続・展覧会も百花繚乱

2015年5月14日号

白鳥正夫

ゴールデンウイークも過ぎましたが、初夏のさわやかな季節です。京阪神の美術館では3−4月、一斉に新たな展覧会の開幕ラッシュが続きましたが、前回に続き、百花繚乱の展覧会の特徴を紹介します。

肉筆浮世絵−美の競艶〜浮世絵師が描いた江戸美人100選〜
 大阪市立美術館 4月14日(火)〜6月21日(日)


葛飾北斎
「美人愛猫図」
(1801〜18年)
以下2ヤゲオ財団
コレクション点
(C)WESTON COLLECTION

喜多川歌麿
「西王母図」
(1789〜1801)

日本初公開、里帰りの約130点

アメリカ・シカゴの日本美術収集家であるロジャー・ウェストン氏所蔵の肉筆浮世絵コレクションの中から、厳選された作品約130点による里帰り展で、日本初公開です。ウェストン氏は、銀行持ち株会社経営し金融分野で活躍する傍ら、30年にわたって浮世絵のほか印籠や根付、漆器など数千点におよぶ作品を所蔵しています。ことに情熱を傾け蒐集したのが肉筆浮世絵で、個人コレクションとしては世界有数の規模と質を誇るとのことです。


特設の陳列ケースが並ぶ
展示会場

今回の展覧会には菱川師宣、西川祐信、宮川長春、勝川春章、歌川豊国、葛飾北斎、祇園井特、河鍋暁斎ら50人を超す絵師たちによる多彩な作品を、「上方で展開した浮世の絵」「浮世絵確立、江戸での開花」「錦絵の完成から黄金時代」など7章にわたって、近世初期から明治に至る歴史的に系統立てて展示しています。

浮世絵といえば、写楽の役者絵はじめ歌麿の美人画、北斎や広重の風景画など版画を思い浮かべます。版画は相当数摺られており、私たちもしばしばお目にかかっております。これに比べ、肉筆浮世絵は絵師が絹や紙のキャンパスに直接描いたもので、いわゆる一点物です。かつて大名や豪商たちの注文を受け、版画以上に高価に取引されることから、浮世絵師たちが腕を競ったのが頷けます。それだけに精緻な表現が見てとれ、肉筆ならではの魅力にあふれています。

見どころは、立姿美人図など美人画のオンパレードで、あでやかな着物の文様や様々な髪型などが楽しめます。注目の作品としては、猫を抱く町屋の娘を取り上げた葛飾北斎の「美人愛猫図」(享和〜文化年間)や、喜多川歌麿が中国の伝説の仙女を描いた新発見の「西王母図」(寛政年間)も出展されています。

その一方で、「京・奈良名所図屏風」(無款、寛永〜正保年間)といった風俗画も出品されています。京都の「洛中洛外図」は定番で、先に京都文化博物館の「京を描く」展でも多数鑑賞しましたが、南都奈良と並べて描いた作例は珍しいといえます。また「江戸風俗図巻」(菱川師宣、元禄年間)は上野の花見や歌舞伎興行などで構成し、浮世絵師の祖とされる師宣の巧みな筆捌きが堪能できます。


有機EL照明(左)と
従来型(右)の違い

こうした肉筆浮世絵をより美しく見せるために、薄型の陳列ケースと高性能の照明を取り入れていることも特筆に価します。従来の陳列ケースは奥行きがありますが、今回の展示では作品まで約30センチのケースを特設し、透明度の優れた高透過アクリルを使っています。また一部作品の照明に、LEDに加え、より低発熱で紫外線を放射しない有機EL照明を採用しているのです。これだけの規模で最新技術を駆使した展示は初めてのことです。

●曽我蕭白「富士三保図屏風」と日本美術の愉悦
 春季特別展「バーネット・ニューマン 十字架の道行き」
 MIHO MUSEUM 3月14日(土)〜6月7日(日)

蕭白の富士山など日本美の約70点


初公開の曽我蕭白
「富士三保図屏風」
(江戸時代、MIHO MUSEUM)

