寄せ合って寒さをしのぐ二羽の鴉を、右幅には激しい風雨に身をすくませる鳶を、詩情豊かに描いた傑作です。特に「鴉図」は1976年の国際文通週間記念切手の図案になっていて、私のコレクションでもあり、味わい深く鑑賞しました。

「奥の細道画巻」(1778年、海の見える杜美術館蔵、8月2日まで展示)は松尾芭蕉の名作を蕪村が筆写し、随所に俳画風の挿画を添えています。掲載の画像は惜別の場面ですが、簡略な描写ながら、人びとの情況が伝わってきます。このほか若冲の「猿猴摘桃図」や蕪村の重要文化財「富嶽列松図」、それぞれが描いた「寒山拾得図」など傑作・名画のオンパレードです。ただし展示替えの多い展覧会ですので、事前に美術館に問い合わせるか、ネットで調べておくのが賢明です。


蕪村「奥の細道画巻(部分)」
(1778年、海の見える杜美術館蔵、8月2日まで展示)

 

魯山人の追究した和食文化の美を解剖


魯山人「雲錦鉢」
(1941年頃、
足立美術館蔵)

若冲や蕪村の生まれた時代から160有余年経て、北大路魯山人(1883−1959)は、京都・上賀茂神社の社家に生まれます。中国に渡って書と篆刻を学び、書や絵画、漆芸、篆刻、金工などさまざまな分野で個性溢れる作品を数多く生み出しました。また美食の追究からその実践の場として、会員制の「美食倶楽部」や自ら料理長を務めた高級料亭「星岡茶寮」を創設し、当時第一級の政治家や財界人、文化人らが集うサロンとして、その名を高めたのでした。

今回の京都展は、和食のユネスコ無形文化遺産登録を記念して、和食の魅力を引き出し、その革新に挑んだ魯山人の仕事を通じて、日本の美意識はじめ、もてなしの精神、自然観を結晶させた器と料理の関係を紹介しようという試みです。まず展示品は国内の美術館や


魯山人「糸巻平向」
(1945年頃、
足立美術館蔵)

魯山人とゆかりの深い料亭、個人所蔵家の手元で大切に保管されてきた名品約120点が出揃っています。とりわけ島根県の足立美術館が所蔵する約270点の魯山人コレクションから選りすぐりの約60点が出品されています。

魯山人の展覧会は過去に数多く開催され、私の書棚にも没後50年記念展など6冊の図録があります。従来の展覧会とはひと味違って、作品とともに料理や献立に関する著述資料も充実し、さらに京都の料亭の協力により現代の写真家が新しい視点でとらえた写真や映像を織り交ぜた構成となっていて、まさに「和食の天才」として美を味わう姿勢を貫いた魯山人の世界を探訪する展覧会です。

展示は4つの章から構成されています。まず「魯山人と古陶磁―古きに倣う」コーナーでは、魯山人が蒐集した中国・明時代や桃山・江戸時代の古陶に倣って制作した作品を通して、古陶磁から何を学び、また革新しようとしたのかを探っています。きらびやかな「雲錦鉢」(1941年頃、足立美術館蔵)や、渋い色合いで仕上げた「織部桶鉢」(1925−54年、世田谷美術館蔵)などが並んでいます。
 


展示室の一角に
鮨のカウンターを再現。
魯山人の器で
ヴァーチャル食事も

2章の「魯山人流もてなしの開花―自然に宿る美」では、日本の四季や自然をモチーフとする陶芸や絵画作品を通して、「美の源泉は自然であり、美味の源泉もまた自然にある」との魯山人のもてなしの拠りどころとした自然への眼差しを紹介しています。桃山風の「色絵金彩椿文鉢」(1955年、京都国立近代美術館蔵)や、モダンなデザインを施した「一閑塗日月椀」(1943年、個人蔵)が展示されています。
 
3章の「魯山人と和食―器を通して広がる世界」では、「器は料理の着物」という魯山人の言葉を体現し、今日に引き継がれている和食文化を魯山人の作品を通して検証しています。「織部俎板盤」(1949年、京都国立近代美術館蔵)は魯山人が強く惹かれていた織部の一作です。「糸巻平向」(1945年頃、足立美術館蔵)は糸巻の様子が表され遊び心のある作品です。

最後の章「料亭にみる魯山人の美―現代に受け継がれた魯山人のプロデュース精神」のコーナーは、新しい映像技術を駆使したコーナーです。魯山人が理想とした料理をめぐる美の世界が現代にどのように継承されているかを、現代の写真家の視点でとらえた料亭の写真・映像や、食事を疑似体験できるインスタレーション展示もあり、楽しめます。

この展覧会を企画した京都国立近代美術館の松原龍一学芸課長は図録の最後に、「光悦、乾山、仁清らを愛し、古陶磁にも眼識を持ちこの世に美食と本物の器を求め続けた天才魯山人の生涯は、自らが言っていた『独歩』そのものであったのである」と締めくくっています。

舟越桂の変遷たどる彫刻30点を一堂に


「消えない水滴」
(1986年、兵庫県立美術館蔵)
以下3枚
(C)Funakoshi Katsura

「雪の上の影」
(2002年、
札幌芸術の森美術館蔵)

「月の降る森」
(2012年、
メナード美術館蔵)

最後に紹介する天才は、現在も活躍中の彫刻家、舟越桂(1951〜)です。盛岡市出身の舟越は父・保武も有名な彫刻家です。その作品は各地の美術館に収蔵、展示されているほか、ヴェネツィア・ビエンナーレなど国際的な現代美術展への出展でも知られています。また書籍の装幀などに作品が使用されており、名前を知らなくても多くの人々の目に触れています。現在、母校である東京造形大学において教鞭を執っています。

舟越の彫刻は、1980年代に大理石の玉眼を使った木彫半身像が特徴で、繊細な表情を捉え、静謐で瞑想的な雰囲気を湛えています。1990年代には、胴体を山に見立てたり、二つの頭を持ちながら胴体が一つといった異形の造形頻繁に作品に登場しています。さらに2003年に裸体像を手がけ、翌年からは顔に焦点を当てるとともに、ボディを彫刻芸術の核とする西洋的な表現を加味し、半人半獣、雌雄同体の「スフィンクス・シリーズ」を作品化します。
 
今回の展覧会では、1980年代から「スフィンクス・シリーズ」までの異形の流れを追って紹介しています。最新作を含む彫刻30点を3つの年代別(「1980年〜1993年」、「1996年〜2003年」「2003年〜現在」)に展示し、素描、版画も数十点も合わせて出品されていて、舟越が追究してきた造形の核心と、その魅力に迫っています。
 
3つの年代別作品画像を紹介します。独自のスタイルを貫きつつも、年代によって変遷する舟越彫刻の足跡が一目瞭然です。作品図録の中で、舟越が「見えない姿、新しい形」と題し、「人間の野性のことを思いライオンをイメージした顔の男性像を作った。これが、その後、男性器を思わせる、角を持った人物像を経てスフィンクスへつながって行ったのかもしれない。人間を見つづける存在としてのスフィンクスへ」との一文を寄せています。

 


 

しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

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・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
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第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
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定価:1,680円(税込)
発行:三五館
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定価:1,800円(税込)
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内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
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発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
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発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
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定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

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