浮世絵師たちが活躍した江戸時代の絵師に曽我蕭白(1730〜1781年)がいます。「奇想天外」「異端」などと評されながら、水墨画技法で伝統的な画題を描くも、奇抜で独自の表現作品を次々と発表しました。その蕭白の代表作ともいえる「富士三保図屏風」が初公開されています。六曲一双の左隻に裾野が長く延びた富士山が描かれ、右隻には海をまたいで虹がかかる壮大な構図です。実際の風景とは異にするまさに「奇想」の画家の面目躍如の作品です。
 
さらに仙崖義梵の「富士駕籠舁図」や円山応挙の「京名所図屏風」尾形光琳の「大黒天図」(いずれも江戸時代)などの絵画に加え、重要文化財「紫紙金字金光明最勝王経巻第二」(奈良時代)、乾山の「色絵和歌陶板」「松図茶碗」、野々村仁清の「色絵金銀彩花菱蓮弁文茶碗」など名品が出品されています。このほか神像や古陶磁、漆器などを含め約70点が展示されていますが14点が初めての出品とのことです。

ニューマンの「十字架の道行き」アジア圏初展示


バーネット・ニューマン
「十字架の道行き」
(部分1958〜66年、
ワシントン・ナショナル・
ギャラリー)

同じMIHO MUSEUMで開催されているのが、20世紀を代表する画家の一人、バーネット・ニューマン(1905-70)の代表作「十字架の道行き」の特別展です。8年の歳月をかけて描きあげた後期の連作14点と「存在せよ II」を合わせての一挙公開で、アジア圏で初めてといいます。所蔵するワシントン・ナショナル・ギャラリーとMIHO MUSEUMの設計がともに世界的な建築家I.M.ペイの手によるという繋がりから、この企画が実現の運びとなったものです。

ニューマンといえば、ジャクソン・ポロック、マーク・ロスコらとともにアメリカ抽象表現主義の中心的存在として並び称されています。芸術の本質を、表面の技工にではなく、その内なるものに求め、崇高な芸術をめざし、真正面から挑み続けたアーティストして注目を浴びました。

「十字架の道行き」とは、本来ならイエス・キリストの受難を、死の宣告や磔刑など14の場面で表すキリスト教芸術の伝統的な主題ですが、連作は縦2メートル、横1・5メートルのキャンバスに色彩も表現も抑制された作品です。副題に十字架上のキリストが叫んだ「レマ・サバクタニ(なぜ我を見捨て給う)」という言葉が付けられています。ニューマンはこの言葉が、時代や宗教、人種も越えた根源的な問いへのメッセージだと述べています。

●現代美術のハードコアはじつは世界の宝である展 
 ヤゲオ財団コレクションより
 京都国立近代美術館 3月31日(火)〜5月31日(日)

美術のアーティスト40人の約70点


蔡國強「葉公好龍」
(2003年、
ヤゲオ財団コレクション)

ニューマンの「Onement Vi」(1953年)が2013年の世界最古の美術品オークションハウス・サザビーズで、最高額の4380万ドル(当時44億円)で落札され話題になりましたが、ヤゲオ財団コレクションは、台湾資本の世界的電子機器メーカー、ヤゲオ・コーポレーションの会長、ピエール・チェン氏が四半世紀にわたり、巨額を投じて収集した現代美術コレクションを紹介するものです。
 
この風変わりなタイトルについて、展覧会チラシに、美術史的と同時に市場価格的に「世界の宝」であると謳っています。マーク・ロスコをはじめフランシス・ベーコン、ザオ・ウーキー、アンディ・ウォーホル、ゲルハルト・リヒター、杉本博司、蔡國強らに加え台湾のサンユウ(常玉)ら現代美術界を代表する40人のアーティストの大作を中心に約70点展示しています。
 
展覧会では、「ミューズ」「崇高」「記憶」「新しい美」など10のキーワードに分けて独創的で多様な表現世界を構成。チラシになっているマーク・クインの「ミニチュアのヴィーナス」(2008年)は、金箔で覆われた女神像で、スーパー・モデルのケイト・モスがヨガのポーズをとった姿をモチーフにしています。アンディ・ウォーホルが亡くなる前年に描いた「自画像」(1966−67年)、初公開のゲルハルト・リヒターの「叔母マリアンネ」(1965年)といった有名な作品が一堂にそろっています。


杉本博司
「最後の晩餐」
(1999年)

このサイトの2008年12月10日号でヒロシマ賞でも取り上げています蔡國強は、過去のプロジェクトで私も企画のお手伝いをした思い出があります。今回は「葉公好龍」(2003年)と題された、火薬の爆発の痕跡が龍の姿に見える作品が出ています。京都市立美術館で開催の「PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015」でもメイン作家として参画していました。

日本のアーティイスとしては、杉本博司の「最後の晩餐」(1999年)の大作はじめ、海景シリーズの「ティレニア海、コンカ」(1994年)、「イオニア海、サンタ・チェザーレア」(1990年)の3作品も印象に残りました

●堀文子【一所不住・旅】展 
 兵庫県立美術館  4月18日(土)〜6月7日(日)
 
80年におよぶ画業を回顧し約130点


堀文子「山の思い出」(1955年)

世界や時代を舞台にする現代美術家の一方、世界を旅し、96歳を超えた現在も創作を続ける日本画家に堀文子がいます。自身の言葉である「一所不住・旅」をテーマとし、飽くなき好奇心と探求心で歩んできた80年におよぶ画業を回顧する展覧会です。初期から昨年に描いた新作まで約130点を展示し、その芸術と人間像に迫っています。

堀は1918年、東京に生まれ、女子美術専門学校(現女子美術大学)師範科日本画部を卒業。絵描きとして自立を求め、在学中に新美術人協会展に初入選を果たし、新しい日本画の道を探り、受賞を重ねました。権威におもねらない姿勢を貫き、美術に自由を求めます。


堀文子
「白山吹と雑草」
(2014年)

1961年から63年にかけ世界放浪の旅へ出ます。67年に都会を離れ神奈川県大磯に転居。74年には創画会の結成に参画します。81年に軽井沢へ、87年にはイタリアのアレッツォ郊外にアトリエを構えます。95年にアマゾン川、マヤ遺跡・インカ遺跡へスケッチ旅行。99年に創画会を退会します。さらに2000年、82歳の時に幻の高山植物ブルーポピーを求め、ヒマラヤ山脈の高地を走破します。30回以上といわれる引越しなど、「一所不住・旅」を実践してきました。

01年に病に倒れて以降、長期間の取材旅行に出かけられなくなったことから微生物や昆虫に着目し、海中に生きる命をモチーフとする作品を発表。これらの作品は画文集や個展で発表します。また自然の中に存在する命や花鳥をモチーフとする作品を多く制作し「花の画家」と呼ばれてもいます。専門の日本画の他、装幀、随筆、絵本など多くの分野を手がけています。月刊誌『サライ』に「命といふもの」を連載して、作品も文章も味わい深く愛読したものでした。

展覧会は「旅のはじまり」「ヨーロッパ、メキシコ」「大磯」「軽井沢」「トスカーナ」「心の赴くままに―」「眼の歓び―愛しきものたち」「さまざまな仕事―絵本原画、挿絵、スケッチなど」に章立てされています。個別作品についてはあれこれ注釈するより、会場でじっくり「堀ワールド」に身を置いてみるのが一番です。

●「超絶刺繍U−神に捧げるわざ、人に捧げるわざ−」 
 神戸ファッション美術館
 4月18日(土)〜6月28日(日)

精緻で荘厳な刺繍、長刀鉾の懸装品も


祇園祭山鉾懸装品
長刀鉾
(公益財団法人長刀鉾保存会)

最後に紹介するのが、「タイトルに偽りなし」の超絶的な技巧による精緻で荘厳な刺繍世界です。2009年に開催された「超絶刺繍−ヨーロッパ・インド・日本のわざ−」に次いでパート2になります。18世紀以降、ヨーロッパの宮廷やオートクチュールの衣装やドレスだけでなく、今回の目玉は、日本の代表的な祭りである京都祇園祭の長刀鉾を飾る豪華な懸装品と、長崎くんちに施された繊細な長崎刺繍にスポットを当て、その美術的なすばらしさや匠のわざを間近に鑑賞できます

刺繍は布地に針を刺し、糸を縫いつけて様々な文様を描く技法です。古今東西から多くの民族が美しい刺繍を生みだしてきました。 展覧会場には、18世紀ロココ時代のヨーロッパ宮廷で着用された男性衣装の絢爛豪華な刺繍から、ナポレオン時代の金銀煌めくドレス、20世紀初頭よりパリを彩った女性憧れのオートクチュールのドレスの刺繍まで、精緻で超絶的な刺繍の数々が展示されています。


長崎刺繍「えび」
(嘉勢照太、1820年)

とりわけ長刀鉾の胴部の四方を囲む懸装品は、絹糸や金糸を用い多様な技法で制作されています。前面が1988年に左・右・後面が2007−09年に新調され、展示終了後の祇園祭で使用されるオリジナル品です。長崎刺繍の方は、かながしら、ふぐ、えびなどの飾り、傘鉾垂「魚づくし」、本篭町傘鉾垂などが展示されていますが、こちらは万屋通り町会や長崎歴史文化博物館の所蔵品です。
             ×       ×
展覧会の舞台裏では、美術館や企画会社、メディアなどの担当者が展示プランを立て、所蔵先に借用依頼をし、会場に陳列するまでに苦労がつきものです。「超絶刺繍」展でも、そうした努力で開幕にこぎつけた時の喜びは想像できます。前回と2回に分けて開幕ラッシュの多彩な展覧会を紹介しましたが、展覧会を仕立てる立場と鑑賞する立場では事情が違いますが、その醍醐味は尽きません。

 


 

しらとり まさお
文化ジャーナリスト、民族藝術学会会員、関西ジャーナリズム研究会会員、朝日新聞社元企画委員
1944年、新居浜市生まれ。中央大学法学部卒業後、1970年に朝日新聞社入社。広島・和歌山両支局で記者、大阪本社整理部員。鳥取・金沢両支局長から本社企画部次長に転じ、1996年から2004年まで企画委員を努める。この間、戦後50年企画、朝日新聞創刊120周年記念プロジェクト「シルクロード 三蔵法師の道」などに携わる。

新刊
「シルクロードを界遺産に」と、提唱したのは故平山郁夫さんだ。シルクロードの作品を数多く遺し、ユネスコ親善大使として文化財保存活動に邁進した。

社長業を投げ捨て僧侶になった小島康誉さんは、新疆ウイグル自治区の遺跡の修復や調査支援を30年も続けている。

シベリアに抑留された体験を持つ加藤九祚さんは90歳を超えて、仏教遺跡の発掘ロマンを持続する。

玄奘の意志に導かれアフガン往還半世紀になる前田耕作さんは、悲劇のバーミヤンの再生に情熱を燃やす。
シルクロードの現代日本人列伝
―彼らはなぜ、文化財保護に懸けるのか?

世界文化遺産登録記念出版
発売日:2014年10月25日
定価:1,620円(税込)
発行:三五館
「反戦」と「老い」と「性」を描いた新藤監督への鎮魂のオマージュ

第一章 戦争を許さず人間愛の映画魂
第二章 「太陽はのぼるか」の全文公開
第三章 生きているかぎり生きぬきたい

人生の「夢」を持ち続け、100歳の生涯を貫いた新藤監督。その「夢」に交差した著者に、50作目の新藤監督の「夢」が遺された。幻の創作ノートは、朝日新聞社時代に映画製作を企画した際に新藤監督から託された。一周忌を機に、全文を公開し、亡き監督を追悼し、その「夢」を伝える。
新藤兼人、未完映画の精神 幻の創作ノート
「太陽はのぼるか」

発売日:2013年5月29日
定価:1,575円(税込)
発行:三五館
第一章 アートを支え伝える
第二章 多種多彩、百花繚乱の展覧会
第三章 アーティストの精神と挑戦
第四章 アーティストの精神と挑戦
第五章 味わい深い日本の作家
第六章 展覧会、新たな潮流
第七章 「美」と世界遺産を巡る旅
第八章 美術館の役割とアートの展開

新聞社の企画事業に長年かかわり、その後も文化ジャ−ナリスとして追跡する筆者が、美術館や展覧会の現況や課題、作家の精神や鑑賞のあり方、さらに世界の美術紀行まで幅広く報告する
展覧会が10倍楽しくなる!
アート鑑賞の玉手箱

発売日:2013年4月10日
定価:2,415円(税込)
発行:梧桐書院
・国家破綻危機のギリシャから
・「絆」によって蘇ったベトナム絹絵 ・平山郁夫が提唱した文化財赤十字構想
・中山恭子提言「文化のプラットホーム」
・岩城宏之が創った「おらが街のオケ」
・立松和平の遺志,知床に根づく共生の心
・別子銅山の産業遺産活かしまちづくり

「文化とは生き方や生き様そのものだ」と 説く著者が、平山郁夫、中山恭子氏らの文 化活動から、金沢の一市民によるベトナム 絹絵修復プロジェクトまで、有名無名を問 わず文化の担い手たちの現場に肉薄、その ドラマを活写。文化の現場レポートから、 3.11以降の「文化」の意味合いを考える。
ベトナム絹絵を蘇らせた日本人
「文化」を紡ぎ、伝える物語

発売日:2012年5月5日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
序 章 国境を超えて心の「家族」がいる
第一章 各界識者と「共生」を語る
第二章 変容する共産・社会主義
     世界の「共生」
第三章 ミニコミ誌『トンボの眼』から
    広がる「共生」の輪

私たちは誰しも一人では生きていけな
いことをわかっていながら、家族や地域、国家 や国際社会のことに目を向けなくなっている。「人のきずなの大切さと、未来への視点」自らの体験を通じた提言としてまとめた。これからの生き方を考える何がしかのヒントになればと願う。
無常のわかる年代の、あなたへ
発売日:2008年3月17日
定価:1,680円(税込)
発行:三五館
アートの舞台裏へ
発売日:2007年11月1日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:アートの世界を長年、内と外から見てきた体験を織り交ぜ、その時折の話題を追った現場からの報告。これから長い老後を迎える団塊の世代への参考書に、若い世代にも鑑賞のあり方についての入門書になればと思う。
アートへの招待状
発売日:2005年12月20日
定価:1,800円(税込)
発行:梧桐書院
内容:本書を通じて白鳥さんが強調するのは「美術を主体的に受け止める」という、鑑賞者の役割の重要性である。なぜなら「どんな対象に興味を感じ、豊かな時を過ごすかは、見る者自身の心の問題だ」からである。
(木村重信さんの序文より)
「大人の旅」心得帖
発売日:2004年12月1日
定価:本体1,300円+税
発行:三五館
内容:「智が満ち、歓びの原動力となるそんな旅を考えませんか。」
高齢化社会のいま、生涯をかけてそれぞれの「旅」を探してほしい。世界各地の体験談に、中西進先生が序文を寄せている。
「文化」は生きる「力」だ!
発売日:2003年11月19日
定価:本体1400円+税
発行:三五館
内容:50歳を前にして企画マンを命じられた新聞人が、10年間で体感し発見した、本当の「文化」のかたちを探る。平山郁夫画伯らの文化財保存活動など幅広い「文化」のテーマを綴る。
夢をつむぐ人々
発売日:2002年7月5日
定価:本体1,500円+税
発行:東方出版
内容:新藤兼人、中野美代子、平山郁夫など、筆者が仕事を通じて出会った「よき人」たちの生き方、エピソードから、ともにつむいだ夢を振り返るエッセイ集。
夢追いびとのための不安と決断
発売日:2006年4月24日
定価:1,400円+税
発行:三五館
内容:「本書には、日本列島の各地でくり広げられている地道な地域再興の物語が、実地踏査にもとづいて報告されている」と山折哲雄先生が序文を寄せている。
   

◆本の購入に関するお問い合わせ先
三五館(03−3226−0035) http://www.sangokan.com/
東方出版(06−6257−3921)http://www.tohoshuppan.co.jp/
「ぶんかなびで知った」といえば送料無料に!!
 

 

もどる